続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和匠喜酒 かもん」【宮原】

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◆「和匠喜酒 かもん」【宮原】

 …昨晩。
  気が違いそうな暑さの中、新調した背広のズボンは汗でベトベトに成り、
  タオルも既に、汗を吸う気力も無くした様で、只の塩っぱい布切れに成っている…。
  下永谷で仕事を終え、横浜市営地下鉄湘南新宿ラインに揺られて、宮原駅へと辿り着く。
  もう、襤褸雑巾の様に襤褸襤褸、ヨレヨレ、クタクタだ。
  此の暑さの暑気払い、今週の打ち上げの会場は、又しても此方…。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …店に入ると、僕の端っこの指定席が空いている程に一階は空いている。
  二階は宴会が入っている様だが、指定席が空いてさえいれば良い。
  丁度、僕の麦酒を注いでいる最中にタンクが空に成った様で、其の交換の間、待たされる。
  此の期に及んで、焦らしプレイは酷だ…。
  然し、樽交換後の麦酒は、何時もよりも冷えている気がして格別。
  此の地獄の様な暑さの中、頑張って労働した甲斐が有ると言うものだ。
  何時もよりも麦酒の減りが早い…。

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 ◎「えぼ鯛造り」一一〇〇円
 …卓上に何時もの御薦めメニューが無く、何を薦めているのか分からず、途方に暮れる。
  するとマスターが、疣鯛が有ると言い、其れを言われるが儘、薦められてみる。
  此方では疣鯛は通常は炙って出すのだが、炙らずに食べてみるかと口車に乗せられ、
  内心、本当は炙る手間が面倒臭いから生で出すのかと勘繰ってみる…。
  出て来たのは、小振りな疣鯛だが、一匹丸々を捌いた物で、見るからに旨そう。
  綺麗な白身で、真鯛の様に少し透き通っているのかと思ったが、伊佐木の様にも見える。
  実際に頂いてみると、脂が予想外に載っており、トロッとして旨い。
  此れは伊佐木級の旨さだ。
  味わい深く、旨味が有り、シコっと言う食感も良い。
  白身の旨さが堪能出来る。

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 ◎「みそ漬け鴨ロース」六八〇円
 …次は毎度の此れを発注するが、マスターから、何時ものって言えば分かるよと突っ込まれ、
  其れだけ、如何に僕が御執心なのかが御分かり頂けよう…。
  言わずもがなだが、鴨のロース肉を味噌漬けにした物で、
  此の味噌が何とも言えない風味と甘味を醸し出しており、
  特に脂身の部位は最高で、チーズにも似たまったりとした深いコクが愉しめる。
  個人的に此れを仕入れて、此れだけを摘みに一晩中呑みたい程。

 此の日は麦酒四杯で早々に自力で歩いて帰宅し、午前様に成らずに珍しく就寝…。