続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「食べ酔い屋 茅ヶ崎 DEИ」【茅ヶ崎】

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
◆「食べ酔い屋 茅ヶ崎 DEИ」【茅ヶ崎


 ◎「ざるの小猿と小豚のセット」一〇五〇円

 …此処数日は何とか落ち着いて晩も睡眠が取れているが、暑いのには変わりない。
  当然、夜中に何度も目が覚め、時間を確認するでもなく、再び浅い眠りに落ちる。
  朝起きれば、毎朝辛く、全く寝た様な気分に成れずに床から這い出し、
  寝惚け眼で髭を当たり、頭髪を整え、身支度を整え、灼熱の屋外に飛び出して行く…。
  今日は上役との同行で、朝一で久し振りに大船へと出掛ける。
  一〇時とも成れば既に陽射しは南中高度に達したかの勢いで強く照り付け、
  燻製の気分が何と無く分かる様で、げんなりとする…。
  其れでも仕事と成れば没頭し、すべき事を着々と終わらせ、此の後、急遽、茅ヶ崎に行く事に成り、
  十二時半には何とか終了させ、東海道線に乗車して茅ヶ崎へ海水浴、否、仕事に向かう…。
  茅ヶ崎での仕事に突入する前に、先ずは腹拵えをせねば力が入らない。
  上役御薦めの印度料理屋に出掛けると、空調設備が故障中との事で、
  此の暑さの中、刺激の強いカレーを食べるのは拷問以外の何物でもないので回避。
  僕の希望を聞いて貰い、前回、六月十五日に初めて入った此方を訪れる。
  夜は居酒屋で、昼間は豚丼や饂飩、蕎麦を出している店で、前回、味は然る事乍ら、
  其の量にも圧倒され、腕白中年は大満足で、まさかこうして再訪出来るとは、感慨も一入だ。
  奥のテーブル席に着き、先ずは水を浴びる様に飲み、身体を冷まさねば成らない。
  漸く其れから、頂く物を選択する気分に成れる。
  前回は「豚丼」を頂いたが、同様に此方の御薦めらしき「大麦麺」、「もち麦うどん」と言うのが有り、
  泣く泣く諦めた記憶が有るので、今回は贅沢にも、豚丼と此の麺類が付いたメニューを発注。
  其の名も「ざるの小猿と小豚のセット」と言い、小さい豚丼と、小さい麺類が付くと言う。
  麺類は上記の通り、「大麦麺」と「もち麦うどん」が選択出来ると言うので、「もち麦うどん」で。
  先に出て来た生野菜を、面倒臭そうにとっとと先に遣っ付け、吸い物を啜っていると、
  前回の物より一回り小さ目の丼で豚丼が運ばれて来る。
  タレを付けて焼かれた豚肉が横たわり、一緒にレタス、キャベツ、小赤茄子が載っている。
  正直、野菜は求めていないので、入っていなくて良し。
  卓上に置かれた業務用の巨大なマヨネーズを取り、モリモリと大便を捻り出す様に丼に添える。
  此れ又、先に余分な野菜を遣っ付け、後から心置き無く豚肉と向き合う。
  豚肉は炭火焼きの香ばしさが有り、照りと言い、艶と言い、素晴らしい。
  齧り付くと、ガシッと歯に伝わる食感は力強さが感じられる。
  しっかりとした噛み応えで、かと言って肉質が硬い訳ではない。
  肉の密度が高いと言うか、ギュッと引き締まり、弾力が有る。
  表面はカリッとした軽い歯触りで、脂身の香ばしさが良い。
  マヨネーズのコッテリとした味わいも絡まり、濃厚さは満点。
  御飯の量も、小さめの丼とは思えない程の量で、此れだけで満腹に成りそう…。
  そうそう、「もち麦うどん」が有るのだ。
  つけ汁は真っ黒で、普通の蕎麦つゆに胡麻油と辣油を垂らした感じでややピリ辛
  饂飩と聞いていたので、もっと太いのかと想像したが、蕎麦より気持ち太い程度。
  そして、食感はモチモチ感が強いと言う女性従業員の触れ込みだが、然程でも無い印象。
  まあ、蕎麦よりはモッチリとした印象だが、此の太さでは弾力は出まい。
  然し、腹は十分過ぎる程に膨れ、午後からの激務に耐えられる栄養補給だ…。
  
DEN [ 居酒屋 ] - Yahoo!グルメ



住所: 神奈川県茅ヶ崎市元町4-7
営業時間、定休日:
最寄り駅: 茅ケ崎
Yahoo!グルメでこの店舗のクチコミを見る

※2010年8月4日時点の情報です。
ID:0007719927


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/taakun_latitude88north/20010101/20010101000000.gif