http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
◆「手打うどん 延喜」【南与野】
「手打うどん 延喜」【南与野】
◎「肉つゆうどん」六〇〇円＋「ミニ豚バラエッグ丼」三五〇円
…昨晩は、高等学校時分の悪友が此の度、結婚すると言い、其の御悔やみと言うか、
出征を見送ると言うか、早い話、棺桶に片足を突っ込む事に対する壮行会も兼ね、
酒を呑み、結局、午前二時半に帰って、寝床で失神する…。
今朝は比較的ゆっくり目だったから良いものの、又しても、ＪＲさんの御乱心。
川越線南古谷駅と川越駅間で車輌故障が有ったらしく、大宮駅と南古谷駅で折り返し運転とな。
電車が遅れずに定刻通りに走行した例が殆ど無い…。
其れでも何とか、予定時間内に浦和へ辿り着き、事無きを得る。
其れにしても、前の晩に深酒した次の日の朝は、途轍も無い空腹感に見舞われる。
尤も、昨晩は「和匠喜酒 かもん」で鮟鱇肝を摘んだだけで、他に何も食べていない。
胃袋が圧迫される様な空腹感に苛まれつつ、矢鱈と暑い中で汗を噴き出し乍ら、
年末らしく、煩雑な仕事に追われ、ふらふらする様な、ボーっとする様な感じで仕事を熟す。
十三時に成り、腹の虫を鎮めるべく、漸く、昼御飯に有り付く。
目星は付けてあり、前回、「三匹の子ぶた」で昼御飯を摂って失敗した後、
何気無く歩いていた際に見付けた、小ぢんまりとした木の造りの饂飩屋。
木の外壁にメニューの写真が貼付されており、主力メニューの饂飩も然る事乍ら、
「豚バラエッグ丼」と言うのに異様に惹かれ、此れを頂く事だけを夢に見て来た…。
外装の工事をしている様で、トンテンカンと玄能を叩く音がする脇を擦り抜け店内へ。
先客が帰ったばかりの様で、店内には誰も居らず、カウンター席に腰掛ける。
メニューを眺め、件の「豚バラエッグ丼」を探す。
すると、壁に貼り出されたメニューに、饂飩に三五〇円を足すと小さ目の丼が付けられると言う。
勿論、「豚バラエッグ丼」も対象だ。
即ち、此方の主力である饂飩も啜れつつ、念願の「豚バラエッグ丼」も頂けると言う寸法だ。
恐れ入谷の鬼子母神、願ったり叶ったりだわぃ。
と言う訳で、武蔵野饂飩と来れば、肉汁饂飩が定番なので、饂飩は「肉つゆ」と言うのを御願いする。
待っている間、店内を見廻していると、カツ丼の評判が良い様で、次は此れにしようと決定してみる…。
一〇分程で、盆に載せられた饂飩と丼が運ばれて来る。
極度に腹を空かせた腕白中年には持って来いの魅惑的な取り合わせだ。
先ずは、饂飩から啜ってみるとしよう。
饂飩への拘りとして、群馬県産小麦を胚芽が付いた儘挽いた粉、香川県産小麦粉「讃岐の夢二〇〇〇」、
濠太剌利産小麦粉の三種類を季節により独自にブレンドした小麦粉を使用し、
胚芽の栄養と小麦の風味を活かした麺作りをしていると記されている。
実際に啜ってみると、表面はややザラッとした感じで、武蔵野饂飩の良さが出ている。
そして、モッチリとして弾力が有り、腰も適度に効いている。
「元祖田舎っぺ」程の極太の力強さが漲る感じではないが、食感、喉越しが良く旨い。
つけ汁は豚バラ肉、油揚げ、葱がふんだんに入って具沢山。
つゆは甘辛く、正統派の肉汁饂飩と言った趣きで良い。
具の量の割りには饂飩が少ないので、僕の場合、具だけ余ってしまうのが難点…。
さて、続いては期待が膨らむ「豚バラエッグ丼」に取り掛かろう。
一緒に醤油が付いて来たので、目玉焼き目掛けて一振りしてみる。
豚バラ肉は塩と胡椒で味付けして有り、黒胡椒の粒が目立ち、爽やかな辛味が感じられる。
そして、脂身のプルプルした感じが良く、甘味も有り、塩味と良く合う。
更に嬉しい事に、白くて良く分からなかったが、マヨネーズが一緒に盛られているではないか。
ちゃんと分かっているな…。
マヨネーズを豚肉に塗しつつ頂けば、コッテリ感が増し、円やかな味へと変化する。
目玉焼きは素晴らしい迄の半熟で、何時もならば黄身は最後に残して一気に頬張るのだが、
何を血迷ったか、途中で割ってしまい、惜しい事をする…。
まあ、黄身の濃厚な味わいが豚バラ肉と絡み合い、此れは此れで頗る旨いのだが。
饂飩のつけ汁も全て飲み干し、次に来た時に頂く物に目移りし乍ら、午後の業務へと戻る…。
出征を見送ると言うか、早い話、棺桶に片足を突っ込む事に対する壮行会も兼ね、
酒を呑み、結局、午前二時半に帰って、寝床で失神する…。
今朝は比較的ゆっくり目だったから良いものの、又しても、ＪＲさんの御乱心。
川越線南古谷駅と川越駅間で車輌故障が有ったらしく、大宮駅と南古谷駅で折り返し運転とな。
電車が遅れずに定刻通りに走行した例が殆ど無い…。
其れでも何とか、予定時間内に浦和へ辿り着き、事無きを得る。
其れにしても、前の晩に深酒した次の日の朝は、途轍も無い空腹感に見舞われる。
尤も、昨晩は「和匠喜酒 かもん」で鮟鱇肝を摘んだだけで、他に何も食べていない。
胃袋が圧迫される様な空腹感に苛まれつつ、矢鱈と暑い中で汗を噴き出し乍ら、
年末らしく、煩雑な仕事に追われ、ふらふらする様な、ボーっとする様な感じで仕事を熟す。
十三時に成り、腹の虫を鎮めるべく、漸く、昼御飯に有り付く。
目星は付けてあり、前回、「三匹の子ぶた」で昼御飯を摂って失敗した後、
何気無く歩いていた際に見付けた、小ぢんまりとした木の造りの饂飩屋。
木の外壁にメニューの写真が貼付されており、主力メニューの饂飩も然る事乍ら、
「豚バラエッグ丼」と言うのに異様に惹かれ、此れを頂く事だけを夢に見て来た…。
外装の工事をしている様で、トンテンカンと玄能を叩く音がする脇を擦り抜け店内へ。
先客が帰ったばかりの様で、店内には誰も居らず、カウンター席に腰掛ける。
メニューを眺め、件の「豚バラエッグ丼」を探す。
すると、壁に貼り出されたメニューに、饂飩に三五〇円を足すと小さ目の丼が付けられると言う。
勿論、「豚バラエッグ丼」も対象だ。
即ち、此方の主力である饂飩も啜れつつ、念願の「豚バラエッグ丼」も頂けると言う寸法だ。
恐れ入谷の鬼子母神、願ったり叶ったりだわぃ。
と言う訳で、武蔵野饂飩と来れば、肉汁饂飩が定番なので、饂飩は「肉つゆ」と言うのを御願いする。
待っている間、店内を見廻していると、カツ丼の評判が良い様で、次は此れにしようと決定してみる…。
一〇分程で、盆に載せられた饂飩と丼が運ばれて来る。
極度に腹を空かせた腕白中年には持って来いの魅惑的な取り合わせだ。
先ずは、饂飩から啜ってみるとしよう。
饂飩への拘りとして、群馬県産小麦を胚芽が付いた儘挽いた粉、香川県産小麦粉「讃岐の夢二〇〇〇」、
濠太剌利産小麦粉の三種類を季節により独自にブレンドした小麦粉を使用し、
胚芽の栄養と小麦の風味を活かした麺作りをしていると記されている。
実際に啜ってみると、表面はややザラッとした感じで、武蔵野饂飩の良さが出ている。
そして、モッチリとして弾力が有り、腰も適度に効いている。
「元祖田舎っぺ」程の極太の力強さが漲る感じではないが、食感、喉越しが良く旨い。
つけ汁は豚バラ肉、油揚げ、葱がふんだんに入って具沢山。
つゆは甘辛く、正統派の肉汁饂飩と言った趣きで良い。
具の量の割りには饂飩が少ないので、僕の場合、具だけ余ってしまうのが難点…。
さて、続いては期待が膨らむ「豚バラエッグ丼」に取り掛かろう。
一緒に醤油が付いて来たので、目玉焼き目掛けて一振りしてみる。
豚バラ肉は塩と胡椒で味付けして有り、黒胡椒の粒が目立ち、爽やかな辛味が感じられる。
そして、脂身のプルプルした感じが良く、甘味も有り、塩味と良く合う。
更に嬉しい事に、白くて良く分からなかったが、マヨネーズが一緒に盛られているではないか。
ちゃんと分かっているな…。
マヨネーズを豚肉に塗しつつ頂けば、コッテリ感が増し、円やかな味へと変化する。
目玉焼きは素晴らしい迄の半熟で、何時もならば黄身は最後に残して一気に頬張るのだが、
何を血迷ったか、途中で割ってしまい、惜しい事をする…。
まあ、黄身の濃厚な味わいが豚バラ肉と絡み合い、此れは此れで頗る旨いのだが。
饂飩のつけ汁も全て飲み干し、次に来た時に頂く物に目移りし乍ら、午後の業務へと戻る…。
※2010年12月14日時点の情報です。
ID:0000320430
ID:0000320430
