続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「手打うどん 延喜」【南与野】

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◆「手打うどん 延喜」【南与野】


 ◎「在郷うどん」六五〇円+「ミニしょうが焼き丼」三五〇円

 …最近は何時もの通りの寝起きの悪さ、辛さなので、晩は早目に床に入る様にしている。
  とは言え、幾らそうしても、朝は兎に角、起きるのが辛く、険しい…。
  昔、布団のテレヴィヂョンの宣伝で、十分に寝足りたと言う布団を目指していると言うのが有ったが、
  寝足りるなんて、そんな事は有り得まい。
  許されるならば、目覚ましを気にせず、日がな一日、飽きる程に寝ていたい…。
  耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、身支度を整え、仕事と言う名の戦場へ行く。
  今日は今日で、昨日同様、年末を思わせる様な忙しさに卒倒しそうに成る。
  もう、発狂しそうに成るのをグッと堪えて、優先順位を付けて仕事に没頭する。
  猫の手も借りたい程の慌しさだが、十三時に昼御飯を摂る事にする。
  腹が減っては戦は出来ぬとばかりに、暫し休戦し、胃袋に栄養を詰め込む。
  此の辺りを訪れたならば、すっかり此方が贔屓。
  武蔵野饂飩と、魅惑的な丼に魅せられてしまっている。
  今回で三度目の訪問で、前回の一月二十六日以来、約一ヶ月振りと相成る。
  店に入り、カウンター席の間に挟まる様に腰掛け、何を頂こうかと思案する。
  とは言え、頂くものは疾うに決めている。
  前回頂いて非常に美味だった「在郷うどん」に、丼は「ミニしょうが焼き丼」。
  此方は饂飩も然る事乍ら、丼物が充実しており、初回は「豚バラエッグ丼」、
  前回は「かつ丼」と、他には「親子丼」、「天丼」も有り、全てを制覇したい…。
  そして、腹っ減らしの腕白中年の目の前に、盆に乗せられて饂飩と丼が遣って来る。
  チャッチャと平らげ、且つ、味わいつつ、直ぐに仕事に戻らねばならない。
  先ずは「在郷うどん」から取り掛かろう。
  此方の一押しと思しき「在郷うどん」は、饂飩の上に掻き揚げ、金平牛蒡、刻み海苔が乗る。
  つけ汁は豚肉が入り、宛ら、肉汁饂飩並みの豪華さだ。
  つけ汁に金平牛蒡、刻み海苔を投入し、器に蓋をするかの様に掻き揚げを移す。
  掻き揚げをつゆに沈め、つゆをたっぷりと吸わせる様にし乍ら、手繰った麺を潜らせる。
  饂飩は、群馬県産小麦を胚芽が付いた儘挽いた粉、香川県産小麦粉「讃岐の夢二〇〇〇」、
  濠太剌利産小麦粉の三種類を季節により独自にブレンドした小麦粉を使用し、
  胚芽の栄養と小麦の風味を活かした麺作りに拘っている様で、表面はざらつきが有り、
  モッチリとした弾力と、しっかりとした腰が効いており、武蔵野饂飩らしさが出ている。
  つけ汁はと言えば、甘辛さが存分に感じられ、饂飩のつけ汁はこうでないといけない。
  何でも、薄いと言うのは宜しくない。
  濃い口で、此れを吸った掻き揚げは何とも言えない旨さで、サクッとした食感も良いが、
  衣がビチャビチャ加減なのも堪らないものが有り、具が玉葱、南瓜、葱でも許せる。
  金平牛蒡はシャキシャキとした歯触りで、野菜嫌いの僕でも美味しく頂ける。
  「元祖 田舎っぺ」の様な極太の金平牛蒡も良いが、あっさり目の物も良いではないか。
  つけ汁は更に此処に豚肉が入っているのだから、参っちゃったよ、堪んないね…。
  さて、次は丼だ。
  満を持して発注した「しょうが焼き丼」は、作っている最中、厨房から生姜の良い風味が漂う。
  豚肉は無菌豚を使用している様で、肉質は弾力が有り、脂身も適度に有って旨い。
  勿論、生姜の効いた味付けも然る事乍らだ。
  玉葱がシャキシャキとしているのが特徴的で、実に良い。
  其れより何より嬉しいのが、ちゃんとマヨネーズが添えられている事。
  豚の生姜焼きが美味しくなる術を、此方は全て承知で、知り抜いている。
  生姜焼きにはマヨネーズは欠かせないのだよ。
  御蔭で、慌しい仕事の合間でも、すっかり食事を満喫してしまい、午後への英気を養える…。

手打うどん 延喜 [ 和食 ] - Yahoo!グルメ

住所: 埼玉県さいたま市桜区上大久保576-1
営業時間、定休日:
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※2011年2月22日時点の情報です。
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