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◆「節骨麺 たいぞう」【池袋】
「節骨麺 たいぞう」【池袋】
◎「チーズメガトン麺」八九〇円
…今週も残り二日。
此れを乗り切れば、夢の様な黄金週間が待っている。
毎度の如く、夜は頻尿と、花粉症に因る鼻詰まりで熟睡が出来ず、
一体、何時に成ったら平穏無事に睡眠出来る日が来るのだろうか…。
寝起きは勿論悪く、目が覚めても暫く抜け殻の様にボーっとして、動く事が出来ない。
と言うより、動きたくないし、動く気力も無い。
其れでも、少しでも長く睡眠時間を取ろうと、家を出る三〇分前に目覚ましを掛け、
一〇分から十五分、布団の中でモソモソしている為、身支度をとっとと終えねば成らない。
十五分で準備をし、慌しく家を出、今日は池袋へと向かう。
季節は真夏、駅迄歩いただけで汗をかき、朝から既に疲労する…。
朝から溜まった仕事を熟し、パーソナルコンピューターを弄っているだけで汗をかく。
パーソナルコンピューターはスポーツか…。
団扇片手に風を送り乍ら仕事をし、十三時前に、午後から都内を巡らねば成らず、
序に、昼御飯を摂りがてら外に出る。
鼻から椰子の木が生えそうな暑さで、暑気払いをしたい程。
麦酒を呑みたいのを堪え、仕方無く、ラーメンでも啜ろうか。
何時もの「麺処 花田」は濃厚な味噌味のつけ汁が熱そうで回避し、如何しようかと考える。
そうだ、四月十一日に訪れて、食券を購入した後に「二郎」系らしきメニューを発見し、
僕御馴染みの「後のフェスティヴァル」を開催してしまった此方へ行こう。
メニューを絵で描いた派手な外観に狼狽するが、二度目なので勝手は知っている。
扉を開けると、中から矢鱈と威勢の良い、半ば自棄糞の様な掛け声で出迎えられる。
先ずは券売機で、其の「チーズメガトン麺」と言うのを、数多いメニューの中から探さねば成らない。
そして、一日限定二〇食なので、残っていないと駄目なのだ。
運良く、売り切れの赤い灯りは灯っておらず、食券を購入し、促される儘、席に着く。
食券を手渡すと、「メガトン一丁！」と大声で叫ばれ、少しばかり恥ずかしい…。
上っ張りを脱ぎ、冷水を立て続けに呷り、火照った身体を冷やす。
只、歩いて来ただけなのに、瀧の様に汗が流れて来ると言うのは如何言う事か。
一〇分程が経過し、身体も幾らかは冷却機能が回復し、落ち着いた所で、メガトン登場。
確かに、真ん中だけ妙にこんもりとして、成型して野菜を盛った様な山の上には、
魚粉、削り節、そして粉チーズが大量に振り掛けられ、決して見栄えは宜しくない。
然し、僕は見栄えは気にしない。
料理は皿で喰わすとか言うのが分からず、茶色い物は大概美味しいと思っているので…。
先ずは、今にも丼から零れ出そうなプースーから啜る。
背脂が浮かび、一口掬って啜ると、「二郎」系の甘辛い味わいは翳を潜め、
ぼんやりしたと言うか、何処と無く、生姜の様な味を感じたのは僕が暑さで遣られてしまったからか…。
動物系が強く出ているでもなく、魚介系が強く出ているでもなく、味の輪郭が分かり辛い気がする。
其処に粉チーズが溶け出し、まったりとと言うか、コクが付加される。
もう少し、醤油ダレの味をはっきりとさせ、プースーの配合が変わると良いのだろう。
そして、卓上に置かれた生大蒜を、搾り器で潰して投入する。
こんもりと聳え立つ野菜は、本家の「ラーメン 二郎」よりもキャベツが多く、甘味が出ている。
普段、萌やしばかりに慣れてしまっているので、此のキャベツの量は新鮮だ。
其の野菜の上には魚粉が振り掛けられ、更には粉チーズ、花鰹が乗っている。
和の感じと、洋の感じが、喧嘩すると言う迄は行かないが、少々、チーズが強過ぎか。
麺は前回の「煮干しブラック」と同じ平打ち麺で、取り分け、そんなに太い訳でもない。
啜ると、ツルツルとボソボソの中間の様な喉越しで、「カネジン食品」製の様だ。
麺にも当然、蕩けた粉チーズが絡み付き、熱を帯び、猫舌で暑がりの僕には酷だ。
止め処無く、引っ切り無しに噴出して来る汗を拭うのと、冷水を飲むのが忙しく、
一向に此の暴力的な麺が減りやしない。
店内は冷房を入れたばかりらしく、然程涼しくなく、寧ろ暑い位。
節電は十二分に理解出来るが、僕は今夏、乗り切る自信を改めて喪失する…。
昔の様に、冷房を点けずに暑い位が丁度良いと言う御仁が居るが、
此の異常気象の折、昔の暑さより遥かに悪質に成って来ているのに、こちとら早くも夏バテだ。
暑さでラーメンの味が分からなく成って来たと言うか、如何でも良くなった…。
只、残さない様に丼を空にする事だけに集中し、大汗をかいて、何とか食べ切る。
嗚呼、もう暑いの嫌…。
節骨麺たいぞう池袋東口店 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
此れを乗り切れば、夢の様な黄金週間が待っている。
毎度の如く、夜は頻尿と、花粉症に因る鼻詰まりで熟睡が出来ず、
一体、何時に成ったら平穏無事に睡眠出来る日が来るのだろうか…。
寝起きは勿論悪く、目が覚めても暫く抜け殻の様にボーっとして、動く事が出来ない。
と言うより、動きたくないし、動く気力も無い。
其れでも、少しでも長く睡眠時間を取ろうと、家を出る三〇分前に目覚ましを掛け、
一〇分から十五分、布団の中でモソモソしている為、身支度をとっとと終えねば成らない。
十五分で準備をし、慌しく家を出、今日は池袋へと向かう。
季節は真夏、駅迄歩いただけで汗をかき、朝から既に疲労する…。
朝から溜まった仕事を熟し、パーソナルコンピューターを弄っているだけで汗をかく。
パーソナルコンピューターはスポーツか…。
団扇片手に風を送り乍ら仕事をし、十三時前に、午後から都内を巡らねば成らず、
序に、昼御飯を摂りがてら外に出る。
鼻から椰子の木が生えそうな暑さで、暑気払いをしたい程。
麦酒を呑みたいのを堪え、仕方無く、ラーメンでも啜ろうか。
何時もの「麺処 花田」は濃厚な味噌味のつけ汁が熱そうで回避し、如何しようかと考える。
そうだ、四月十一日に訪れて、食券を購入した後に「二郎」系らしきメニューを発見し、
僕御馴染みの「後のフェスティヴァル」を開催してしまった此方へ行こう。
メニューを絵で描いた派手な外観に狼狽するが、二度目なので勝手は知っている。
扉を開けると、中から矢鱈と威勢の良い、半ば自棄糞の様な掛け声で出迎えられる。
先ずは券売機で、其の「チーズメガトン麺」と言うのを、数多いメニューの中から探さねば成らない。
そして、一日限定二〇食なので、残っていないと駄目なのだ。
運良く、売り切れの赤い灯りは灯っておらず、食券を購入し、促される儘、席に着く。
食券を手渡すと、「メガトン一丁！」と大声で叫ばれ、少しばかり恥ずかしい…。
上っ張りを脱ぎ、冷水を立て続けに呷り、火照った身体を冷やす。
只、歩いて来ただけなのに、瀧の様に汗が流れて来ると言うのは如何言う事か。
一〇分程が経過し、身体も幾らかは冷却機能が回復し、落ち着いた所で、メガトン登場。
確かに、真ん中だけ妙にこんもりとして、成型して野菜を盛った様な山の上には、
魚粉、削り節、そして粉チーズが大量に振り掛けられ、決して見栄えは宜しくない。
然し、僕は見栄えは気にしない。
料理は皿で喰わすとか言うのが分からず、茶色い物は大概美味しいと思っているので…。
先ずは、今にも丼から零れ出そうなプースーから啜る。
背脂が浮かび、一口掬って啜ると、「二郎」系の甘辛い味わいは翳を潜め、
ぼんやりしたと言うか、何処と無く、生姜の様な味を感じたのは僕が暑さで遣られてしまったからか…。
動物系が強く出ているでもなく、魚介系が強く出ているでもなく、味の輪郭が分かり辛い気がする。
其処に粉チーズが溶け出し、まったりとと言うか、コクが付加される。
もう少し、醤油ダレの味をはっきりとさせ、プースーの配合が変わると良いのだろう。
そして、卓上に置かれた生大蒜を、搾り器で潰して投入する。
こんもりと聳え立つ野菜は、本家の「ラーメン 二郎」よりもキャベツが多く、甘味が出ている。
普段、萌やしばかりに慣れてしまっているので、此のキャベツの量は新鮮だ。
其の野菜の上には魚粉が振り掛けられ、更には粉チーズ、花鰹が乗っている。
和の感じと、洋の感じが、喧嘩すると言う迄は行かないが、少々、チーズが強過ぎか。
麺は前回の「煮干しブラック」と同じ平打ち麺で、取り分け、そんなに太い訳でもない。
啜ると、ツルツルとボソボソの中間の様な喉越しで、「カネジン食品」製の様だ。
麺にも当然、蕩けた粉チーズが絡み付き、熱を帯び、猫舌で暑がりの僕には酷だ。
止め処無く、引っ切り無しに噴出して来る汗を拭うのと、冷水を飲むのが忙しく、
一向に此の暴力的な麺が減りやしない。
店内は冷房を入れたばかりらしく、然程涼しくなく、寧ろ暑い位。
節電は十二分に理解出来るが、僕は今夏、乗り切る自信を改めて喪失する…。
昔の様に、冷房を点けずに暑い位が丁度良いと言う御仁が居るが、
此の異常気象の折、昔の暑さより遥かに悪質に成って来ているのに、こちとら早くも夏バテだ。
暑さでラーメンの味が分からなく成って来たと言うか、如何でも良くなった…。
只、残さない様に丼を空にする事だけに集中し、大汗をかいて、何とか食べ切る。
嗚呼、もう暑いの嫌…。
節骨麺たいぞう池袋東口店 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
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※2011年4月27日時点の情報です。
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