続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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 ◎「たっぷりチーズ ’on卵 つけてカルボニャーラ」八〇〇円

 …水曜日。
  今月は二週連続で三連休が有ると言うのが、何とも有難い。
  昨年迄だったら、此の白銀週間は反吐が出る程の忙しさと心的警告反応で、
  ぐったりとして休日出勤していたが、今年からは解放され、本当に嬉しい。
  とは言え、何の予定も無いので、殆ど寝て暮らすと思うが…。
  さて、話は遡って、真ん中もっこり水曜日。
  暑いんだか涼しいんだか分からないと言われている毎日だが、僕からしたら、
  二〇度を超えたら夏日なので、此の日も勿論、夏真っ盛り。
  こうも暑いので、ヅルッとつけ麺でも手繰りたくなる。
  毎月恒例の此方の月替わり限定麺は、つけ麺であると言う情報を事前に仕入れ、
  満を持して、月の半ばで訪問する。
  先月は八月一日の初っ端に勢い余って御邪魔したので…。
  一応、今年の限定メニューを振り返ってみようかね。
  一月は「鶏白湯の担々麺」、二月は「ピリりと辛い味噌らーめん ちょいみそ」、
  三月は「とりちゃんぽん。」、四月は「Lemon~あっさりあえSOBA
  ペペロンティーノ風~」、五月は「酸味と辛味のハーモニー 帰ってきた
    さんらーたん。」、六月「アゴつけ」、七月「鶏冷やしらーめん サラッと。」、
  先月は、お気に入りの「雲丹を使った冷たいあえ麺 雲丹あえ」。
  そして今月はと言うと「たっぷりチーズ ’on卵 つけてカルボニャーラ」とな。
  個人的に、ボラギノール、もとい、カルボナーラと言う代物は、
  乳臭い感じがして、片手で数える程しか頂いた事が無いが、ズーチーは好きだ。
  券売機で食券を購入し、木戸を開け、空席にすんなりヨッコイショーイチ。
  食券を手渡し、冷水を受け取り、一先ず、グイっと呷る。
  此方は相変わらず、女性客が多く、木っ端アベックも多い。
  隣では、ヤリサー所属と思しき女子大生風二人がうだうだ言っている。
  そんな取るに足らない話は兎も角、一〇分程でつけ麺の御出座しだ。
  おおっ、何だかロイシーだ。
  麺の上には温泉玉子が乗り、粉チーズが振り掛けられている。
  先ずは、温泉玉子は割らずに麺を手繰り、つけ汁に浸して啜る。
  鶏白湯に白テレレ、世に言う、ホワイトソースを合わせた物の様で、
  通常の鶏白湯の「つけめん」とは一線を画し、合法ハーブが入っているのか、
  洋風な感じが漂い、大量の刻み玉葱のショリショリした甘味も加勢する。
  此れに、麺に纏わり付いた粉チーズが溶け出せば、ゲッティー感覚だ。
  粘度は低目で、サラッとしている。
  麺は中細の緩やかな縮れの効いた麺で、「三河製麺」製か。
  プリッとした食感が心地好く、腰も効き、口内で躍る様。
  今度は、温泉玉子を割り、麺に絡めて頂いてみよう。
  然し、黄身の半熟度合いが硬めの所為か、全体に満遍無く絡まない為、
  部分的に黄身を纏った所を手繰り、つけ汁に浸して啜る。
  より一層、円やかさが増し、ボラギノールっぽいかと言われればそんな気がする。
  具に肉っ気は殆ど無く、つけ汁に沈んだ鶏挽き肉が入るのみ。
  八〇〇円ならば致し方無いかと納得し、最後はつけ汁をグイッと飲み干す。
  来月は何かと愉しみにし乍ら、汗だくで店を出る社会不適合者…。