…昨日。
一〇連休の三日目の此の日は、朝一で諸般の事情で越谷に行って帰った来た以外、
何もする事も無く、誰からも構って貰えず、家でジッと引き籠って過ごす。
脳味噌の皺が無くなり、ツルッツルに成りそうで、馬鹿に拍車が掛かりそうだ…。
「笑点」や「サザエさん」を観ても、憂鬱に成る事も無く、其の点では助かる。
十九時半に成り、毎週日曜日の御愉しみ、此方へ伺い、舌鼓を打とうではないか。
一〇連休の三日目の此の日は、朝一で諸般の事情で越谷に行って帰った来た以外、
何もする事も無く、誰からも構って貰えず、家でジッと引き籠って過ごす。
脳味噌の皺が無くなり、ツルッツルに成りそうで、馬鹿に拍車が掛かりそうだ…。
「笑点」や「サザエさん」を観ても、憂鬱に成る事も無く、其の点では助かる。
十九時半に成り、毎週日曜日の御愉しみ、此方へ伺い、舌鼓を打とうではないか。
◎「生ビール（中）」五八〇円
…店に入ると何時もの座敷席が埋まっているので、仕方無く、一番奥のカウンター席へ。
ヨッコイ、ショーイチと腰掛けると、自然に麦酒が遣って来る。
黄金週間に突入して三日目、毎日呑んでいる気がするが、まあ良かろう…。
翌日から、益々暇に成り、一体、どうやって過ごそうかと悩んでしまう。
そんな悩みを抱えつつ、麦酒をグイッと呷るが、麦酒は何時呑んでも旨い。
…店に入ると何時もの座敷席が埋まっているので、仕方無く、一番奥のカウンター席へ。
ヨッコイ、ショーイチと腰掛けると、自然に麦酒が遣って来る。
黄金週間に突入して三日目、毎日呑んでいる気がするが、まあ良かろう…。
翌日から、益々暇に成り、一体、どうやって過ごそうかと悩んでしまう。
そんな悩みを抱えつつ、麦酒をグイッと呷るが、麦酒は何時呑んでも旨い。
◎「鰯」一六〇円
…何時もならば麦酒の摘みに何かを頂くのだが、生憎、鮟鱇肝も白子も時期的に無い。
麦酒も半分を呑み終えたので、今回は行き成り寿司に取り掛かろう。
小鰭が無い様なので、思案した結果、青魚を頂こうと、鰯から発注する。
脂の載りは程好く、口当たりが柔らかく、ＤＨＡたっぷりなので、馬鹿な脳味噌も賢く成るだろうか…。
◎「鰺」二三〇円
…続いても光物の鰺を久し振りに頂こう。
昨年、鰺がトロの様な脂の載りを備え、豪い事に成っていると言う報道を受け、
実際に此方で頂いてみると、脂の載った鰺を堪能したのは今頃の季節だったろうか。
其れを期待して頂いてみると、プリっと言う感じよりは、トロンとした口当たりの旨さ。
◎「天然ワラサ」二三〇円
…〆鯖と一緒に発注し、先に出て来たのが天然物の若鰤。
此方で若鰤を頂くのは実に一ヶ月振りで、一月の金沢で寒鰤を頂いたのが遠い昔の様に感じられる。
鰤よりも小さい若鰤で、脂の載りは強過ぎず、旨味をじっくりと堪能すると言った趣き。
しっとりとした舌触りで、目を瞑って、其の味わいを噛み締める。
◎「〆さば」二三〇円
…何時もは大体二皿目に頂くが、今回は四番手での登場。
此方の〆鯖を食べ付けてしまうと、他の〆鯖は頂けなく成ってしまう。
赤味が残る程度に軽く〆られ、今回のは特に生の鯖の味が感じられる位の〆加減。
身が真っ白に成る位に〆られていちゃ、酸っぱくてパサパサだが、此方のは心配御無用。
◎「すみいか」三二〇円
…暦の上でも三連休中だが、墨烏賊が残っているとは幸運だ。
此の墨烏賊の旨さが気付かれていないのは有り難く、旨さを知っている人間で頂いてしまおう。
獲れ立てではなく、少し寝かせて出す此方の烏賊は、サックリとした歯触りで、簡単に噛み切れる。
コリッと言う食感も有り、噛むと深い甘味が口内を占拠し、悶絶しそうな旨さ。
◎「まぐろ」二三〇円
…烏賊の次は、矢張り寿司の華・鮪を頂いておきたい所。
冷凍物は使用せず、生鮪に拘るマスターの仕入れには一目置いている。
口に入れると、しっとりとした口当たりで瑞々しく、赤身のネットリとした感じ、
特有の仄かな酸味が有り、均整の取れた味わいで、生鮪を此の価格で頂けるのは稀有だ。
◎「ぼたんえび」二三〇円
…此処最近、牡丹海老が通常の三二〇円の所、二三〇円で提供されている。
貧乏性の浅ましさで、安いと成れば飛び付いてしまい、今回も恥を忍んで発注する。
宝石の様に光り輝き、口に放り込めばトローっとした口当たり。
ブリっと言う甲殻類特有の食感で、濃厚な味わい、プリン体の旨味が何とも言えない。
◎「すじ子」三二〇円
…名残惜しいが、そろそろ〆に取り掛かる時間のタイムが遣って来た様だ。
此方の筋子は、毎度記して申し訳無いが、鮭ではなく姫鱒の物。
其れでもしっかりとしたプチプチ感が有り、此の食感は堪らず、子供の頃から好きだ。
三歳位の姪も、正月にイクラを好んで食べていたが、今から贅沢すると、碌な大人に成らないだろう…。
◎「煮穴子」三二〇円
…此方に於いての〆は、一番人気の煮穴子である事は言う迄も無い。
途中、売り切れ間近だったのか、マスターが食べるかを訊いて呉れ、取り置きして呉れていた。
毎週欠かさず頂いていると、頂かないと調子が出ないと言うものだ。
ふっくら、ふんわりとして、口に入れた途端に蕩け、濃厚な煮ツメの余韻が何時迄も残る様だ…。
此の日は麦酒三杯、寿司九皿を平らげ、黄金週間三日目も大団円を迎え、早々に就寝…。
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※2011年5月2日時点の情報です。
ID:0000301944
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