続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「手打うどん 延喜」【南与野】

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◆「手打うどん 延喜」【南与野】

 ◎「本日のセット(梅おろしうどん、ミニ天丼)」八〇〇円

 …昨晩は仕事終わりに池袋で、同僚の方と呑んで帰り、すっかりヘベのレケ。
  酩酊状態で何とか其の日の内に帰宅し、何とか風呂に入り、風呂から上がり、
  頭髪も濡れた儘、バタンキュウで、夜中に目が覚め、頭髪を乾かして寝ると言う駄目さ加減。
  一体、幾つに成ったら此の駄目さは直るのだろうか。
  生粋の駄目人間の様な気がして、死んで灰に成ってもきっと駄目に違いない…。
  今朝は割かしゆっくり目で、目覚ましの鳴る時間の数時間前に目が覚めてしまい、
  御蔭で、寝起きが悪いと言う事も無く、今週最後の一日を迎える。
  身支度を整え、昨日迄の雨も止んでモワっと蒸し暑い中、浦和へ出掛ける。
  駅に着いたら、思わず背広の上っ張りを剥ぎ取る様な暑さで、汗は止まる気遣いは無い。
  当然、仕事中も汗は一向に止まらず、数時間ずっと出っ放し。
  然も、食生活が酷い所為か、汗が臭い…。
  迸る汗が檸檬ライムの香りがした一〇代、二〇代とは明らかに違うオイニー。
  毎日、「二郎」系ばかり食べている所為か、オイニーツイキーで自分が嫌に成る…。
  例え汗が臭かろうが、遣らなきゃ成らない仕事の量は変わらず、一生懸命に汗水垂らして労働する。
  十三時に成り、汗が臭いので昼御飯を摂る事にする。
  理由に成っていないが…。
  此方を訪れたら、行く先は決まっている。
  年末以来、ずっと此方と決めている。
  四月一日以来、二ヶ月振り五度目の訪問と成る此方は、秀逸な手打ち饂飩と丼物の店。
  店に入り、カウンター席の一番奥に陣取り、先ずは卓上に置かれた冷水を注ぎ、一気飲み。
  何なんだ、此の暑さは!
  行き成り二杯を立て続けに呷り乍ら、何を頂くかを検討する。
  「本日のセット」は「梅おろしうどん又はそば、ミニ天丼」と言う。
  こう暑いので、普段は滅多に頂かない梅で、さっぱりとするのも良かろうと発注。
  何度も言うが、セットは「本日の」に限る。
  「昨日のセット」じゃ腹を壊しやしないか冷や冷やものだ…。
  そんな馬鹿は兎も角、涼を求めたくなる暑さで、何とも涼しげな饂飩が運ばれて来る。
  饂飩の中央には紫蘇、大根卸の上に乗った梅干が鎮座し、周りを取り囲む様にして、
  刻み海苔、鰹節、若布、胡瓜が配置されており、夏らしさが伝わって来る。
  つゆをぶっ掛け、早速、涼む事にしよう。
  饂飩はと言えば、群馬県産小麦を胚芽が付いた儘挽いた粉、香川県産小麦粉「讃岐の夢二〇〇〇」、
  濠太剌利産小麦粉の三種類を季節により独自にブレンドした小麦粉を使用し、
  胚芽の栄養と小麦の風味を活かした麺作りに拘っているとの謳い文句で、
  ムッチリとした弾力と、しっかりとした腰が特徴的で、表面はツルツルしている。
  梅干を小さく箸で千切り、饂飩に塗し乍ら頂くと、爽やかな酸味が感じられ、涼感が感じられる。
  此の手のぶっ掛け饂飩は夏には最適だ。
  そして、丼物に定評が有る此方で、唯一未食なのが此の天丼で、図らずも対面を果たす。
  茄子、南瓜、竹輪、舞茸、烏賊が入り、「ミニ天丼」と言う割りには具沢山。
  然し、御飯が少ないのが難点で、僕はおかずっ喰いではないので、具が余ってしまう…。
  タレは甘さ控え目で、ゴテゴテしておらず、脂っこい天麩羅を頂くにはこうでないと困る。
  幾ら腕白でも、脂っこさに耐えられる程の若さも無く、衰えは隠せない。
  しっかりと炭水化物を体内に充填し、一週間の最終日、午後の部も何とか乗り切れそうだ…。 

手打うどん 延喜 [ 和食 ] - Yahoo!グルメ

住所: 埼玉県さいたま市桜区上大久保576-1
営業時間、定休日:
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※2011年6月3日時点の情報です。
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