続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけめんTETSU 壱の木戸」【水戸】

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◆「つけめんTETSU 壱の木戸」【水戸】

 ◎「味玉つけめん」八五〇円

 …昨晩は帰宅後、食事をし、仕事をし、寝る前に少し、引っ越しの荷解きをする。
  と言っても、映画や音楽のDVDやヴィデオテープ、二箱を開けるに留まる。
  其れでも箱は、あと二〇箱は残っており、其の道程は果てし無い…。
  今朝は六時半過ぎには起床し、新居に引っ越して来てから続けている、朝食を作る。
  そう言えば立派に聞こえるが、食麺麭を焼き、ハムとチーズを乗せるだけの御粗末な物。
  早起きは辛いが、出掛ける迄に時間的な余裕が有ると、気持ちが楽だ。
  早起きをしたからには、遠くへ出掛ける理由が有っての事だ。
  上野駅から「スーパーひたち」に乗車し、水戸へと向かう。
  偶さか、夢の超特急に乗車するのも、気分転換に成って良い。
  黙々と仕事に没頭し、十三時に昼御飯を摂る事とする。
  水戸と言えば、駅に直結したビルヂングに、ラーメン店四店が入っている一画が有り、
  前回初めて訪れ、最初は埼玉県の名店「支那そば 一本気」に御邪魔する。
  今回は作戦を決め、一番人気であろう「つけめんTETSU 壱の木戸」が混んでいれば、
  「うまいぜベイビー」で御馴染みの「なんつッ亭」にしようと考えて馳せ参じると、
  前回は一〇人以上の行列が出来ていた此方が行列無しで、「なんつッ亭」の方が混んでいる。
  しめしめ、こんな機会は今日しか無いと、此方に決定。
  此方の系列は、二〇〇九年五月二十九日に大宮の「つけめん 102」と、
  今年二月十九日にみなとみらいの「つけめん TETSU」の過去二度訪店済み。
  先ず、券売機で食券を購入し、何とは無しに「味玉つけめん」の釦を押して食券購入。
  行列の先頭の立ち位置で待っていると、直ぐに片付けるからと、少し待たされて入店。
  カウンター席の間に挟まり、本店を千駄木に構える大人気店、大行列店の味を待ち侘びる。
  周りを見れば、女子高等学校生の集団が、昼間から、こんな有名店のつけ麺を啜っている。
  凄い時代に成ったわぃ。
  民主主義ではない、北朝鮮民主主義人民共和国では有り得ないだろうな…。
  其れはさて置き、一〇分程で待望のつけ麺登場。
  さてさて、早速、麺を手繰って啜ろうとしようかね。
  ピカピカと光り輝く艶やかな麺は、黄色い色を帯びており、此れをつけ汁にサッと潜らせる。
  つけ汁は濃厚な茶褐色をしており、今流行りの魚介系と動物系を合わせた物。
  鰹、鯖、宗田鰹、煮干し、豚骨、野菜を二日間掛けて炊き出した濃厚スープと言う謳い文句。
  ほんのり柚子の風味が香り、コッテリ感の中に爽やかな感じを齎している。
  ややドロッとしており、感じとしては、以前頂いた物よりは粘度が低い印象。
  サラッとしていると迄は言わないが、麺にべっとりと纏わり付くと言う程でもないか。
  ヅヅヅと啜れば、麺は水でしっかりと〆られているので冷たく、モチモチとした食感と、
  ツルツルとした喉越しが心地好く、強靭な腰こそ無いが、啜り易い麺だ。
  具の麺麻は、幅広で薄っぺらだが、シャキシャキとした歯触りが良い。
  叉焼はやや豚肉の臭味の様な物が感じられ、少々残念な印象。
  前日の「らあめん 満来」の叉焼が余りにも秀逸で、圧巻だったもので…。
  味付け玉子はと言うと、箸で持ち上げただけで柔らかさ、半熟加減が分かる。
  齧ると、黄身がネットリと、味が確りと染み込んで、濃厚で甘露と言って良い。
  一口齧った窪みにつけ汁を流し込んで頬張れば、一〇〇円を足した甲斐が有った。
  〆は、卓上にポットで「かつおだし」が置かれているので、普段は絶対しないスープ割りを。
  グイッと、器の底に骨粉や魚粉が沈殿するプースーを飲み干す。