続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「沖縄そば やんばる」【新宿】

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◆「沖縄そば やんばる」【新宿】

 ◎「やんばるそば」六五〇円

 …嗚呼、週末があっと言う間に過ぎ去ってしまった。
  辛いったら有りゃしない…。
  登校拒否児の気持ちが物凄く良く理解出来る心持ちの中、身支度を整えて出掛ける。
  ボーっとして、身体が重たく、今一、シャキッとしない…。
  満員電車に詰め込まれ、池袋へ向かうも、如何してこうも遅延するかね。
  線路内に人が立ち入ったとか、訳の分からない事を言っている。
  如何して、妄りに線路に立ち入るかね。
  事情は分からないが、そう言う輩は轢き殺されても文句は言えまい。
  御蔭で、何万と言う人間の予定や生活、歩調が乱されるのだ。
  先週は略毎日、定刻通りに到着する事は無く、今週ののっけから此の調子…。
  池袋駅には十七、八分も遅延し、何事も無かったかの様にシレーッと到着。
  週の初めから狂わされ、ストレスも加わり、苛立ちは絶えない。
  仕事に突入すれば、此の所ずっと、藻掻き苦しんでいるので、気が重い…。
  一〇時半過ぎに上司と新宿に出掛ける用が出来、外出。
  十二時半に片付き、上司と別れ、池袋に戻る前に昼御飯を済ませてしまおう。
  時間的に「うきうきウォッチング」の新宿東口を独り彷徨う。
  「森田一義アワー」の裏手の路地に入り込むと、「沖縄そば」の文字を発見。
  斯く言う僕は、沖縄蕎麦童貞だ…。
  中々、沖縄料理を頂く機会も無ければ、飛行機嫌いなので、沖縄に行く事も無い。
  沖縄迄、電車が開通したら行ってやる!
  童貞喪失しようか、操を守ろうか悩んだが、貞操を破ってみる。
  店外の券売機で、蕎麦類の中で基本メニューと思しき「やんばるそば」の食券購入。
  苦瓜炒め等、定食メニューも充実しているが、今回はナワオキのバーソーで…。
  店に入り、カウンター席の間に挟まる様に着席し、食券を手渡す。
  五分足らずで目の前に丼が差し出され、初の沖縄蕎麦を頂く時が訪れる。
  先ず、綺麗に透き通ったプースーから啜る。
  一体、どんな味わいなのだろうかと言う思いで啜れば、予想外の味わい。
  関西圏で食べられる、出汁の効いた薄口の饂飩のつゆに、塩気を加えた様な感じ。
  こんな味わいだったのか。
  もっと、動物系の出汁なのかと思っていたが、魚介系のあっさり、さっぱり系なのね。
  麺はと言うと、初めて頂いたので何だが、「赤いきつね」の様な感じ…。
  太めだが平べったく、緩やかな縮れが効いており、やや、モッチリとした弾力が有る。
  何もかもが初めて尽くめだ。
  具は、豚の角煮と叉焼の間の子の様な肉で、赤身の部位は固く、パサパサ感が感じられ、
  ギューっと思い切り噛み締めたくなり、犬にでも成った様だ。
  然し、脂身はプルンとして、豚肉の旨さを堪能出来る。
  他には蒲鉾と浅葱が入り、簡素と言えば簡素だ。
  食べ終われば、汗が止め処無く噴き出し、暑いったら有りゃしない。
  矢張り、今年は紛れも無く暖冬だ…。