続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん 瞠」【池袋】

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◆「らーめん 瞠」【池袋】

 ◎「伊勢海老つけめん」八〇〇円+「味付玉子」無料

 …毎週毎週、月曜日に成ると、耐え難い程の憂鬱に苛まれる。
  昨晩は午前零時に寝床に入り、明け方五時過ぎに、寒い中を雪隠に起き、
  再度、寝床に潜り込んで二時間弱、浅い眠りで時間を過ごす。
  そう成れば、目覚ましに叩き起こされれば、寝起きも良い筈が無い。
  夜中に雪隠にも起きず、目も覚まさずに熟睡出来れば、寝起きも改善されようが、
  如何せん、夜は呑まずには居られないので、必然的に飲酒後は身体が乾涸びるので、
  水分を補給して寝れば、夜中に排泄したくなると言う悪循環。
  如何しようも無いのは分かっているのだが、如何にもこうにもねぇ…。
  寒い中、眠い中、身支度を整え、重たい鞄を提げ、えっちらおっちら出掛けて行く。
  満員電車に押し込まれ、決して時間通りには到着せず、池袋駅には五分遅れ。
  こうも毎日遅延すると、外国の鉄道かと見紛う程だ…。
  調子の悪いパーソナルコンピューターに苦戦しつつ、溜まりに溜まった仕事を片付ける。
  午後から、渋谷に出掛けようと思っていたが、とてもじゃないが終わりそうも無く、
  半ば諦めつつ、十三時に昼御飯を摂りに、寒空の池袋の街を彷徨う。
  最近、池袋では何処で何を食べようと考えるのも億劫で、選択肢が多過ぎると言うのも有るが、
  取り立てて食べたいと言う欲が湧かないと言うのも要因だろう…。
  当て所無く歩き、牛丼で簡単に済まそうかとも思ったが、二〇〇九年一〇月十四日以来の此方へ。
  此方は濃厚魚介豚骨を売りにしているが、店頭に限定メニューの報せが出されている。
  其の名も「伊勢海老つけめん」で、高級食材の割りには八〇〇円と言う価格に魅惑される。
  木戸を開けて店内に入り、先ずは券売機で其の「伊勢海老つけめん」の釦を探し、食券を購入。
  カウンター席は半分程が空いており、直ぐに着席出来るので助かる。
  食券を手渡し、同時に、某家電量販店のポイントカードを提示し、味付け玉子を無料で付けて貰う。
  つけ麺は、麺の茹で時間が一〇分程掛かると言う貼り紙通り、一〇分強で配膳される。
  つけ汁は海老出汁と言う事も有り、やや赤味を帯びており、茶濁した濃厚そうな色をしている。
  麺の皿に、具の叉焼、極太麺麻、海苔が盛り付けられており、其れ等を一気につけ汁に投入。
  予め、つけ汁の味を染み込ませておかないと旨くない。
  麺は艶々と輝きを放っており、此れを箸で手繰り、つけ汁にどっぷり浸す。
  粘度が低いので、残量を気にし乍ら啜らずに済み、安心して浸す事が出来る。
  いざ啜り上げれば、ツルツルとした加水率の高い麺で、喉越しが良い。
  密度の高い麺と言った趣きで、モッチリ感は感じられるものの、力強さや張りの様なものは控え  
  つけ汁は仄かに海老の風味が香り、海老の甘味と、海老出汁特有の微かな苦味が有り、
  サラッとした粘性の低い物で、余り濃厚、こってりと言う感じは無く、意外にもあっさり、薄味か。
  叉焼は分厚く、つけ汁に浸しておいたので、ホロッと解れる柔らかさへと変貌している。
  麺麻は枕木の様な極太の物が三本で、サックリとした、シャキシャキとした歯触りで絶妙だ。
  〆はつけ汁を原液の儘、グイッと飲み干し、甲殻類プリン体を確り充填。
  成人病検診の結果では、尿酸値が前回よりも多少下がっていたから良かろう…。