◆「つけめん蕾 煮干 分家」【大宮】
◎「本日の煮干つけ麺（特）」七八〇円
…もう、只の腰痛患者の愚痴日記の様な感じだが、此の痛みは経験しないと分かるまい。
此処数日は腰だけでなく、左臀部、左の腿裏、膝の裏に迄、痛みが拡散しており、
特に臀部の痛みは辛く、出来る事ならば、脚の綺麗な御姉さんに思いっ切り蹴り上げて貰いたい程。
ピンヒールにミニスカートならば尚の事宜し…。
午前中に御医者に掛かるも、牽引、通電、按摩、温熱治療程度じゃ如何にも成らない。
毎週、一二〇〇円も払って、一体、何時に成ったら治るのか。
正直、藁をも縋る思いだ…。
昼過ぎに帰宅し、午後は買い物の用事が有り、大宮の街へと出る。
何だか妙に、メンラー気分が止まらず、店を探す。
そして即決したのは、何度も訪れた事の有る「つけめん 蕾」の二号店で、
然も、煮干しに特化していると言い、最近、煮干しに嵌っている僕には持って来い。
桜木町駐車場に自動車を停め、大宮駅西口の路地裏を目指す。
行列は無く、店内に入っても待ちは無く、すんなりと券売機と対峙する。
「つけめん 蕾」でも提供している「濃厚魚介つけ麺」も置いている様だが、今日は目的が違う。
痛風の大敵、煮干しを摂取しに来たのだから…。
麺の量は四〇〇グラム迄無料と言うので、「本日の煮干つけ麺（特）」の釦をポチっとな。
其れにしても、「煮干つけ麺」は「本日」に限る。
此れが、「昨日の煮干しつけ麺」や、「一昨昨日の煮干つけ麺」じゃ、腹が痛くなりそうだ…。
メニューに「本日の」と冠しているのは、煮干しは片口鰮を主に使用しているが、
其の時の天候、水温、気温等に因って脂の乗り具合、味、大きさ等が、
其の時々の仕入れに依って変わる為、其れ等の条件を加味し、其の日の最良を目指して、
煮干しの量、種類を日々調整している為、敢えて「本日の」としているらしい。
さて、カウンター席に腰掛け、店内に充満する煮干しの香りを身体中に浴びせる。
十五分程経ち、期待が昂ぶる中、つけ麺が遣って来る。
つけ汁はもっとサラッとしているのかと思いきや、本店同様に可也の粘度の高さだ。
麺は艶々と光り輝き、「三河屋製麺」の物と言うから、此れ又、期待が持てる。
いざ、麺を手繰り、汚泥の様にドロッドロに茶濁したつけ汁にサッと浸す。
此れをどっぷり浸しては、後半、つけ汁が持たなくなる虞が有るからだ。
口に入れると、先ず、真っ先に煮干しの風味がガツンと来る。
可也、強めに効いており、煮干しのえぐ味も引っ括め、煮干しが一気に押し寄せる。
今日の煮干しは、九十九里浜沖産の片口鰮で、脂乗りが程好く、上質な出汁で、
味は濃いが、えぐ味は少ないと謳っているが、今迄に頂いた煮干し系ラーメンの中では、
結構、パンチが効いている部類に入ろう。
動物系も確りと存在感を示しており、煮干しのえぐ味を円やかにして呉れている。
麺はと言うと、国産小麦一〇〇パーセントと謳っており、表面はツルツルで、口当たりが良い。
そして、噛むと歯を押し返さんばかりの強烈な腰、弾力が印象的だ。
四〇〇グラムは食べ出が有り、噛むのが愉しくなる麺だ。
具は、つけ汁に刻み叉焼、麺麻が沈んでいる。
何れも派手さは無いが、確りと脇を固めていると言った趣き。
黙々と食べ進め、最後は矢張り、つけ汁が少なくなり、丸で、今の矢木沢ダムの貯水量並みだ。
無論、スープ割りはしないのだが、此れじゃ、出来ないわな…。
其れにしても、如何して、カウンター十二席しか無い店に、
一人で丼一杯を食べられない、乳母車に乗せた餓鬼を連れて来るかね、然も二人も。
店内でも乳母車から降りない餓鬼を口汚く叱り、かと言って、乳母車を畳む訳でも無く、
餓鬼は喧しいわ、親は柄が悪いわ、店側も儲からないのに席を一つ占拠され、
我々、周囲の客も苦虫を噛み潰した様な気分に陥るわ、世も末だなと思う。
貴方方が行くに相応しい店は、他に五万と在るだろうに…。
此処数日は腰だけでなく、左臀部、左の腿裏、膝の裏に迄、痛みが拡散しており、
特に臀部の痛みは辛く、出来る事ならば、脚の綺麗な御姉さんに思いっ切り蹴り上げて貰いたい程。
ピンヒールにミニスカートならば尚の事宜し…。
午前中に御医者に掛かるも、牽引、通電、按摩、温熱治療程度じゃ如何にも成らない。
毎週、一二〇〇円も払って、一体、何時に成ったら治るのか。
正直、藁をも縋る思いだ…。
昼過ぎに帰宅し、午後は買い物の用事が有り、大宮の街へと出る。
何だか妙に、メンラー気分が止まらず、店を探す。
そして即決したのは、何度も訪れた事の有る「つけめん 蕾」の二号店で、
然も、煮干しに特化していると言い、最近、煮干しに嵌っている僕には持って来い。
桜木町駐車場に自動車を停め、大宮駅西口の路地裏を目指す。
行列は無く、店内に入っても待ちは無く、すんなりと券売機と対峙する。
「つけめん 蕾」でも提供している「濃厚魚介つけ麺」も置いている様だが、今日は目的が違う。
痛風の大敵、煮干しを摂取しに来たのだから…。
麺の量は四〇〇グラム迄無料と言うので、「本日の煮干つけ麺（特）」の釦をポチっとな。
其れにしても、「煮干つけ麺」は「本日」に限る。
此れが、「昨日の煮干しつけ麺」や、「一昨昨日の煮干つけ麺」じゃ、腹が痛くなりそうだ…。
メニューに「本日の」と冠しているのは、煮干しは片口鰮を主に使用しているが、
其の時の天候、水温、気温等に因って脂の乗り具合、味、大きさ等が、
其の時々の仕入れに依って変わる為、其れ等の条件を加味し、其の日の最良を目指して、
煮干しの量、種類を日々調整している為、敢えて「本日の」としているらしい。
さて、カウンター席に腰掛け、店内に充満する煮干しの香りを身体中に浴びせる。
十五分程経ち、期待が昂ぶる中、つけ麺が遣って来る。
つけ汁はもっとサラッとしているのかと思いきや、本店同様に可也の粘度の高さだ。
麺は艶々と光り輝き、「三河屋製麺」の物と言うから、此れ又、期待が持てる。
いざ、麺を手繰り、汚泥の様にドロッドロに茶濁したつけ汁にサッと浸す。
此れをどっぷり浸しては、後半、つけ汁が持たなくなる虞が有るからだ。
口に入れると、先ず、真っ先に煮干しの風味がガツンと来る。
可也、強めに効いており、煮干しのえぐ味も引っ括め、煮干しが一気に押し寄せる。
今日の煮干しは、九十九里浜沖産の片口鰮で、脂乗りが程好く、上質な出汁で、
味は濃いが、えぐ味は少ないと謳っているが、今迄に頂いた煮干し系ラーメンの中では、
結構、パンチが効いている部類に入ろう。
動物系も確りと存在感を示しており、煮干しのえぐ味を円やかにして呉れている。
麺はと言うと、国産小麦一〇〇パーセントと謳っており、表面はツルツルで、口当たりが良い。
そして、噛むと歯を押し返さんばかりの強烈な腰、弾力が印象的だ。
四〇〇グラムは食べ出が有り、噛むのが愉しくなる麺だ。
具は、つけ汁に刻み叉焼、麺麻が沈んでいる。
何れも派手さは無いが、確りと脇を固めていると言った趣き。
黙々と食べ進め、最後は矢張り、つけ汁が少なくなり、丸で、今の矢木沢ダムの貯水量並みだ。
無論、スープ割りはしないのだが、此れじゃ、出来ないわな…。
其れにしても、如何して、カウンター十二席しか無い店に、
一人で丼一杯を食べられない、乳母車に乗せた餓鬼を連れて来るかね、然も二人も。
店内でも乳母車から降りない餓鬼を口汚く叱り、かと言って、乳母車を畳む訳でも無く、
餓鬼は喧しいわ、親は柄が悪いわ、店側も儲からないのに席を一つ占拠され、
我々、周囲の客も苦虫を噛み潰した様な気分に陥るわ、世も末だなと思う。
貴方方が行くに相応しい店は、他に五万と在るだろうに…。
