続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「煮干し中華そば 麺屋 銀星」【池袋】

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 ◎「煮干二郎らーめん-にぼじろう-」七五〇円
 
 …火曜日。
  週末の休日は両日共に潰れるので、平日の内に簡単に、備忘録代わりに。
  池袋の街は、すっかり春休みの浮かれ気分のゆとり世代、外国人に占拠される。
  「ラーメン二郎 池袋東口店」に行くも、一〇人以上の行列で、然も、
  其の最後尾が、小学生の餓鬼二人と母親と言う、一番参る客なので回避。
  ストレスが溜まらない様、自己防衛手段の一環。
  当ても無く、辿り着いたのは、高円寺に本店を構える此方。
  「二郎」系のメニューが有ると言うので、アヂトの様な地下を下りて入店。
  券売機で食券を購入し、男性一人体制で、食券を手渡し、無料の乗せ物を訊かれ、
  「普通で」と御願いし、カウンター席にヨッコイショーイチ。
  一〇分程で配膳され、先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜る。
  もっと濃厚かと思いきや、意外にも、すっきり系の煮干し出汁。
  「濃厚煮干し中華そば」は、鹿児島県、宮崎県産の鶏をドロドロになる迄、
  長時間炊いた濃厚鶏白湯スープに、拘りの煮干しスープを合わせた、
  コラーゲンたっぷりの極上濃厚煮干し鶏白湯と謳うので、其れを期待するも、
  此の感じだと、通常の「煮干し中華そば」を基本にしているのだろうか。
  季節毎に厳選した国産片口鰮の煮干しと、京都から取り寄せた鯖、潤目、
  鰯の節を配合したスープで、煮干し、昆布の旨味を効かせた醤油ダレと合わせた、
  と言う触れ込みで、何方かと言うと、此方だな。
  其れに加え、大蒜の刺激がヴィンヴィンと伝わって来る。
  「ラーメン 二郎」では「普通で」と告げれば、何も増されたり、足されないが、
  此方では、始めっから入っており、「無し」と言わないと駄目だったのね…。
  流石、昼はうっかり八兵衛、夜はもっこり八兵衛。
  大蒜臭を振り撒いてしまうと、已む無く諦め、存分に堪能する。
  野菜には煮干し粉が振り掛けられており、煮干しの売りを徹底している。
  麺はツルツルとした中太麺。
  啜り心地は先ず先ずで、薄っすらと浮いた背脂も絡んで来る。
  叉焼は薄切りの物が二枚入り、残念乍ら、豚の体臭が感じられる。
  途中、卓上の調味料を投入して味を変える。
  「自家製煮干し油」は頭と腸を取って粉末にした煮干しを油と一緒に、
  弱火でゆっくりと加熱し、煮干しの旨味と切れが増すと言うが、
  結構な量を入れて、漸く、風味が変わったなと実感出来る。
  更に、粉末状にした煮干しの「煮干し粉」も投入し、プリン体追加。
  次が有るとしたら、今度は無難につけ麺かしら。