続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけめん KOKORO」【大船】

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◆「つけめん KOKORO」【大船】

 ◎「らーめん」七〇〇円

 …昨日。
  週も改まり、新しい一週間が始まるが、腰痛は相変わらずドイヒー…。
  眠たい身体を無理矢理叩き起こし、身支度を整え、満員電車に揺られて池袋へ。
  電車内はと言えば、一〇月に成ったからと言って、冷房をケチるJR。
  言っておくが、車内は大いに暑いぞ!
  御蔭で、真夏の様に汗が噴き出し、拭うのが大変だ。
  窓を開けた程度では如何にも成らない程なのに、一体、JRは如何考えているのか。
  寒けりゃ着れば良いが、暑い場合は脱ぐにも限度が有り、下手すりゃ、臭い飯を喰わなきゃならん。
  そんなこんなで池袋に辿り着き、残務を熟し、昼前に大船へと出掛ける。
  十三時前に大船に到着し、同僚の方と合流し、時間も時間なので、先ずは昼御飯を摂ろう。
  大船と言えば、「つけめん KOKORO」が無難だ。
  外す事は無いし、味にも定評が有り、一目置いている。
  ごった返す商店街をすり抜け、路地に入り、此方へ遣って来る。
  九月十三日以来、一ヶ月半振りの訪店。
  店内は略満席で、一瞬、嫌な気持ちに陥るが、運良く、二席分は空いていそうだ。
  先ずは券売機で食券を購入するが、此方では決まって「つけめん」だが、今回は変えてみよう。
  「らーめん」を頂いた事が無いので、無料の「チョイ盛り」の釦も一緒に押して購入。
  最近、つけ麺が有名な店、つけ麺しか頂いた事の無い店でラーメンを頂いてみるのが一寸好き…。
  カウンター席の合間に挟まり、冷水を呷り、出来上がりを待つ。
  客が多いだけあり、配膳迄に時間が掛かり、十五分は待ったろうか。
  目の前に丼を差し出され、慎重に受け取り、見れば濃厚な茶褐色をしている。
  卓上の木製の匙を手に取り、スープーから啜ろう。
  一気に口内が鰹の味わいで支配され、「中華そば もちもちの木」を髣髴とさせる。
  僅かに魚粉のざらつきが口内に残り、動物系の出汁も感じられるが、魚介の風味が強い。
  醤油ダレの味だろうか、出汁の味だろうか、仄かな酸味が感じられ、甘味、塩気も良い塩梅。
  プースーは熱熱で、食道、胃袋に染み入る様な感じだ。
  さて、麺は中太麺で、シコシコとした腰が特徴的で、噛むとプツっと千切れる。
  小麦の風味も感じられ、麺が旨味を持っている。
  プースーと絡み合って、又、適度にプースーを吸って、味わい深い。
  表面はややザラッとして、其れが余計に粉の風味を感じさせるのだろう。
  一六〇グラムに、「チョイ盛り」の四〇グラムを足して二〇〇グラムだが、多さは感じない。
  具に目を転じれば、此方は何と言っても、叉焼だ。
  叉焼の切り落としだけでも販売しており、此れを摘みに麦酒を一杯遣りたい位。
  一見、固そうだが、プースーに浸していると柔らかくなり、噛むと何とも絶妙。
  ステーキの様に分厚く、食べ出は十分で、赤身はホロッと解れ、脂身はトロッと蕩ける。
  今度、土産で購入して帰ろうかしら…。
  具は他に、極太の麺麻、青菜、海苔が入り、何れも良い。
  ラーメンなのでプースーは飲み干さず、粗方、味わって御馳走様。