続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「蕎麦処 更科」【伊豆高原】

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◆「蕎麦処 更科」【伊豆高原

 ◎「大もり」八〇〇円

 …昨日。
  祖父の米寿の祝いを兼ね、祖父母、両親、妹家族と出掛けた一泊二日の旅行も、
  二日目にして最終日で、此の日は大型のワゴンのシータクを貸し切って見物へ。
  此の日も天気は良く、朝は伊豆大島が靄って見えないが、清清しい陽気だ。
  宿の目の前が海の為、一晩中、波の音が聞こえていたが、非日常を味わうのは良いものだ。
  一晩中、一晩中、「セーラー服と一晩中」の方が良いかな。
  相変わらず、黄金週間だと言うのに下品な駄ブログだ…。
  さて、此の日は朝一〇時半に宿を発ち、先ずは御決まりの「熱川バナナワニ園」へ。
  鰐や小熊猫、花や熱帯植物を愛で、暑がりなのに温室で汗ばんでみる。
  次は、稲取へと移動し、「雛のつるし飾り」が有名だが、桃の節句が終わった今の時期は、
  端午の節句の飾りも行われていると言うので、「文化公園 雛の館」へ。
  日本には「三大吊るし飾り」と言うのが有るらしく、此の稲取山形県は酒田、福岡県は柳川と言う。
  勉強に成るわぃ。
  此処でそろそろ昼御飯の時間で、折角なので金目鯛の煮付けを始め、魚料理を頂きたいが、
  運転手の知っている店は混雑で無理と言い、稲取港周辺の飲食店は何処も行列。
  日本人って嫌だね…。
  少し時間をずらそうと、伊豆高原へと移動する。
  此処は伊豆急行が開発した後発の別荘地の為、軽井沢や他の別荘地に似た造りに成っている。
  此方も御多分に洩れず、何処も彼処も行列で、人の多さは半端では無い。
  ザーピーやゲッティー伊太利亜的食堂も待ち、魚を出す「鮪屋」も大行列。
  運転手が、蕎麦屋ならば回転が早いだろうと、場所は御任せする。
  と言う訳で、辿り着いたのは「更科」。
  まあ、此の混雑じゃ贅沢も言えず、帰りの電車の時間も有るので、観光が優先だ。
  然し、其れでも待ちが有るも、十五分程で中に入る事が出来、座敷席に陣取る。
  此の繁忙期で店は天手古舞いで、食器の片付けも追い付いていない程だ。
  其れは兎も角、先ずは麦酒で喉湿し。
  中瓶を、御通しの茎山葵の酢漬けを摘みにちょいと一杯。
  蕎麦はと言うと、こうも暑いのでさっぱりと「大もり」を発注。
  店頭には、北海道は十勝岳産の蕎麦粉を使用と記されている。
  更科とは、蕎麦殻を外し、精製度を高め、胚乳内層中心の蕎麦粉を使った、白く高級感の有る蕎麦と言う。
  正直、蕎麦に関しては疎く、下手な事を記すと、通を自任する方々から批判されそうなので止す…。
  蕎麦つゆに葱、山葵の薬味を投入し、蕎麦を手繰って啜る。
  バーソーは白く、細く、素麺は大袈裟だが、冷麦程の細さと言っても良かろう。
  若干、蕎麦と蕎麦がくっ付き気味なのが残念だが、蕎麦通ではないので構わない。
  するするっと喉越しが良く、此れからの季節には持って来いだ。
  蕎麦の実の中心だけを使用するので、蕎麦の風味には欠けるが、此れは此れで良い。
  蕎麦つゆは甘目だが、蕎麦通ではないので、普通に美味しく頂けるので何ら問題は無い。
  「大もり」だが、あっという間に、ペロッと平らげてしまい、〆は蕎麦湯で。
  とろみは薄いが、蕎麦通ではないので何ら問題は無い。
  う~ん、蕎麦は難しいな…。

~御負け~
熱川バナナワニ園」で暮らしてらっしゃる比律賓鰐の皆さん。
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二時間ドラマの撮影で善く使用される城ヶ崎海岸の崖。
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遠くに霞む伊豆大島
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