続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「蒙古タンメン中本 大宮店」【大宮】

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 ◎「蒙古タンメン」七七〇円+「定食」一七〇円

 …木曜日。
  漸く、八連勤、一日の休みを挟んでの一〇連勤が明け、待望の連休が訪れる。
  心身共に潰れそうな毎日に疲弊し切って、今にも倒れそうな日々だが、
  決して、東武練馬での日々に戻りたいとは微塵も思わない。
  幾ら身体がきつくても、精神的に厳しいあの日々は何が有っても嫌だ…。
  心残りは、「つけめん らーめん みとや」のみだが。
  さて、久し振りの連休二日目。
  早くもサザエさん症候群を患っているが、朝は九時過ぎに起床。
  疲れが取れている訳ではないのだが、折角の休日が勿体無いので…。
  風呂に入り、身支度を整え、徐に家を出る。
  偶さか、大宮の街に用事が有り、序に、仕事も少し不安な事が有ったので、職場に顔を出す。
  別段、僕が出向いた所で劇的に進捗が良く成る訳でもないが、心配性の小心者なもので…。
  正午に職場を出、大宮へと戻る。
  先ずは、昼御飯を摂らねば成るまいな。
  仕事の日は、昼休憩も取れない毎日なので、頂ける時に頂いておきたい。
  気分的に「東京タンメン トナリ」に初訪店と考えていたが、打っ棄って意見が変わる。
  涼しく成って来たので、二〇〇九年七月六日以来、四年四ヶ月振りに此方のチェーンへ。
  ちゃんと、汗をかく準備は出来ているのでね。
  二階へと階段を上がり、店内に入り、券売機と向かい合う。
  此方では「蒙古タンメン」しか頂いた事が無いので、其の食券を購入し、
  今回は気紛れで、初めて「定食」も付けてみる。
  只単に、腹が減っていたからに過ぎないが…。
  辛さとは無縁の魚介系豚骨メニューも有った様だが、初志貫徹で辛いのを頂こう。
  辛いのが駄目で、汗っかきの小太りの癖にね…。
  案内されたカウンター席に着き、出来上がりを待つ。
  辛くなる前から、冷水を只管に呷り乍ら待つ。
  先ずは、「定食」の麻婆豆腐と「小ライス」が遣って来る。
  「*」が痛くなりそうな赤をしている…。
  其の後、「蒙古タンメン」も配膳され、万事が整う。
  早速、怯む前に「蒙古タンメン」をプースーから頂く。
  辛いのは承知だが、何とも言えない旨さが有るのは十分に心得ている。
  此方の基本である「味噌タンメン」は野菜と肉と旨味が凝縮され、確りと染み出しており、
  辛さの中に、明らかな旨味と甘味が垣間見える。
  此れが有るから、辛さは罰ゲームと思いつつも堪えて頂けるのだ。
  野菜はしんなり、くたっと息絶えているが、其の代わりに、一切の旨味を出し切っている。
  白菜、萌やしはしんなりとし、其れが、仕事をし終えた感がする。
  其処へ、片栗粉の粘度の高い、フルフルと揺れる様な特製辛子麻婆豆腐が乗る。
  プルプルと震える様な麻婆豆腐は、確かに辛いのだが、決して嫌味の無い辛さだ。
  麺を引っ張り上げて啜るが、正直、此の食べ物に於いては、麺の印象度は薄い。
  ラーメンなのだが、辛さが上回るので、麺は印象に残らない。
  然し、其れでも、モッチリとした中太麺は心強い。 
  其れにしても、辛くて汗が止まらない。
  引っ切り無しに噴出し続け、物凄く駄目な中年の様相を呈する。
  旨いのだが、汗が止まらないのだ。
  「蒙古タンメン」を頂いた後、本格的に「定食」に取り掛かるが、気付いた事が有る。
  同じ特製辛子麻婆豆腐が乗っても、熱いプースーの上と、冷め掛けの白米の上では違うと言う。
  熱いプースーと関わらない分、辛さが軽減され、至って美味しく感じられるのだ。
  辛いけれども旨いプースーに惹かれ、粗方を飲み干し、汗だくの達磨の状態で閉店ガラガラ…。