続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らあめん 満来」【新宿西口】

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◆「らあめん 満来」【新宿西口】

 ◎「チャーシューざる」一三五〇円

 …月曜日。
  毎日、情け無いやら、不甲斐無いやら、苦しいやら、泣きたいやらで、
  脳味噌が爆発しそう、何かがプツッと切れてしまいそうで、辛い…。
  此処でこうして、愚痴を吐き、瓦斯を抜いているので、辛うじて生きている。
  生きるって、切ないね…。
  暦通りに休めるだけじゃ、心は満たされないもんだね。
  さて、話は遡って月曜日。
  此の日も、朝から打ちのめされ、生きる自信を喪失。
  如何せん、ストレス耐性が著しく低く、打たれ弱いので。
  子供の頃から、遣れば出来る子と言われ続け、早、三十九年。
  「遣れば出来る子」、今は「YDK」と言う様だが、此れだと、
  「遣っても出来ない子」とも取れるな…。
  朝から、机でパーソナルなコンピューターと睨めっこしていると、
  煮詰まってしまい、如何にもこうにも、停滞、閉塞状況に陥ってしまうので、
  こう言う時は外に出て、彼是と視察をして、気分を入れ替えようとね。
  と言う訳で、十三時に外に出て、新宿へと向かう。
  さて、視察の前に、時間も時間なので、昼御飯を摂ってからにしよう。
  新宿と言えば、もう、言わずもがな、此方で決まり。
  一目散に現場に急行すれば、十三時半前と言う事も有り、店外に待ちは無し。
  店内に入り、券売機で何時もの食券を購入すれば、店内の待ちは二、三名。
  食券を改札を受け、五分程でカウンター席に通され、出来上がりを待つ。
  店内には何時も通り、フュージョンが流れ、昨年十二月十九日以来、
  約一ヶ月半振り、今年初めての訪店だが、随分と懐かしい気がする。
  厨房内は男性四人体制で、玉カル、玉川カルテットと同じ編成。
  心の中で、「金も要らなきゃ、女も要らぬ、私ゃ、も少し背が欲しい~」と、
  一節唸った所で、「チャーシューざる」がドドンと登場。
  弱った心には、こう言うガツンと来る物が頼もしく感じられて嬉しいわね。
  さっ、麺を手繰り、早速頂こうかね。
  叉焼の塊の隙間、つけ汁の見える部分を見付け、捻じ込む様にして浸す。
  此れを一口啜れば、うん、温い!
  此方は猫舌の僕でも温いと感じる事が多々有るが、今回は特に温いな。
  熱熱で、出汁の風味が飛んでしまう様なのも困るが、温いのは寂しく成る…。
  然し、味はと言うと、間違い無い。
  鶏ガラと魚介系の出汁が、じんわりと感じられる、旨味たっぷりにつけ汁。
  器の底の方は、酢が撹拌されておらずに酸味が強いが、味が疎らなのも良い。
  叉焼から染み出す肉の旨味も加わり、傷んだ心を修復して呉れる。
  麺はピロピロ気味の平打ち麺で、水切りが確りと施されている為、
  つけ汁の更なる温度低下は、多少なりとも食い止められる。
  口当たり、啜り心地が良く、するすると入って行く感覚が素敵だ。
  さて、叉焼叉焼
  先ずは、器の底に沈殿している刻み叉焼から。
  赤身多目の噛み締め甲斐の有る部位だが、軟らかさが有って絶妙。
  分厚い叉焼に取り掛かれば、至福の時が訪れる。
  脂身はプルンプルンで、赤身はホロッホロのふわっふわ。
  嗚呼、辛うじて生きていて良かった…。
  ヴィタミンB一が疲労回復に役立って呉れと願い乍ら、肉に喰らい付く。
  最後は冷め切ったつけ汁をグイッと飲み干し、白く凝固した油分も摂取。