続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「TRITON PIZZA」【日進】

◆「TRITON PIZZA」【日進】

 …金曜日。
  一週間を何とか終え、襤褸襤褸の状態、失意のどん底で週末に。
  真ん中もっこり水曜日が祝日だったと言う事も忘れてしまいそうだ。
  とは言え、休日を迎えると言う悦びは、此の上無く嬉しく、有り難い。
  そんな花金は、外で呑んで帰ろう。
  最近は毎日二十二時には寝床に入るので、遠くで呑むのは困る。
  と言う訳で、昨年末、初めて御邪魔した此方でザーピーを頂こう。
  「ザーピーとか幾つだよ!」、はい、三十九ですが何か?

 ◎「生ビール」三九〇円
 …二〇時過ぎに店に着き、腰を下ろし、心の荷物も全て下ろす。
  取りも直さず、先ずはルービーが無いと、花金の幕は上がらない。
  日進で一番安いと言う麦酒は、ジョッキではないが、本物ならば良い。
  普段、家では紛い物ばかりなのでね…。
  一週間の疲労を発散するかの様に、又、旨さを噛み締める様にじっくり呑む。
  泣けて来るね…。

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 ◎「クアトロフォルマッジ」一五〇〇円
 …さてさて、時間も時間なので、行き成りザーピーから行こう。
  発注する物は決まっている。
  前回頂いて、其の旨さに唸った此れを。
  ゴルゴンゾーラ、リコッタチーズ、モッツァレラ、グラナパダーノ、
  四種類のズーチーを使用した、チーズフェチには堪らない逸品。
  濃厚なチーズの味わいがガツンと来て、旨さが舌を撃ち抜く。
  時折、ゴルゴンゾーラの癖の有る風味が鼻を抜ける。
  此れに蜂蜜を付けて頂けば、塩気と甘味が何とも上手く混ざり合う。
  此れは旨い!

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 ◎「ピノシャルドネスプマンテ」二九〇〇円
 …「クアトロフォルマッジ」が旨いので、葡萄酒を呑みたくなってしまう。
  良いじゃないか、花金なんだから。
  前回は「ロッソ ポンペイアーノ」と言う赤を頂いたので、
  今回はロイシーのを頂いてみようではないか。
  メニューの一番上の此れが手頃かしら。
  ピノ・ビアンコ種とシャルドネ種を用いて作られた物と言う事で、 
  本格的な辛口炭酸葡萄酒と言う触れ込み通り、キリっと引き締まった味わい。
  葡萄酒は門外漢なので、「ファンタ」の白葡萄味と言われても分かるまい…。

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 ◎「マリナーラ」八〇〇円
 …葡萄酒も揃った所で、ザーピーをもう一枚。
  前回は「マルゲリータ」だったが、同じでも良いのだが、変えてみよう。
  一番簡素な物を頂き、生地の旨さを堪能してみようと「マリナーラ」を発注。
  大蒜、花薄荷、目箒のみと、至って簡素。
  此方では本場伊太利亜の味に拘り、材料も伊太利亜産小麦と、
  カプート社ピサ用強力粉「サッコロッソ・ティーポ‵❝00❞」と言う物を使用し、
  塩、チーズ、赤茄子ソースも伊太利亜産と言う。
  生地はカリッと香ばしくも、モッチリとした粘性が絶妙で、仄かな塩気が良い。
  餃子にしてそうだが、生地、皮が旨くないと美味しくないわね。
  大蒜のコクが、具の簡素さを補って余り有るので旨いわね。

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 ◎国産牛100%粗挽きボロネーゼ」一三〇〇円
 …さて、〆の麺類は、矢張りゲッティーで。
  黒板には「あらびきソーセージときのこのクリームスパゲッティ」と、
  御薦めが記されているが、前回頂いて衝撃的だった此れに決まり。
  幾つに成っても、此の手のミートソースは好きだ。
  太目の麺は一.八ミリメートル程だろうか。
  此の麺の茹で加減が絶妙で、確りと腰が有り、シコシコして旨い。
  茹で過ぎの麺なんて、病人みたいで美味しくないのでね。
  テレレのミートソースは、牛肉と言うのが嬉しいわね。
  豚挽き肉には無い高級な風味、味わいが心を豊かにして呉れる。
  此れに粉チーズと黒胡椒が塗され、此れは絶品。
  此れならば、際限無く食べて居られる。