続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「濃厚とんこつらーめん オハナ堂」【本厚木】

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◆「濃厚とんこつらーめん オハナ堂」【本厚木】

 ◎「濃厚とんこつらーめん」六三〇円+「半ライス」無料

 …先週木曜日。
  いやはや、随分と間が空いてしまった。
  きちんと休日も確保出来ているのだが、休みの日はぐったりと疲弊してしまい、
  駄ブログを更新する気力すら起こらず、放置プレイ状態…。
  御丁寧に安否確認も頂き、重たい腰を擡げ、取り敢えず再開と言う事で。
  もう、先週の記憶も覚束無いが、一先ず行ってみよう。
  話は遡って、五月二十六日。
  すっかり、毎週木曜日はBOOK厚木の日、と言うのも板に付いて来た。
  此の日も十三時過ぎにBOOK厚木に到着し、先ずは腹拵え。
  此処最近は、専ら「横浜家系ラーメン 壱七家」ばかりなのだが、
  偶には他も当たってみようと、昨年二月十二日に一度だけ御邪魔した此方へ、
  一年三ヶ月半振りに突撃してみようかしらね。
  店内に入り、先ずは券売機に対峙する。
  前回は「濃厚魚介とんこつつけ麺(中)」を頂いたが、月末で赤貧だしな。
  一番安価な「濃厚とんこつらーめん」、今日日、六三〇円と言うのが嬉しい。
  今や、ラーメンは高級品で、最低でも七〇〇円は下らないので。
  食券を購入し、提示して腰掛ければ、昼時は無料で「半ライス」が付くと言う。
  断る理由も無いので、御言葉に甘え、恵んで貰う事にする。
  厨房内は広く、男性二名で切り盛りし、グレープと同じ編成。
  一〇分程で、ラーメンと御飯が配膳される。
  此の手のこってりとしたラーメンと言うのは、見た目にそそられる。
  いざ、蓮華を手にし、濃厚と謳うプースーから啜ろうかね。
  其のプースーはと言うと、新鮮な豚骨と鶏ガラをどっさり使い、超強力な火力、
  三〇〇〇キロカロリーで一〇時間煮込み続けて旨味を搾って行くと言い、
  単に骨を煮込むのではなく、煮込んでは骨を足し、又煮込んでは足すと言う、
  「追い出し方式」を採用しており、此れは熟練度を要するが、濃厚、且つ、
  円やか、臭味の無い上質な炊き出しスープが売りと言う能書き。
  昔に流行った醤油豚骨ラーメンと言った感じで、目新しさは無いが、
  今や、定番の味わいとして定着した感で、万人受けする安定の味だろう。
  変な癖や、食べ手を選ぶ様な事も無く、意外にもすっきりしているか。
  背脂は大量に浮いているが、諄さや執拗さは無い。
  麺は、店の出入り口右側に設えられた製麺室で打たれた自家製麺
  店内も粉の袋が堆く積まれており、業者がせっせと搬入をしている最中だ。
  中太で、茹で加減も程好く、もっちり、しこしこした食感が良い。
  プースーとの絡み、持ち上げも良く、背脂が纏わり付いて来る。
  具は叉焼、麺麻、海苔、葱。
  此れ等を御数に、御飯を頬張ってみよう。
  麺麻は太目の物で、シャキシャキとした歯触りの心地好い物で、此れは好きだ。
  叉焼は確りとした味付けが印象的で、ムチッとした中に軟らかさが有り、
  脂身の蕩ける部位も入っており、此れは御飯が進んでしまう。
  プースーの油分を染み込ませた海苔を、御飯に巻いて食べるのも乙だ。
  食後は喉が渇きそうなラーメンだが、偶には趣きが変わって宜しいな。