◆「三丁目 にしや食堂」【日進】
…先週火曜日。
今日、明日、八月の最後だが、六連勤を終えて何とか休日を確保。
もう、休める日に休むと言った感じで、隙を見付けて休まないと無理だ。
暦通りに休みが決まっていると言うブルジョワジー様とは違い、
代休も溜まる一方で、消化させる暇も無く、同時に心身も摩耗して行く…。
さて、話は遡って先週火曜日。
一〇連勤明けの休日の二日目にして最終日。
重苦しいサザエさん症候群に蝕まれているので、昼間っから呑んでしまおう。
五月二十一日以来、三ヶ月振りの御無沙汰と成ってしまって心苦しいが、
此方に御邪魔して、ちょいと一杯飲ろう。
◎「生ビール(中)」五〇〇円
…正午に店着し、席を確保し、女将さん、娘さんに御挨拶をし、
先ずは、チンカチンカに冷えた、冷やっこいルービーを発注。
此方の様に、凍ったジョッキで出して呉れる店が無いので困る。
さて、女将さんに持って来て頂き、グイッと一口流し込む。
暑さで焼けそうなので、此の冷たさ、爽快感は堪らない!
◎「鶏の唐揚げ」五〇〇円
…酒の摘みは、此れで十分、此れが良い。
此方を初めて見付けて御邪魔した時に頂いたのも、此の鶏の唐揚げ。
其の当時から進化を遂げている気がするが、此方の唐揚げが一番好きだ。
こんがりと狐色、否、松崎しげる色、否、AIKA様色が艶めかしい。
此れにマヨネーズを塗して噛り付く。
鶏肉の弾力を歯で感じ、溢れ出る肉汁と絶品の味付けを舌で味わう。
目を瞑り、旨さをじっくりと堪能した後、麦酒をグイッと流し込む。
嗚呼、何とる旨さか。
鶏肉の唐揚げに於いて、此方のを超える物は無かろうと思う。
◎「ホッピーセット」四〇〇円
…麦酒は一杯で止し、次はホッピーに替える。
カクテルでは一番好きだ。
周囲は仕事中の月給取りが昼御飯を摂りに大勢居る。
こちとら、普段は昼御飯も摂れずに蟹工船に乗船しているんだ。
偶の休日、平日の昼間っから、優越感に浸り乍らホッピーを飲ったって、
罰は当たらないだろう、良いじゃないか、駄目人間だもの…。
麦酒一杯、ホッピー二杯で酩酊し、良い気分のポンコツおぢさん。