続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】

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◆「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】

 ◎「つけめん」七八〇円

 …先週月曜日。
  遂に、八月も終わりを迎えようとしており、六連勤を終え、今日、明日は休み。
  即ち、昨日、二十九日を以って、蟹工船を下船する。
  昨日は仕事中、立ち眩みや胃痛、頭痛が収まらず、襤褸襤褸の状態。
  肩凝り、腰痛は当たり前で、休憩、昼御飯も摂れない暮らし。
  そんな暮らしに、一先ず、昨日で終止符を打ち、束の間の休息と相成る。
  九月からは人手不足との闘いで、似た様な状況に成るのだろうが…。
  さて、話は遡って先週月曜日。
  一〇連勤明けの休日初日の晩、「焼肉 森林」で旨い肉を喰らった後、
  如何も、大人しく帰るのが嫌で、寄り道をして行く事にする。
  折角の休日だし、肉体疲労も甚だしいので、大蒜摂取が必須だ。
  と来れば、此方が良かろう。
  最早、豚が駄目に成ってしまった此方には多くは求めないが、
  手っ取り早く、暴力的なラーメンを頂けて、大蒜が充填出来る点では助かる。
  時刻は二十二時半前で、閉店時間迄は三〇分以上有る。
  酔っ払い乍ら、店内に入り、券売機と対峙する。
  勿論、普通に何時も通り「ラーメン」の釦を押すのかと思いきや、
  如何言う訳だか、冒険をしたくなって、「つけめん」の釦を押してしまう。
  何だろう、酔いなのか、疲労なのか、何が僕をそうさせたのかは不明だ…。
  食券を購入し、冷水を汲み、カウンター席に腰掛ける。
  一〇分強で無料の乗せ物を訊かれ、「全増し、大蒜で」と告げ、
  つけ汁の器、麺の丼を受け取り、此方での「つけめん」童貞を捨てよう。
  先ずは、麺の上の野菜、豚、大蒜をつけ汁に移し、さあ、喰らおう。
  麺を手繰り、つけ汁にドヴンと浸して啜る。
  つけ汁は背脂が大量に浮いているが、粘度が低くサラサラしている。
  ゲンコツ、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間丹念に炊き込み、
  旨味だけを凝縮する為に余分な水分を飛ばし、ゼラチン質が多いトロトロした、
  其の凝縮スープに背脂を投入し、コクと旨味と甘味を与えると言うのが売り。
  何時もの「ラーメン」よりも薄いと感じるのは僕だけだろうか。
  麺は「ニッセーデリカ」製の御馴染みの麺。
  ツルツルとしているので、つけ麺としては啜り易くて良い。
  特注の強靭な腰を持つゴワゴワした極太麺で、オーションだけで打たれた麺は、
  強い小麦の風味を持ち乍ら、独特の食感を持つと言うのが特徴らしいが、
  つけ麺だと水で〆るので、腰や弾力は強く感じられるかも知れない。
  野菜はシャキシャキとクタクタの中間で、安定の茹で加減。
  大蒜はラーメンと違って、つけ汁全体に溶け出すので、確りと麺に纏わり付き、
  何時もよりも摂取出来ている様な感じがするが、此の辛味と風味が大好きだ。
  豚はと言うと、つけ汁にずっと浸していた所為か、軟らかく成り、
  豚臭さは否めないが、脂身、赤身共に先ず先ずで、此れならば食べられそうだ。
  初めて此方の「つけめん」と頂いたが、呑んだ後の〆でも重過ぎず、
  かと言って物足りないと言う感じも無く、中々かも知れないな。
  然し、僕は如何しても、此の系統ではラーメンに行ってしまうだろうな。