◆「麺屋 冽-RETSU-」【宮原】
◎「極濃厚つけ麺(盛り)」七八〇円
…八月三十一日。
夏の繁忙期が終わったものの、今度は人員不足で齷齪労働している。
気が休まる暇が無く、労働時間も長く成り、心身の疲労の蓄積の日々。
ぐったりと疲弊し、負の言葉しか出て来ない…。
さて、話は遡って先週水曜日。
二連休の最終日は、「居酒屋 やず」で酔い痴れ、其の後は〆に向かう。
如何も、呑むと〆たくなってしまう衝動が抑え切れないでいる。
其れも此れも、ストレス解消の一環だと、言い訳を付けてふらふらと彷徨う。
辿り着いた先は、十二月二十七日以来、八ヶ月振りの此方。
其の昔、「麺屋 六文銭」が店を構え、常に行列を作り続けた跡地だ。
店に入り、小さな券売機で食券を購入し、カウンター席にヨッコイショーイチ。
何時もは「メンマ」を追加するのだが、此の日は自重した様だ。
如何せん、記憶が遠退いていて、定かでない…。
さあ、段取りも整ったので、麺を手繰って啜ろう。
つけ汁は茶褐色のドロッとしたとろみの有る物。
鶏、豚、魚介の三位一体が売りで、鶏がやや強めに出ているのか、
トロトロして、コラーゲンたっぷり感の印象だが、魚粉のざらつきも有り、
和風な趣きも感じられ、何れも均整の取れたつけ汁だ。
麺は中太の真っ直ぐな物で、三〇〇グラムは有ろうかしら。
表面はツルツルとして、喉越しの良い感じだ。
無論、冷水で確りと〆られ、腰や弾力はちゃんとしている。
噛むとポキポキ音がしそうだ。
具は鶏叉焼、麺麻、茹で野菜。
及第点と言えよう。
更新記事が溜まっているので、短めにサラッとで御勘弁を。