続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「滝野川大勝軒」【池袋】

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◆「滝野川大勝軒」【池袋】

 ◎「もりそば」八〇〇円

 …水曜日。
  毎日、心がもっきり、否、複雑骨折並みにバッキバキに折られ、
  自分は知恵遅れなんじゃないかと本気で悩む様に成り、意気阻喪の日々…。
  何も、好きで珍紛漢紛な訳じゃないのに、知らない、分からない事が、
  物凄く恥ずかしい事の様に思えて来て、人格を否定されている様だ。
  僕は何か人に教える事が有る際は、懇切丁寧に、突き放す様な事無く、
  何遍でも、柔和に対応する人間でありたいと、夙に思っている…。
  さて、話は遡って水曜日。
  此の日も、唯一の外気に触れる機会を無駄にせず、昼御飯を摂りに出る。
  精神的に、余り食欲が湧く状況に無いが、食べる事しか生き甲斐が無いのに、
  此れで、食事すら奪われたら、死んだ方が増しだろう。
  食欲が無くとも、無理にでも胃袋に詰め込もう。
  此の日の「塩そば専門店 桑ばら」の「裏そば」を検索してみると、
  「タケシの豚つけそば~豚足入り~」と言うが、生憎、豚足童貞なので回避…。
  月曜日に一瞬、此方の「もりそば」が浮かぶも、定休日と言うのを思い出し、
  選択肢から除外されたので、仕切り直しで御邪魔してみようかね。
  昨年一〇月十七日以来、約四ヶ月振りに木戸を開けて店内に入る。
  十四時前と言う事も有り、店内は先客四人のみで閑散としている。
  此方では「ラーメン」が専らだが、今回は「もりそば」気分なので、
  其の食券を券売機で購入し、カウンター席にヨッコイショーイチ。
  厨房内は店長氏含め、何時もの男性三人体制で、B21スペシャルと同じ編成。
  冷水を呷り、ヂッと待ち、一〇分強で「もりそば」が配膳される。
  二〇一五年十二月十八日に「もり生玉子」を頂いて以来、二年二ヶ月振り。
  いざ、先ずは麺を手繰り、つけ汁に浸し、豪快に啜ろう。
  おおっ、久し振りに味わうが、甘酸っぱさがガツンと来るわぃ。
  勿論、此方は直系の中でも最も濃厚なので、こってりとしたパンチも効いている。
  拳骨、豚足、鶏を基本に、挽き肉や魚の風味を加えると言うが、
  此方のは「本店」よりも濃厚で、ズシンと来る味わいが特徴。
  豚足其の物は未食だが、出汁としては確りと頂いている。
  ともすると重たさを感じるが、甘酢の御蔭で、其れが緩和される。
  麺は、毎日其の日の為だけに作る、出来立ての自家製麺で、冷水で〆た、
  シコシコの確りした食感と、ツルっとた軟らかい喉越しが特徴と謳う。
  腰が効いていると言う感じではなく、軟らかめの茹で加減だが、
  ヅヴァヅヴァと勢い良く啜るには、噛む回数が少ない方が良いか。
  水切りは甘く、麺の器の底には水が溜まっているのは残念。
  具の叉焼は三切れ入っており、最初の二枚は豚臭さが感じられ、
  パサパサとした食感だったが、最後の一枚はしっとり、むっちりとした、
  此方の叉焼の旨さが堪能出来る逸品で、此れが三枚だったら良いのに…。
  具は他に、たっぷりの麺麻と、海苔、葱。
  最後は頗る甘く濃厚なつけ汁を其の儘、グイっと飲み干し、一層肥えてみる…。

~御負け~
火曜日の「とんこつラーメン 博多風龍」の「ラーメン」五八〇円。
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