続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】

イメージ 1
 
 
 
◆「ジャンクガレッジ 大宮駅前店」【大宮】
 
 ◎「まぜそば(大)」八七〇円
 
 …昨晩。
  土日からの五連勤を終え、翌木曜日は束の間の休日の為、
  著しい疲労感を癒す為、大宮駅でぶらり途中下車し、弾ける事にする。
  「大宮酒場 もつ焼きエビス参」で肉刺し的な物をホッピーと一緒に堪能し、
  五杯で無理矢理切り上げ、〆に向かうべく、二十三時で閉店の此方に駆け込む。
  二十二時四〇分に到着すれば、券売機の前でもたついている先客が居るが、
  空席は辛うじて有り、直ぐに着席出来そうだと判断し、入店。
  券売機と対峙し、此方では「ラーメン」には期待が出来なくなってしまい、
  最近は専ら「まぜそば」ばかりだが、如何言う訳だか、「大」の釦を押っぺす。
  疲労と酔いで頭が可笑しく成っているのだろう…。
  冷水を汲み、着席し、ぼんやりし乍ら、厨房内を見遣る。
  男性二名、女性一名体制で、薬物逮捕前のムズトゥルと同じ編成。
  其れにしても、閉店間際に成り、背後には九名の待ちが発生している。
  駆け込みが此れだけ居るとは、深夜に此れを頂く不摂生者が多いのだな。
  斯く言う僕も、其の一人だが。
  程無くして、無料の乗せ物を訊かれ、「全増しで」と告げる。
  丼を受け取り、さあ、撹拌してから頂こうではないか。
  真ん中の温泉玉子を中心に、最初から入った鰹節、揚げ大蒜と揚げ玉葱、
  茹で野菜と、無料の乗せ物の「ニンニク」、「アブラ」、「チーズ」、
  「ベビースター」、「エビマヨ」、「辛味」をざっくりと混ぜ合わせる。
  味が均一化しない様、良く混ぜず、味が斑に成る様に。
  ぐちゃぐちゃに、何が何だか分からない様な状態に成り、いざ啜ろう。
  秘伝の醤油タレに、要と成る旨味が凝縮されたスープを合わせ、
  麺と混ぜ合わせ、大蒜と黒胡椒の効いた濃厚な後引く味わいと言うのが売り。
  プースーは拳骨、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間丹念に炊き込み、
  旨味だけを凝縮し、ゼラチン質たっぷりのスープに背脂を投入する事で、
  凝縮されたスープにコクと旨味と甘みが加わり、麺との絡みが格段に増し、
  混ぜた瞬間に麺を離さない、パンチの効いたスープと言うのが謳い文句。
  此の濃厚なテレレ、麺、具が三位一体と成って押し寄せて来る。
  強靭な腰を持つゴワゴワした極太麺は、強力粉オーションだけで打たれ、
  強い小麦の風味を持ち乍らも独特の食感を持ち、ジャンクなスープに負けない、
  強靭な歯応えと食べ応えが売りなのは百も承知だが、何度も言うが、
  昔の「浅草開化楼」の麺の方が良かったのは言う迄も無い。
  豚はと言うと、すっかり駄目に成ってしまい、期待を寄せてはいないが、
  此の日の豚は何たる事か、昔の「ネ申月豕」には遠く及ばないが、
  赤身の部位は繊維に沿ってホロっと解れ、脂身の部位はトロンと蕩け、
  豚臭さや白茶けた感じも無く、端っこの部位の所為も有って、味も染みて旨い。
  回復の兆しなのか、将又、偶さかなのか、旨さにほくそ笑んでしまう。
  此れは、次回で見極めよう…。
 
~御負け~
此の後、更に〆ようと、御近所さんと落ち合い、日進の「ししまる亭」に雪崩れ込み、
ホッピー二杯と「モツ煮パスタ」を頂くポンコツおぢさん…。
イメージ 2