続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン ひかり」【川越】

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◆「ラーメン ひかり」【川越】

 ◎「野菜つけめんチャーシュー」一一三〇円

 …夢の三連休も到頭、最終日。
  昨晩は御近所さんと、「角上魚類」で生牡蠣やら、刺身やら、寿司やら、
  大量の肴を買い込み、拙宅で麦酒、ホッピー、白葡萄酒、日本酒を開け、
  すっかりヘベのレケで、後半は寝入ってしまい、記憶も残っていない程。
  随分と酒に弱くなり、いやはや、困ったものだ。
  今朝は酒が残った状態で、八時過ぎに起き出し、散らかった食卓の片付け。
  食べ過ぎの呑み過ぎだわね…。
  風呂に入り、身を清め、午前中は極めて自堕落に過ごす。
  一〇時半を過ぎ、連休最終日の娯楽にと、自動車で出掛ける。
  八月十五日以来、約一ヶ月振りの「野菜つけめんチャーシュー」を頂きに。
  十一時半開店の十五分前に到着すれば、一番乗りの様だ。
  何だか、遣る気満々みたいで恥ずかしいので嫌なのだが、仕方有るまいな。
  店頭の券売機で、何時も通りの食券を購入する。
  今日は祝日限定メニューが有る様で、「アゴつけめん」との事だが、
  如何せん、「野菜つけめんチャーシュー」に御執心なので、浮気はしない。
  後続に子連れやらアベックやら、祝日らしい客層が並び始め鬱陶しい。
  開店数分前に、好感接客の何時もの女性店員氏が食券回収に出て来て、
  序に、五〇〇円硬貨を出し、「切り落としチャーシュー」の持ち帰りも発注。
  そして、定刻一分前に開店し、一番乗りでカウンター席の一番奥に腰掛ける。
  厨房内は店主氏と、若店員氏、件の女性店員氏の三人体制。
  後続の発注を聞いていると、限定の「アゴつけめん」が随分と出ている。
  限定メニューでも頂こうかなと思える程、定番メニューを食べ尽くして居らず、
  祝日に限定メニュー目当てに御邪魔する気力、体力も無いので、
  僕は此方では限定メニューを頂く事は出来ないだろうなと諦めている…。
  さて、一〇分強で、一ヶ月振りの巨大な肉塊の乗ったつけ麺の御出座し。
  何時にも増して、肉塊のド迫力振りに怯みそうになる。
  麺を手繰り、つけ汁に浸す余地が無いので、炒め野菜の上に乗せて、
  野菜と一緒に摘み上げ、熱熱の所を一気に頬張る。
  相変わらず、炒め野菜はシャキシャキ且つ、クタクタとした食感で、
  プースーを確りと吸い、黒胡椒の爽やかな辛味も感じられ、最高に旨い。
  ゴロっとした刻み叉焼も入って来て、思わずニヤッとしてしまいそうだ。
  今日は何と無く、つけ汁の味付けは薄目の印象。
  サラッとした重くない動物系の出汁は、何度頂いても唸ってしまう。
  多分に、炒め野菜や刻み叉焼の旨味も染み出していよう。
  麺は御馴染み、平打ちの太麺で、微かな表面のざらつきが有りつつも、
  喉の通りが良く、モッチリとした張りと弾力が秀逸な自家製麺
  冷水での〆、水切りに関しても抜かりは略無い。
  そして、肉塊を箸で徐々に崩し乍ら頂く。
  表面は焼き目が付き、カリッと実に香ばしく、ハンバーグの様な形状だが、
  中は、ふさふさと肉の繊維が毛羽立っているかの様な肉質の肌理細かさと、
  キュッと噛み締めたくなる食感と、口内でトロンと蕩ける食感を併せ持つ。
  途中から、卓上の卸大蒜を投入し、コクとパンチ、辛味を加えて堪能する。
  嗚呼、矢張り最高だ。
  最後はつけ汁を全て飲み干し、土産の「切り落としチャーシュー」を受け取り、
  汗だくで灼熱の戸外へと出、店を後にするポンコツおぢさん…。