続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …水曜日。
  今日から気付けば師走で、瞬く間に、今年も終わりを迎えようとしている。
  今年は本厄を象徴している様な一年だったな…。
  そんな師走の初日の今日は、溜まりに溜まった代休消化に充てる。
  今迄、休みも碌に取れなかったので、取れる時に取って置こう。
  さて、話は遡って一昨日。
  此の日は終日池袋での業務。
  十三時半に成り、外出の用事に絡めて、昼御飯を摂りに出る。
  息も詰まるので、外気に触れて、気分転換を図るのも重要だ。
  向かう先は、週に一度の定点観測の此方へ、急ぎ足で現場に急行する。
  十二分で到着すれば、店外に待ちは無く、此の辺は最近安定している。
  店内には待ちが五人で、直ぐ様、店内に入り、券売機で食券を購入する。
  僕の前は、単独で来店の若い婦女子で、珍しいが、傷んでいるのかな…。
  厨房内を見遣れば、組み合わせは何時もの若手の二人体制なのだが、
  今回は、調理担当と助手が今迄とは異なり、てれこに成っている。
  今迄の助手氏が、調理担当に昇格、若しくは、復帰したのだろう。
  途中、食券の改札を受け、麺の硬さも訊かれ、「普通で」と御願いする。
  冷水を汲み、蓮華を取り、一〇分程で席が空き、ヨッコイショーイチ。
  五分程で無料の乗せ物を訊かれ、「脂で」と告げ、丼を受け取る。
  さあ、先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  うん、此れも安定しているな。
  乳濁した、表面に油層が構築されている乳化傾向の味わい。
  円やかでコクが有り、一週間振りの対面だが、唸ってしまいそうだ。
  高名なラーメンヲタク、ヂロリアンの方々からしたら、此方のプースーは、
  薄い、塩っぱくないと、専ら、散々な言われ様だが、高血圧の僕でも、
  流石に薄いとも、塩っぱくないとも思わず、至って、良い塩梅なのだが、
  高名なラーメンヲタク、ヂロリアンの方々の味覚、塩分摂取量は凄いのだな。
  僕は一六〇で、高血圧だと思っていたが、上には上が居て、尊敬してしまう…。
  野菜はシャキシャキとクタクタの中間より、ややシャキシャキ寄りの茹で加減。
  今回は気紛れで、卓上の醤油ダレはぶっ掛けずに其の儘で頂く。
  味付け脂が有るので、其れで十分な感じだ。
  其れにしても、味付け脂はプルプルで、トロンと蕩ける味わいで好きだ。
  麺は、硬めで発注する客が多いが、普通でも十分に旨い。
  噛むとミシっとした食感で、腰が効いた、弾力の有る自家製麺
  此の太麺を、ワッシワシと喰らい付く様に啜るのが快感だ。
  小麦の風味もふわっと薫り、此れに大蒜も加えられたら最高だろうな…。
  さて、豚はと言うと、今回は六枚程入っているだろうか。
  比較的大き目だが、切り方は薄目か。
  ブリンとした噛み応えで、ホロっと解れる様な感じは無く、肉肉しさは有る。
  豚に関しては、出来不出来の差が多少なりとも有り、運次第か。
  後続客も多数で、十二分で食べ終え、十二分掛けて帰るポンコツおぢさん…。