続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん大 池袋店」【池袋】

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◆「らーめん大 池袋店」【池袋】

 ◎「油そば」八五〇円

 …日曜日。
  気付けば、師走も本格的に始まり、年の瀬、年末へと雪崩れ込もうとしている。
  今週末も、昨日の金曜日を代休消化に充て、来週月曜日は、来週の土日が出勤、
  BOOK厚木の清算業務と成るので、其の代休に充て、昨日から四連休。
  最後の大團圓を前に、心身共に万全にして置かないといけない。
  さて、話は遡って十二月三日。
  此の日は毎年恒例、「ドキッ!おっさんだらけの大忘年会」。
  土曜日ではなく、日曜日の開催と成った為、十三時前から池袋で呑み始める。
  中年四人で、一次会は「庄や 池袋西口店」、二次会は「塚田農場 池袋北口店」、
  三次会はカラオケと練り歩き、時刻はあっと言う間に二〇時半。
  七時間半も呑み続けていた事に成るな…。
  翌日からの仕事の事もちらつき始めるも、如何しても、最後に〆たいと、
  ペー氏が頑なに譲らず、又してもおっさん四人で、ラーメン店を探し歩く。
  「環七土佐っ子ラーメン」は生憎、四人が座れそうになく却下。
  ペー氏は頻りに「らーめん 大」に行きたいと主張するが、遠いので気が乗らず、
  次は「蒙古タンメン中本 西池袋店」に向かうと、何てこったい、大行列。
  ヘベのレケ、ぐでんぐでんのおっさん四人は、当て所無く歩く事に疲れ、
  ぺー氏の希望通り、「らーめん 大」にしようと、要町方向へ歩き出す。
  皆一様に、半ば千鳥足の様なものだが…。
  店に着くと、何てこったい、満席ではないか。
  隣の「カレーは飲み物。」は空いていて、四人座れる。
  然し、如何しても「らーめん 大」が良い様なので、店内で待つ事にする。
  先ずは券売機で食券を購入するが、其の昔、「ラーメン 二郎」の洗礼は、
  此方の大本である「ラーメン二郎 堀切店」で受け、狂った様に、
  「らーめん」+「豚」+「豚」+「味付玉子」を全増しで頂いたが、
  「らーめん 大」へと変わって以降は味も落ちてしまったので、
  良し、今回は初めて「油そば」とやらにしてみようではないか。
  橙色の食券を購入し、店内で席が空くのをヂッと待つ。
  一〇分程で席が空き、冷水を汲み、呑み疲れた身体をヨッコイショーイチ。
  食券を提示し、酔い覚ましに冷水を呷り、厨房内を観察する。
  男性一名体制で、ペペ桜井と同じ編成。
  更に一〇分程で無料の乗せ物を訊かれ、「大蒜、脂で」と御願いする。
  「らーめん 大」自体は、「汐留店」で九月十五日以来、二ヶ月半振り、
  此方の「池袋店」では二〇一一年二月七日以来、六年一〇ヶ月振り。
  然も、「油そば」に至っては初めて頂く。
  真ん中の卵黄を中心に、大量の刻み大蒜諸共、ざっくりと混ぜ合わせる。
  味が均一化しない様、様々な味が味わえる方が愉しいので。
  麺を引っ張り上げれば、御馴染み「丸山製麺」の太麺。
  此れが、醤油味のテレレを纏い、畝り、其れを唸りを上げて啜る。
  大蒜がたっぷりと絡み付き、ガツンとしたパンチ、辛味が効く。
  醤油味は然程立っている感じは無く、背脂のコッテリ感、甘味も印象的だ。
  卵黄が円やかさを齎し、大蒜の辛味との鬩ぎ合いが面白くも有る。
  此れぞ、具合の悪い物の象徴、代表と言った感じの食べ物。
  野菜はクタッとした茹で加減で、此のしんなり具合が好みだ。
  豚は、ややパサつき気味の物が二枚入るが、豚臭さは無いのが救い。
  「コマ切れ豚」もゴロゴロ入り、中々に豪華ではないか。
  「味付卵」迄も入り、黄身は半熟気味で、ねっとりと濃厚。
  他には麺麻、白髪葱も入り、「らーめん」より一七〇円高級だが納得だ。
  きっちりと平らげ、大蒜臭を撒き散らし乍ら帰宅し、轟沈するポンコツおぢさん。