続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

イメージ 1


 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …土曜日からの四連休もあっと言う間に終わり、今日から社会復帰。
  連休明けなので、心身共に重たいのは致し方無いと諦めている。
  来週の異動を前に、彼是と事前の登録やら申請の準備が必要な様で、
  何が何だか分からない乍ら、言われるが儘に準備を進める。
  果たして、こんな門外漢、ブランク永井に務まるかしら…。
  何だか気も滅入り、食欲も余り無いが、新年一発目の此方に御邪魔してみよう。
  冬休み期間中は、池袋の街は御上りさんで溢れ返るので、回避しており、
  松も明けたので、初詣も兼ねて出掛けてみよう。
  十二分の道程を歩いて到着すれば、先客は九名とやや多目。
  店内を覗けば、おっ、エヌエス・プランニング社長が調理を行い、
  何時もの店員氏二名が助手で脇を固めると言う強力布陣ではないか。
  五分で店内に入り、券売機で何時もの「ぶた入りラーメン」の食券を確り購入。
  途中、社長氏から食券の改札を受け、冷水を汲み、蓮華を取り、
  ヂッと堪えた後、七分程で席が空き、透かさずヨッコイショーイチ。
  食券を提示し、麺の硬さを訊かれ、「普通で」と御願いする。
  其の間、何時もの調理担当氏が休憩に出掛け、二人体制へと変わる。
  そして、五分程で無料の乗せ物を訊かれ、「脂で」と告げる。
  社長氏から丼を受け取り、手元に下ろし、さあ、頂こう。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  色味からして乳化しているのが分かり、案の定、実際に啜ってみれば、
  何とも言えない円やかな味わいが口内一杯に拡がり、初春の訪れを感じる。
  安定の乳化傾向で、醤油ダレの味わいも、味付け脂からも染み出して堪能。
  野菜も、シャキシャキ寄りの茹で加減で、此れ又、菅官房長官並みの安定感。
  麺を引っ張り上げれば、言わずもがな、此れも又、相変わらずに素晴らしい。
  程好いざらつきとツルツル感、そして、硬めで発注しなくとも、
  モチッとした食感と弾力は、啜るのが愉しくなり、好感が持てる自家製麺
  と、其処で、食べ始めて一、二分で、異変に気付く。
  ん?豚が二枚しか入っていないぞ。
  念の為、野菜の山の下を穿り返して確認するも、矢張り、入っていない。
  はは~ん、そうか、そう来たか。
  今年に入っても矢張り、僕にはそう言う仕打ちが待ち受けているのだな。
  其れが世間の遣り方かー!
  如何せん、こちとら小市民、厚かましくなく、厚顔無恥ではない。
  既に箸を付けてしまい、提供から一、二分の間に豚を食べていないと言う、
  誰をも納得させられる様な証明は、残念乍ら出来ない。
  まあ、良い。
  小っちゃい事は気にすんな!ソレ!ワカチコ!ワカチコ!
  「ラーメン」は七〇〇円なので、一〇〇円寄付をしたと思えば良いさ。
  過去、大蒜を入れ忘れられたり、醤油ダレを入れ忘れられたり、
  海老天が乗っていなかったり、天麩羅を忘れられたり、輝かしい実績多数。
  入れ忘れられそうな顔をして、そう言う星の下に生まれて来た僕がいけないのだ。
  其れにしても良くもまあ、次から次へと、こんな不運が降り掛かる事。
  後厄だからとか、もう、そう言う次元の問題ではない。
  僕はそう言う人間なのだ…。
  其の豚はと言うと、程好いしっとり感と、赤身のムッチリ感が中々に良い。
  こう言う時に限って。
  何時もより早く、八分程で食べ終えて退店。
  うん、豚が少ないから早いよね…。