続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ イオン北戸田店」【北戸田】

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 ◎「まぜそば(大)」八八〇円
 
 …昨晩は拙宅で、「角上魚類」で買い込んだ生牡蠣、寿司、メロの照り焼き、
  鰤しゃぶ、茶碗蒸し等で酒宴を開催し、しこたま鯨飲馬食する。
  午前零時前には解散し、其の儘、寝床で潰れ、気絶する様に眠る。
  金曜日からの四連休も最終日とも成れば、重苦しさは尋常ではない。
  此の儘、永眠して、明日から労働したくないとさえ思う…。
  其れに加え、此処一日、二日、何だか貧血っぽいのか、逆上せなのか、
  時折、ふらふらと、ふらつく様な感覚になる事が頻発しており、
  用が無ければ臥せっている事が殆どで、血圧の加減だろうか、不調極まりない。
  今朝も其の症状は改善されず、何と無くヴォーっとする感じが続いている。
  きっと此れは、大蒜の摂取量が足りていないと言う思し召しだろうと解釈。
  正午を過ぎ、重たい身体を擡げ、一路、大蒜摂取へと向かう。
  勿論、「ジャンプ」の様な敷居の高い、気力の要る店には行けない。
  大規模商業施設の簡易的食事処に位置している此方が無難だろう。
  予想はしていたが、連休最終日で行き場を失った人民が佃煮にする程に居り、
  小賢しい餓鬼もゴキブリ並みにうようよ湧き、鬱陶しい事、此の上無い。
  座席を確保し、いざ、黄色い看板を目指そう。
  十三時を廻った所為か、行列は無く、すんなりと発注と会計が出来る。
  此方では改悪された叉焼を頂くには、ラーメンでは豚臭さが際立つ為、
  最近は専ら、「まぜそば」で味が分からなくして頂く様にしている。
  無料の乗せ物は、全部入れるので、入れて欲しくない物だけ言う様にと、
  珍しい問い掛けに戸惑いつつ、「全増しで、脂のみダブルで」と告げる。
  呆け老人の様に、発信機を手渡され、一旦、席に戻って出来上がりを待つ。
  其れにしても、糞餓鬼はぶつかって置き乍ら、何も言わずに燥ぐ馬鹿さ加減。
  親の程度が知れると言うか、碌な大人に成れないに決まっている…。
  一〇分程で発信機が喧しく鳴り響き、提供口へと取りに向かう。
  盆を受け取り、割り箸を取り、糞餓鬼を躱しつつ、ヨッコイショーイチ。
  さて、全体を満遍無く、且つ、ざっくりと粗目に撹拌しよう。
  何度も言うが、味が均一化しない様、多種多様な味わいが愉しめる様にだ。
  中央の温泉玉子を中心として、ぐちゃぐちゃに混ざり、何が何だか分からなく、
  言い方は何だが、汚らしく成った所で、いざ、此れを啜ろう。
  最初から入っている温泉玉子、鰹節、揚げ大蒜、揚げ玉葱、茹で野菜に加え、
  無料の乗せ物の「ニンニク」、「アブラ」、「チーズ」、「ベビースター」、
  「エビマヨ」、「辛味」が渾然一体と成り、丸で、酒池肉林の様相だ。
  初めの内は、「エビマヨ」の味わいが強めに感じられる。
  此れにズーチーも蕩け出し、「ベビースター」もカリポリした食感。
  当然乍ら、大蒜のパンチも確りと伝わり、二日連続の大蒜摂取にほくそ笑む。
  「まぜそば」は秘伝の醤油タレに、要と成る旨味が凝縮されたスープを合わせ、
  麺と混ぜ合わせ、大蒜と黒胡椒の効いた濃厚な後引く味わいと言うのが売り。
  プースーは拳骨、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間丹念に炊き込み、
  旨味だけを凝縮し、ゼラチン質たっぷりのスープに背脂を投入する事で、
  凝縮されたスープにコクと旨味と甘みが加わり、麺との絡みが格段に増し、
  混ぜた瞬間に麺を離さない、パンチの効いたスープと言うのが謳い文句。
  麺は御馴染み、「ニッセーデリカ」の特注麺。
  強靭な腰を持つゴワゴワした極太麺は、強力粉オーションだけで打たれ、
  強い小麦の風味を持ち乍らも独特の食感を持ち、ジャンクなスープに負けない、
  強靭な歯応えと食べ応えが売りで、畝った縮れ麺はモチモチ感が強い。
  豚は辛うじて臭味こそ無いが、軟らかさは及第点で、先ず先ずの出来栄え。
  嗚呼、何だかんだ、此の「まぜそば」は旨いな。
  昔、「ジャンクガレッジ」の豚が旨かった頃は、ラーメン一辺倒で、
  其の味わいを堪能し、「まぜそば」は全く頭に無かったが、今は別だ。
  プースーが無いので汗を掻かずに頂けると言うのも有るが、美味しく頂ける。
  満足して食べ終え、ふらつきの症状は改善されないが、満足な連休最終日だ。