続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「六坊担担面」【池袋】

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◆「六坊担担面」【池袋】
 
 ◎「日式汁なし担々麺 温玉入り」九三〇円
 
 …昨日。
  今週は何だか矢鱈と長く感じられ、心身共に草臥れたわぃ。
  花粉症は終息したが、肩凝り、腰痛、眼精疲労が酷くて参る。
  一週間の最後、締め括りにと、細やか乍ら、華金スカイウォーカー。
  映画の「星球大戦」は一度たりとも観た事は無いが…。
  さて、向かう先は、週に一度の定点観測、「ラーメン二郎 池袋東口店」。
  店の前の通りに折れ、先を見遣れば、店頭には七、八人の待ちか。
  まあ、其れ位ならば御の字だと、早足で向かえば、何てこったい、
  前方をテレテレ歩いている一〇人程の集団が纏めて行列に接続…。
  はい、終了!
  今週も一週間、御疲れ様で御座いました!
  あっさりと行き場を失い、大沢誉志幸宜しく、そして僕は途方に暮れる。
  何が鬱陶しいって、此の世で、変な集団が一番性質が悪い。
  金魚の糞みたいに連んでしか行動出来ず、五月蠅いだけで迷惑千万。
  何の催しなんだよ、全く!
  今週は、一週間の御愉しみにも出会えず、本当、ガッカリだよ!ったく、もう。
  行く当てが無くなり、すっかり自暴自棄に成り、如何でも良くなってしまう。
  当初の予定を狂わされるのが嫌いで、変に完璧主義なので、如何でも良くなる。
  そんな中で向かったと言っては失礼だが、此方で担々麺を頂こう。
  店の存在だけは知っていたが、辛そうなので回避していたが、
  こんな踏んだり蹴ったりの災難の日は、自らを傷め付けてみよう…。
  店内に入り、先ずは券売機で食券を購入する。
  「日式汁なし担々麺」、「成都式汁なし担々麺」、「汁あり担々麺」の三本立て。
  僕は純粋な日本人なので、「日式汁なし担々麺」を「温玉入り」で。
  食券を提示すると、「辛さ」と「痺れ」の度合いを訊かれるが、
  童貞で分からないので、「普通で」と、此方の御薦めに身を委ね、
  ヨッコイショーイチし、冷茶を汲んで飲み、出来上がりを待つ。
  如何やら、此方は「渡なべスタイル」と言う、高名なラーメン好きの人の店の様。
  屋号は「担担麺」ではなく、「担担面」であり、僕の誤字ではないので念の為…。
  さて、丼と温泉玉子の小皿が別添えで提供される。
  洗い物が増えるから、初めから乗っけて出して呉れても良いのに…。
  温泉玉子を移し、全体を軽く、ざっくりと混ぜ合わせたら、先ずはルーシー、
  ルーシー、「南の虹のルーシー」から啜ってみよう。
  「ハウス名作劇場」はさて置いて、おっかな吃驚啜れば、辛さと痺れに襲われる。
  芝麻醬の胡麻の風味は控え目で、唐辛子の辛味と、花椒の痺れ、
  此れを前面に打ち出した物で、「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒」の様な物か。
  カラシビ、カラシビ、「カラシビ本線日本海」、「カラシビにさよなら」、
  「カラシビは雪のように」、「カラシビがとまらない」。
  こちとら、口内の痺れが止まらない…。
  スースーとして正に痺れる感覚で、冷茶を飲むと、一層、其の感覚が強まる。
  辛肉味噌も結構な量が入っており、翌朝の「*」の状態を案じてみる…。
  麺は中太の平打ち麺で、モッチリとした食感。
  ツルツルとした口当たりで、腰と弾力は先ず先ず。
  「三河製麺」の物だろうか。
  具は辛肉味噌の他に、干し海老、青葱、貝割れ大根、巴旦杏を粉砕した物が入る。
  食べ進むに連れ、痺れが増して行き、温泉玉子で辛さを和らげようとするも、
  追い付かない程の辛さと痺れで、丸で、口内が脳梗塞の後遺症に見舞われた様。
  卓上には「鎮江香醋」と言う黒酢、「大塊腐乳」と言う腐った乳製品、
  刻み大蒜が配置されているが、何れも使用せず、最後はテレレが残り、
  其処に御飯を投入したいが、再度、食券を購入するのも億劫なので、
  其の儘、辛さと痺れに耐え乍ら、蓮華で掬って飲み干し、痺れ乍ら退店。
  何だか、「よいよい」に成ってしまったかの様だ…。