続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …金曜日。
  週の終わり、やっと漕ぎ着けた華金
  一日一日の積み重ねと言った感じで、何とか、日々暮らしている。
  そんな日常で、如何しても思い出してしまうのが此方のラーメンだ。
  十九日の火曜日に頂いたばかりと言うのに、其の翌日から恋焦がれる始末。
  華金なので、豪勢に回転寿司も良いし、「塩そば専門店 桑ばら」の「裏そば」、
  「濃縮アサリ味噌」と言うのも大いに惹かれるが、頭と舌はすっかり「二郎」。
  今年初めての週に二度目の「ラーメン二郎 池袋東口店」へと足が向いてしまう。
  十四時の四分前に到着すれば、先客は九人と、まあ、御の字だ。
  変なのさえ居なければ、回転は頗る良いので、問題は無かろう。
  五分程で店内に入り、矢張り、夏季限定の「つけめん」の貼り紙が気に成るも、
  初志貫徹、愛すべき何時もの「ぶた入り」の釦を押っぺして食券を購入。
  厨房内は火曜日同様、若手の店員氏が調理担当、熟練のマスクの店員氏が助手。
  捌くのが上手い店員氏が助手に居ると、自然と回転率も上がって来よう。
  冷水を汲み、蓮華を取り、ヂッと堪えて待ち、六分程でヨッコイショーイチ。
  食券を提示すれば、熟練の助手氏は僕に麺の硬さは訊かず、把握して呉れている。
  出来上がりをグッと堪え、今か今かと待ち構えた後、十三分程で、
  熟練の助手氏から「ブー、脂」と指示が飛び、調理担当氏から丼を受け取る。
  訊かれなくても、脂増しが出て来るのは非常に助かる。
  さて、先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  先週は乳化度高目のとろんとした円やか、特濃スープだったが、
  火曜日、今回は微乳化で、適度なコクと、醤油ダレの切れが感じられ、
  均整が取れた味わいで、三日振りだが、嗚呼、旨い!悶えてしまう。
  特に、味付け脂が溶け出した周辺は味も濃く、血圧も上昇して行く。
  そして、偏愛しているのが、味付け脂を御数にして野菜を頬張る行為。
  此れをする為に御邪魔しており、此の行為が中毒性を呼んでいるのかも知れない。
  火曜日よりも色が濃く、漬け込みが良いので、濃厚で濃い味で最高だ。
  野菜も茹で立てではなく、少し冷ましてあるのが、猫舌には助かる。
  麺を引っ張り上げれば熱熱で、濛々と湯気が立ち上る。
  秀逸な自家製麺は、湯気と共に、粉の風味もふわっと薫る高気密な麺。
  程好い滑りと、強靭な腰、噛むともっちりと音がしそうな弾力が心地好い。
  ぬるんとした後、むちむちの食感が押し寄せ、卑猥な熟女の肢体の様だ…。
  豚はと言うと、今の調理担当氏に代わってから、切り方が叉焼の様な薄切りに。
  然し、今回のは赤身の間に脂身、ぶるんとしたサシが入り、コラーゲンたっぷり。
  厚味が無い分、豪快さは影を潜めるが、肉質は素晴らしく、中々に淫猥だ。
  薄切りの部位だけでなく、端っこの塊の部位も入るのが嬉しい。
  一〇分程で食べ終え、後続に席を明け渡し、又来週、早々の再訪を誓う…。

~御負け~
木曜日の「伝説のすた丼屋」の「すたみなライス」六三〇円。
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