続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

  イメージ 1
 
 
 
 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円
 
 …火曜日。
  日曜日に俄かに発症した耳下腺炎も、何とか大事に至らず、回復傾向で、
  医者から、無理をすると脳炎や睾丸炎に成ると脅されるも、杞憂に終わりそうだ。
  仕事が休めるなら、医者の言う通り、絶対安静にしていないといけないのだが、
  貧乏暇無しなので、齷齪と労働しないと、直ぐにポアされてしまうので…。
  未だ、耳下腺の腫れぼったさを感じつつも仕事を熟す。
  さて、そろそろ昼休憩を摂ろうと思い、週間天気予報を調べる。
  今週、一番気温の低い日を調べると、そうか、今日か。
  少しでも涼しい時でないと頂けない物が有る。
  灼熱の陽射しの中、十四時の七分前に到着すれば十一人の待ち。
  矢張り、夏休みで馬鹿面提げて遊び呆けている人間が多く、
  制服姿のゆとり世代の金魚の糞も居り、回転率悪化の癌と化している。
  四分程で店内に入り、券売機で何時も通りの食券を購入。
  夏季限定の「つけめん」に惹かれるが、「新宿歌舞伎町店」で頂くか。
  厨房内を見遣れば、最早、安定の組み合わせで、安心感が有る。
  途中、大盛り、つけ麺の客は居ないかの挙手を擦り抜け、蓮華を取り、
  冷水、否、温い水を汲み、八分程でヨッコイショーイチ。
  食券を提示し、薄ぼんやりとし乍ら出来上がりを待つ。
  目の前に熟練のマスクの店員氏が居たので、今回、はっきりと聞き取れたが、
  「ブー、脂増し増し」と、調理担当氏に伝達しており、此れは嬉しい限り。
  丼を受け取り、手元に下ろせば、ロイクーな味付け脂が存在感を放っている。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  表面には油層が構築され、こってり感が強く、味付け脂の周辺は味が濃い。
  丼の中程を掬えば、何時も通り、微乳化の程好い円やかさと、
  醤油ダレの切れが混ざり合い、個人的には安定感の有る味わい。
  一瞬、此のとち狂った暑さをも忘れてしまう程の旨さだ。
  評論家気取りの高名なラーメンヲタクや、ヂロリヤンが何と言おうが好きだ。
  次は、今一番、快楽的で好きな、野菜を味付け脂をかって頬張る行為。
  野菜のさっぱり感を味付け脂が補完し、味付け脂のこってり感を野菜が中和する。
  プルントゥルンの膠原質の味付け脂は最高に旨く、御数として成立する。
  脂の持つ旨味が、茹で野菜を格段に旨くして呉れる。
  さて、麺を引っ張り上げれば、此の暑さだが、濛々と湯気が立ち上る。
  猫舌泣かせの熱熱の麺は、心地好い滑りと、粉の風味が秀逸。
  噛むともちもちで、硬めで発注せずとも、十分な腰と弾力と張りが味わえる。
  豚はと言うと、前回は脂身多目のヴヨヴヨした部位が多目だったが、
  今回もやや脂身が多く、寺島志保嬢の腹肉を思わせる豊満な肢体の様。
  筋肉質が持て囃される様な風潮は、僕は好きではない…。
  其れにしても、噴き出す汗が止まらず、拭っても拭っても追い付かない。
  愈愈、此の暑さの中で啜るのは無理だろうか。
  盆も有るので、暫く、間を空けようかしら…。