続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …火曜日。
  颱風の影響が去ったと思ったら、週末の休日に合わせるかの様に、
  狂った、猛烈な暑さが戻って来てしまい、心身への負担が圧し掛かる。
  馬鹿みたいに汗が噴き出し、拭っても拭っても、容赦無く流れ出る。
  矢張り、一〇月一杯は夏だな…。
  さて、話は遡って火曜日。
  永遠とも感じられる一週間が始まり、此の日で未だ二日目。
  昼御飯は如何しようかと思案し、「塩そば専門店 桑ばら」の「裏そば」を検索。
  すると、「冷やし味噌」と、塩ラーメン専門店の味噌味に大いに惹かれ、
  いそいそと出掛ければ、券売機上の白板が仕舞われており、売り切れの模様。
  ぢぇぢぇぢぇ!
  失意のズンドコ、もとい、どん底に叩き落され、第二候補へと向かう。
  前週は十三、四人の行列で、とっとと諦めた御馴染みの此方。
  十四時の七分前に到着すれば、おっ、先客四人と奇跡だ。
  店内に入り、券売機で何時も通りの食券を購入し、ヂッと待つ。
  厨房内と見遣れば、何時もの熟練のマスクの店員氏の姿は無く、代わりに、
  僕が通い始めた当初に居て、其の後、「新宿歌舞伎町店」に異動した店員氏が。
  如何やら代打の様で、此の日の調理担当を務めている。
  何時もの若手の調理担当氏が助手に廻る布陣。
  冷水を汲み、蓮華を手に取り、四分程で席が空き、ヨッコイショーイチ。
  麺の硬さを訊かれ、「普通で」と御願いする。
  厨房内の雰囲気は、何時もより砕けた感じが有り、冗談も飛んでいる。
  一〇分程で無料の乗せ物を訊かれ、「脂で」と告げ、丼を受け取る。
  当たり前だが、作り手が変われば盛り付けや量も変わり、其の違いも愉しい。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  表面には油層が構築され、こってりとして熱熱の状態。
  丼の中程はと言うと、何時も通り、醤油ダレの切れも感じつつ、
  円やかさも併せ持つ微乳化傾向で、此の均整はブレていない。
  僕にとっては安心、安定の味わいで、平常運行の旨さ。
  さて、お次は、ロイクーな味付け脂を御数に、野菜の山を遣っ付けて行く。
  野菜のさっぱり感を味付け脂が補完し、味付け脂のこってり感を野菜が中和する。
  味付け脂は、内臓肉を思わせる程の大きさで、正に、脂塊と呼ぶに相応しい。
  ぷるんとした膠原質は、きっと美容にも良いに違いない。
  麺を引っ張り上げれば、濛々と湯気が立ち上り、如何に熱熱から分かる。
  啜ると唇にぬるんとした滑りが感じられ、丸で、ローションプレイの様。
  噛めばモチモチと音がしそうな程の腰と張りと弾力。
  麺硬めで発注した事は無いが、普通の茹で加減で十分に美味しい自家製麺だ。
  粉の風味も馨しく、此方も安心、安定の通常運転だ。
  豚はと言うと、赤身の部位が八割、脂身の部位が二割と言った均整。
  赤身の部位は引き締まって、適度な噛み応えで、肉肉しい食感。
  其の縁に脂身の部位が付着し、ぷるんとした軟らかさが感じられる。
  神懸っている物には最近当たっていないが、此れも言わば、安定感が有ろう。
  汗だくで食べ終え、早く涼しく成って欲しいと心底思いつつ退店。
  来週は如何成るかしら…。

~御負け~
月曜日の「カレーハウス CoCo壱番屋」の「チーズカレー」七〇一円。
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