続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「天下一品」【池袋】

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◆「天下一品」【池袋】

 ◎「白飯定食(こってり)」八八〇円

 …月曜日。
  つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう長月だ。
  然し、暑さは収束する気遣いは丸で無く、毎日、夥しい量の豚骨スープ、
  もとい、汗を噴出させ、汗拭き用の綿織物が乾く暇が無く、絞れそうな勢い。
  「何なんだ!此の暑さは!」と心で叫ぶ毎日で、余計な心的疲労が重なる。
  さて、話は遡って月曜日。
  今週も何の断りも無く始まってしまい、永く険しい一週間の幕開け。
  そんな毎日を、少しでも気を紛らわせ乍ら過ごす唯一の救いが昼御飯。
  未だ夏休み気分で、ゆとり世代がうようよ湧いているので、少し遅め、
  十四時に外へ出て、偶には、ヴォテっとした鶏ガラスープを味わおうと此方へ。
  四月三日以来、約五ヶ月振りに御邪魔し、空席も有り、ヨッコイショーイチ。
  前回同様、「こってり」と白米の組み合わせの「白飯定食」を発注。
  冷水で火照った身体を冷却し、出来上がりをヂッと待つ。
  そして、ラーメンと、自棄に多い丼飯が配膳される。
  ん!?こんなに御飯は多かっただろうかと、訝し気に思いつつ、
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  鶏ガラのとろみの有るこってりとしたプースーは、滋味たっぷりで、
  何とも堪らない、コクの有る、円やかで滑らかな口当たりが秀逸だ。
  唇にベトッと纏わり付く様な、ボテッとしつつも重さを感じさせない、
  少し粉っぽい感じもするが、何とも言えない、唯一無二の味わいだ。
  慌てて白米を頬張り、更にプースーを啜る。
  麺はと言うと、加水率高目のツルっとした中細麺。
  ツルツルしているが、べっとりとプースーが纏わり付き、持ち上げも良い。
  茹で加減や腰、弾力は目を見張る物は無いが、此れ又、安定している。
  テロテロの茹で加減で軟らか目だが、此れを御数にして御飯を頬張る。
  其れにしても、こうも御飯が多いと配分が難しいな。
  念の為、献立表を見返すと、ん!?若しや…。
  前回頂いたのは「こってり」と「半ライス」の「中華そばランチ」七七〇円か。
  一方、此方は「特盛ライス」で、道理で多い訳で、こんなには要らなかった…。
  毎度御馴染み、うっかり八兵衛の後のフェスティヴァルだ。
  相変わらず、粗忽は直らないわね。
  気を取り直し、叉焼、麺麻を御数にして、白米を頬張り、プースーで押し流す。
  まあ、次回は間違わずに発注出来るだろうと言い聞かせて退店。