◆「Giovanni’s Shrimp Truck」【ハレイワ】
◎「Shrimp Scampi」十四弗
…先週土曜日、現地時間金曜日。
先週木曜日、十四時半迄仕事を熟した後、重たい荷物を転がし乍ら、
憧れてはいない布哇航路にて高跳びし、日本時間の明け方に現地に到着。
機内では、大の飛行機嫌い故、一睡も出来る筈も無く、到着間際の朝食を、
客室乗務員から配給されないと言う、新手の嫌がらせを受ける始末…。
日本に居ても大蒜を入れ忘れられ、機上でも食事を与えられず、
一体、僕が何をしたと言うのか…。
日本時間の明け方、現地時間の朝っぱらに布哇に到着し、護送車に乗せられ、
今回の旅籠「希爾頓布哇村」に着くや否や、見ず知らずの他部署の人等、
四人一組に宛がわれ、地図を渡され、暑い中を彼方此方、右往左往させられ、
晩は千人弱の祝賀会が催されるも、一睡もせずに一日以上を過ごせば、
途轍も無い疲労感に襲われ、生きる気力さえ失う…。
二日目は、前部署の面々で、申し込んだ観光へと出掛ける。
王風島を大型自動車にて連れ回され、昼御飯はと言うと、布哇名物と言う、
大蒜風味の海老を食べさせて呉れると言う、北部の海辺の街・ハレイワへ。
何でも、大蒜海老では有名な店の様で、大型自動車が厨房に成っている。
炎天下、席にヨッコイショーイチし、出来上がるのをヂッと待つ。
六人居る店員の内、三人が休みと言う、日本では有り得ない状況の中、
十五分程で、亞爾密箔に覆われた紙皿に盛り付けられた物が割り当てられる。
プンオーすれば、大蒜の香ばしい薫りがプ~ンを漂う。
指南された通り、檸檬を搾り、殻を剥くのも億劫なので、ヴァリヴァリと。
喰らい付けば、流石は亜米利加合衆国らしい、脂っこさ満点のこってり感。
そして、濃い味でガツンと来る大蒜の風味が力強く、此れは堪らない。
一〇連休前半に、大蒜の過剰摂取で寝込んだが、今は身体が欲する。
ヴァリヴァリと、口内が血だらけに成りそうな状態だが、腕白の好き味。
此れで麦酒が有れば最高なのだが、一応、仕事中なので自重。
檸檬の酸味が、油っぽさや大蒜の癖を和らげて呉れる。
白米の量は多くないが、此れは麦酒が欲しくなるわぃ。
大蒜臭を気にせず、存分に、ガッツリとパンチの効いた物を頬張るおぢさん…。
~御負け~
布哇到着後、最初の食事は「IHOP」のハンバーガー。
正式献立名と値段を失念したので、記事には出来なかったが…。
「希爾頓布哇村」前の海。