◎「ダナパニセット（チキンカレー、週替わりカレー）」一〇九〇円
…日曜日。
今週も何とか、辛く厳しく険しい一週間を乗り切り、週末へと逃げ込む。
一日一日を何とか遣り過ごし、一日一日地道に寿命を目指して生きている感じ。
死ぬ迄生きなきゃいけないし、生きていると言うのは、何てきついのだろう…。
さて、話は遡って日曜日。
日曜日の内に駄ブログを更新する気力すら無く、一週間持ち越す始末。
終わると分かっている駄ブログを更新すると言うのは、焼け石にウォーター、
賽の河原で石を積んでは崩され、石を積んでは崩される様なもの…。
此の日は何と無く咖喱の気分で、彼是と検索した結果、店の存在は知っており、
大宮にも店舗を構える未訪の此方に決定。
店内に入ると、日本人も吃驚、印度人が出迎えて呉れ、席に案内される。
印度らしい象の絵や、田島はる、もとい、タージマハルの絵が貼られている。
ヨッコイショーイチし、献立表を捲って熟考する。
昼餐用の献立が有るが、咖喱一種類では寂しいので、二種類は頂きたい。
屋号を冠した「ダナパニセット」なる物が有るので、思い付きで発注。
咖喱は「ベンガルトマトカレー」、「ベジタブルカレー」、「チキンカレー」、
「キーマカレー」、「マトンカレー」、「ダールカレー」、「週替わりカレー」、
七種類の中から「チキンカレー」と「週替わりカレー」で御願いする。
「週替わりカレー」は店頭の黒板に「あさりむき身のキーマカレー」と有った。
飲料は冷やし珈琲で発注し、出来上がりをヂッと待つ。
店内は略満席で、人気の高さが窺え、本店はふじみ野に在る様で、
何店舗も手広く遣っており、印度料理店は儲かるのだろうかね。
近所でも矢鱈と印度人が多く、夜な夜な、大声で喋って自転車に乗っている…。
さて、先にプースーが配膳され、其の後、銀の盆に乗せられたレーカー、
少し遅れてナンが提供され、さあ、後は千切って浸して頬張るのみ。
先に生野菜を遣っ付けたら、矢鱈滅鱈巨大な、老婆の垂乳根の様なナンを千切り、
先ずは「チキンカレー」に浸して頂いてみる。
橙色をしており、辛さは普通で御願いしたので、甘からず、辛からず、
香辛料の風味も豊かで、鶏肉も軟らかく煮込まれている。
ナンはふかふかで、老婆の垂乳根は触った事は無いが、デロンとして巨大。
孰れも生姜の風味が爽やかに香っている。
別皿には「チキンティカ」と言う、香辛料塗れの鶏が居る。
味付けは良く、腋臭の焼鳥の様な感じで、米にも合うだろうな。
と、洎夫藍で炊いた米が有り、炭水化物フェチには有難い。
だから太るのだが…。
偶にはラーメン以外の昼餐も、月に一度位は良いかも知れないな。
