◆「天然とんこつラーメン 一蘭」【浅草】
◎「ラーメン」八九〇円
…月曜日。
此の駄ブログも遂にヤホーと決別し、此方へと引っ越して来たものの、
今、こうして初めて更新をしているが、まあ、使い方が分からない事夥しい。
楽なんだか不便なんだか分からず、此の歳に成って、新しい物に慣れるのは辛い。
追々慣れて来るのだろうが、何だろう、読み込みが遅くて苛苛する…。
何はともあれ、此方に御厄介に成ると決めたので、宜しく御頼み申し上げます。
さて、話は遡って月曜日。
夢の様な盆休みの九連休が終わってしまい、此の日が仕事始め。
会社迄の行き方を忘れてしまいそうだが、何とか辿り着き、機能回復訓練に努める。
昼御飯は運良く、独りぼっちで出る機会に恵まれるも、生憎の月曜日なので、
定休日の店も多いので、一先ず、浅草駅方向へと歩き出す。
例の一件以来、朝鮮人が減ったのは良いが、支那人の多さが矢鱈と目に付く。
半島同様、反日に余念が無い癖に、態々嫌いな国に来て、嫌いな国の伝統衣装、
浴衣や着物を着て、人力車に乗る辺り、中途半端と言うか、適当な反日教育だな…。
其れはさて置き、昼御飯の当ても別段無いので、偶には豚骨ラーメンでも頂こう。
身体中から豚骨スープを噴出させている汗達磨だが…。
無難に連鎖店の此方にふらりと入るも、予想はしていたが、まあ、そう成るわね。
店内見渡す限り支那人の群れ。
此処は浙江省か黒龍江省かと勘違いする程で、此処は日本の筈なのに外様の感覚。
余所の国の文字が溢れる券売機で食券を購入すれば、女中さんも大陸系。
少し待ち、衝立の有る味集中止まり木が満席と言うので、食卓席に案内される。
食券を手渡すと、問診票宜しく、味の好みを記入させられる。
「味の濃さ」は「基本」、「こってり度」も「基本」、「にんにく」は「少々」、
「ねぎ」は「青ねぎ(細ねぎ)」、「チャーシュー」は勿論「あり」、
「秘伝のたれ」は「基本」、「麺のかたさ」も「基本」と記入して発注。
其れにしても、人種の坩堝の様な店内は囂しいったら有りゃしない。
一〇分強で、彼方の国の店員氏が配膳して呉れ、「オマタセシマシタ~」と。
一刻も早く脱出しようと、先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
豚の骨から抽出した天然豚骨スープを謳い、豚の骨を煮出すと臭味が出てしまうが、
高度な技術を要する特殊製法で、余分な灰汁を時間を掛けて丁寧に取り除き、
豚骨の旨味を残し、全く臭味の無い豚骨スープを作り出すと言う。
個人的には、獣臭、家畜臭の漂う野性味溢れるプースーの方が好きだが…。
臭味の無いプースーの発祥と言い、スープの味、品質を守る為に時間毎に温度管理、
濃度管理も徹底し、出来上がったスープは濃度、味、香り等を職人の確かな味覚と、
濃度計等の数値も合わせて確認し、万一、孰れか一つでも規格外の場合は、
最初から作り直し、最終的にスープの成分が完全に均一になるよう調整すると言う。
調理時には、丼にスープを注いでから三〇秒以内に麺を入れる事が厳守らしい。
外国人労働者が此の掟を守って呉れている事だけを切に願う…。
麺はと言うと、博多ラーメンならではの細麺。
特別な小麦粉を独自に配合し、奥義を窮めた経験豊かな麺職人が、
歴史と共に培った最高の技術で、極上の絡みと喉越しを再現したと謳う。
独自配合した小麦粉を其の日の天候、気温、湿度を考慮し、毎日違う配合で製麺、
熟成させており、小麦の蛋白質等の成分に至る迄、細かく確認を行い、
使用する水は季節に依って温度を変えており、茹でる直前迄空気に触れない様、
専用の麺箱で保管し、忙しい時間帯でも常温に出す麺の数量を制限しているらしい。
更に、茹で釜には温度を常に一定に保つ専用の検知器を設置しており、
差し湯の量を一〇秒間一一〇~一五〇竓で徹底管理し、茹で釜の中の湯は常に、
綺麗な状態に保たれており、茹でた後の湯切りは五回と決まっており、
若し六回以上行った場合には、提供しないと言う拘りに、本当かよ!と疑ってみる。
そして、何口か啜るに連れ、真ん中の「秘伝のたれ」が溶け出して来る。
唐辛子を基本に三〇数種類の材料を調合し、何昼夜も寝かせた熟成ダレと言う。
じんわりと辛味が浮かび上がって来て、味に変化が付けられる。
叉焼は薄っぺらい物が二枚入っており、肩ロースを使用していると言う。
博多ラーメンに関しては、叉焼は余り重きを置かないので諦めている。
替え玉もせず、プースーも飲み干さず、逃げる様に出る日本生まれの日本人…。