続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「塩ホルモン 炭や」【大宮】


 …昨晩。
  寄席が終わり、大宮へと戻った。
  其処から更に会社の方二名も合流して四名で、共通の好物であるホルモンを炙りに。
  すっかり【ホルモン教徒】だ…。
  此方へ伺うのは凡そ一年振り。
  駅から多少歩くのと、人気店の為に混雑しているで敬遠してしまう。
  然し乍ら、今回は一時間前に電話で予約すると言う準備万端具合!

 ◎「生ビール(中)」四七二円
 …今年の正月以来の此の顔合わせに乾杯!
  昼間の立ち喰い寿司で引っ掛けた麦酒なんぞ疾うに抜け、旨さは格別。
  寄席の座り疲れと、蒸し暑さを吹き飛ばす様な喉越し。
  夏は麦酒に限る(尤も、冬でも麦酒しか呑まないが…)。

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 ◎「上ホルモン」四七二円
 …此れを四人前発注。
  先ずは基本の此れを頂かずして、此方に来た意味は無い。
  生のホルモンは新鮮で瑞々しい。
  変な臭味は一切無く、此の塩の味付けが絶妙!
  程好い歯応えで、プルンとした食感。
  矢張り、ホルモンは生でないと困る。

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 ◎「サガリ」四二〇円
 …此れを四人前発注。
  此れも、此方に来たら頂かずには帰れない代物。
  売り切れに成る事も屡…。
  豚のハラミの部位で、此の歯応え、弾力が堪らなく好き。
  噛むとジュワ~っと中から軽い塩味が染み出して来て、至福の時を味わえる。
  牛肉も然り、カルビが無くてもハラミが有れば事足りる。

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 ◎「上ナンコツ」三六七円
 …此れを二人前発注。
  一見、軟骨には見えないが、実際に食べて納得。
  「上」だけあって、普通の軟骨よりも柔らかく、カリッ、コリッと言う歯触り。
  此れも中々の美味だ。

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 ◎「小肉」四二〇円
 …此れを二人前発注。
  「こにく」?「しょうにく」?、何と読んで良いのか分からずに店員さんに訊くと、
  「こにく」が正解との事。
  何処の部位か分からずに発注するも、炙って食べると一発で分かった。
  要は「セセリ」。
  鶏の首の肉。
  僕は此の「セセリ」が此れ又、好きなのだ。
  プリッとした特有の歯触りで、プリプリとした身は柔らかい。

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 ◎「コテコテ」四二〇円
 …此れを二人前発注。
  要は「赤センマイ」。
  コリコリと言う歯応えが強いが、「コテコテ」とは名ばかりで、さっぱりした味わい。
  調べてみると、「センマイ」自体は牛の第三の胃袋だが、「赤センマイ」と言うと、
  第四の胃袋を指し、「ギアラ」の別名らしい。

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 ◎「炭や特製煮込み」四二〇円
 …じっくり煮込まれた感じで、ドロドロの状態。
  もつは実に柔らかく、トロトロと蕩ける様な味わい。
  大根、人参等の野菜もゴロゴロ入っており、中迄じっくり味が染みている。
  此れを御飯に掛けて掻っ込みたい衝動に駆られる。

 麦酒をしこたま浴びる様に呑んだ後は、御決まりの「グレープサワー」。
 肉は少々過剰発注気味で、後半は可也苦しく、腹が張り裂けんばかりに完食。
 発注担当として少し反省…。
 四人で十四人前のホルモンは少し食べすぎかな…。
 道理で足の親指が疼く訳だ…。