続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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今宵の肴は「釜揚げほたるいか」

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下永谷での仕事を終え、上司を西浦和駅で降ろして帰宅。

一晩でも家を空けると、久し振りに帰って来た気がする…。

明朝は早起きの為、晩御飯は家で済まそうと、スーパーマーケットに立ち寄る。

此処最近、酒が体内に存在しないと不安で仕方無い身体に成ってしまっているので、

例によって、此の日は二缶で三〇〇円の「ストロングゼロ」を買い込み、

摘みは何にしようかと、店内をほっつき歩く。

鮮魚コーナーで目にしたのが、蛍烏賊の茹でた物。

昨晩、静岡の「寿司本家」で晩御飯を摂った折も、メニューに蛍烏賊が有ったのを知り乍ら、

其の日の気分で回避してしまったので、今季初の蛍烏賊を頂く事に…。

とっとと風呂に入り、後はグヅグヅに成るだけの状態に。

酎ハイの栓を開け、出張の疲れを癒すべく、独り寂しく乾杯。

こう言う時、堪らなく寂しさを感じる…。

此の先、一生独りで乾杯せねば成らないのかと…。

其れは如何でも良い、紛れも無い事実だから…。

アルコール度数八パーセントの酎ハイは実に心地好く、酩酊の世界に連れ去って呉れる。

肝心の蛍烏賊はと言えば、付属の辛子酢味噌で頂く。

中の腸がしっかりと詰まっており、旨さは十分に堪能出来る。

烏賊の腸は旨いな…。

目の部位はコリコリと、生々しい歯触りで、腸はしっとりとコクの有る旨さを連れて来る。

烏賊の存在は、槍烏賊、墨烏賊だけを重んじていたが、蛍烏賊の存在をすっかり忘れていた自分を、

心の底から悔いる…。