…久里浜、金沢と引き継ぎで廻り、横浜駅から湘南新宿ラインに乗り、
大宮駅で川越線に乗り換え、クタクタの襤褸襤褸で帰宅。
久し振りの背広と革靴、そして何より、電車移動は矢鱈と疲れる…。
駅から家へと歩くのも容易じゃなく、こんな日は一杯遣らずには居られまいと、
今度の日曜日も仕事の為、出掛ける事が出来ないので、前倒しで此方の暖簾を潜る…。
大宮駅で川越線に乗り換え、クタクタの襤褸襤褸で帰宅。
久し振りの背広と革靴、そして何より、電車移動は矢鱈と疲れる…。
駅から家へと歩くのも容易じゃなく、こんな日は一杯遣らずには居られまいと、
今度の日曜日も仕事の為、出掛ける事が出来ないので、前倒しで此方の暖簾を潜る…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…カウンター席の御決まりの端っこに座る。
すると、黙っていても自動的に運ばれて来る麦酒。
嬉しいね…。
此の冷えた麦酒を呑む為だけに、暑い中を這いずり回って働いたと言っても過言では無い。
裏を返せば、此の一杯が有るから、死に切れずに居るのかも知れない…。
…カウンター席の御決まりの端っこに座る。
すると、黙っていても自動的に運ばれて来る麦酒。
嬉しいね…。
此の冷えた麦酒を呑む為だけに、暑い中を這いずり回って働いたと言っても過言では無い。
裏を返せば、此の一杯が有るから、死に切れずに居るのかも知れない…。
◎「あんこう肝」五一〇円
…六月も終わりを告げ様としているのに、未だ鮟鱇肝が有るのが悦ばしい。
又しても、黙っていても勝手に出て来る心遣い。
器の半分位ポン酢を投入してから頂く。
折角ならば濃い味で頂きたい。
箸で小さく割って口に放り込めば、其の旨さに悶絶しそうに成る。
此の一口目は最高!
橙色からも分かる様に、コッテリとした脂が存分に蓄えられており、
濃厚で深いコクの有る味わいが、口一杯にまったりと拡がって行く。
◎「〆さば」二三〇円
…十五時過ぎの遅めの昼御飯の「スタミナカレー」の影響が多少は有るが寿司に取り掛かる。
先ずは、諸般の事情から〆鯖から頂く。
此方の仕入れる鯖は、本当に外れが無い。
夏場でも、冬場に勝るとも劣らない脂の載りの鯖。
絶妙な〆加減に因る所も大きいのだが、兎に角、絶品の一語に尽きる。
◎「小鰭」一六〇円
…本当は一番最初に頼んだのだが、諸般の事情の所為で二番手に。
と言うのも、〆てから時間が経っていないらしいが、折角なので、物は試しで頂く事に。
マスターの細かい気配りで、小鰭と酢飯の間に紫蘇を挟んで呉れる。
身は確かに酢が馴染んでいない所為も有り、少しごわついてはいるが、
紫蘇の風味が印象的な味へと変化させて呉れる。
◎「鰺」二三〇円
…マスターが今日の鰺を絶賛する訳が分かった。
頂いてみると、口に入れるなりトロンとした舌触りで、脂の載りが良い。
丸で、鰯の様な感じさえも受ける。
脂の甘味が強く、此処最近で一番の鰺だろう。
◎「子持ちしゃこ」三二〇円
…偶には此方も頂いておこう。
プリン体フェチとしては、甲殻類はプリン体摂取も好都合…。
ブリンブリンとした身は、海老にも負けない食感。
そして、プチプチと夥しい数の卵が弾け飛ぶ。
甘い煮ツメを一緒に纏い乍ら…。
◎「いくら醤油漬」三二〇円
…さて、〆に向かおう。
プリン体の連発で、足の親指を痛手を負わせてみる。
魚卵は心和むなぁ…。
プリプチと弾け、出汁醤油の良い味付けが酢飯と海苔と一緒に解れて行く。
一度で良いから、「イクラ御飯」じゃなく、「御飯イクラ」で食べてみたい…。
◎「煮穴子」三二〇円
…〆は、此処最近御無沙汰の、此方で一番の人気の煮穴子。
ふっくら、フワフワで、絶妙な柔らかさ。
口に入れた途端に溶け出し、しっかりと噛まずとも頂ける。
正に職人技で、御金が取れる立派な代物。
此の煮穴子、〆鯖、小鰭を食べるだけでも訪れる価値は有ろう…。
◎「うに」五一〇円
…煮穴子で〆たつもりだったが、堪え性の無さが顔を覗かせる。
此処最近、何だか雲丹の味が矢鱈と思い出され、無性に食べたかった。
sparrowのtears程の賞与が出た御祝いに…。
雲丹の此の芳醇な奥深い甘さと、微かに感じられる苦味のバランスが好き。
何時の日か、雲丹を心置き無く、蓮華でゴッソリ掬って食べられたらなぁ…。
麦酒を三杯頂き、六連勤最後の明日を乗り切る英気を養う。
と言っても、土曜日休んで、直ぐに日曜日から仕事だしな…。
と言っても、土曜日休んで、直ぐに日曜日から仕事だしな…。
※2009年6月25日時点の情報です。
ID:0000301944
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