続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 いっこく」【大山】

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◆「麺屋 いっこく」【大山】


 ◎「肉つけめん(中盛り)」九〇〇円

 …昨晩。
  ペー氏と「饗酒堂 温」でしこたま酒をかっ喰らった後、〆のラーメンへと向かう。
  前回は「塩そば 真吾」に飛び込んだが、今回は違う所にしようと、「遊座大山」を彷徨う。
  不意に「麺屋 いっこく」と言う看板が見え、酔っ払ったペー氏に促して入る事に。
  入った瞬間、カウンター席に焼酎の一升瓶がずらりと並んでいるのが見え、
  「失敗した…」と言う自責の念に駆られる…。
  僕が望んだのはラーメン居酒屋ではないので…。
  仕方無く腹を括り、メニューをパラパラと見渡す。
  メニューの字体や挿絵の感じから、「丸源ラーメン」系列かと思ったが、真偽の程は謎だ。
  さて、何を頂こうかと思案した結果、酔ってベロベロで味なんか分かりやしないのに、
  選りに選って「肉つけめん」と言う暴挙に出る。
  普段、素面の時でさえ、寄る年波から脂っこい叉焼を増量する事はしないと言うのに、
  酔った勢いで、思考回路が壊滅状態の為、自ら苦行に身を投ずる…。
  一〇分程でつけ麺が登場し、カウンター上に置かれたつけ汁の器を手にすれば、
  何の嫌がらせか、チンチン音を発する程に熱く、とても素手では持てない程。
  僕はリアクション芸人ではなく、「出川ナニ朗だよ!」と突っ込みたくなる…。
  其れは兎も角、折角なので熱い内に啜る事としよう。
  太麺を箸で手繰って、巨大な肉塊がゴロゴロ沈むつけ汁へと麺を潜らせる。
  味付けは、甘味、酸味、辛味を適度に配置しており、今流行りの魚介系と動物系。
  此方のは豚骨ではなく、鶏をベースにしている様で、雪平鍋で一杯ずつ熱せられるスープは、
  とろみが有り、濃厚な味わいを醸し出しているが、変な執拗さは無い。
  チェーン店の香りがプンプンとしただけに、然して期待は寄せていなかったが、
  予想以上の味に、酔っ払った舌でも驚く…。
  麺も弾力や腰が其れなりに有り、モッチリ感が感じられる。
  さて、問題は肉の塊だ。
  一体、如何して「肉つけめん」にしてしまったのか、自分でも分からない。
  況してや、此方の肉は、普通の叉焼ではなく角煮だ…。
  そう、脂身プルプルの…。
  酔って腹一杯の挙句に、此の恐ろしい迄の角煮の山。
  残す事は絶対に嫌なので、頑張って喰ったさ、僕…。
  赤身よりも脂身の方が断然多い角煮。
  コラーゲンたっぷりで、美肌には宜しかろうが、如何せん、脂っこい角煮。
  食べても食べても減らない角煮…。
  否、決して不味い訳では無い。
  只、食べての腹積もりと、食い違いが有っただけ。
  もう、後は脇目も振らずに一心不乱に肉塊に喰らい付くだけ。
  胃袋を壊しそうに成り乍ら、頑張ったよ、僕は…。
  然も、麺は中盛りだし…。
  酔っても尚、食い意地が張っている僕は、相当に卑しい人間かも知れない…。

麺屋いっこく [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ

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住所: 東京都板橋区山東町21-8
営業時間、定休日:
最寄り駅: 大山(東京都)
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※2009年8月9日時点の情報です。
ID:0006972483


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