続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店」【新宿西口】

◆「ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店」【新宿西口】

 ◎「小ラーメン」七〇〇円+「自家製めんま」一〇〇円

 …凍える様な寒さの中、大和、座間を廻り、さがみ野駅から電車に乗り、
  海老名駅小田原急行電鉄小田原線に乗り換え、二〇時過ぎに新宿駅に辿り着く。
  此の儘、帰って風呂に入って晩御飯を食べるとなると二十一時半を廻り、
  其れは其れで面倒臭い気がして、新宿で晩御飯を済ませて帰る事とする。
  食事の第一候補は、先ずはラーメンしか考えられない。
  そして、新宿と言えば真っ先に思い浮かぶのが此方。
  ラーメン激戦区の小滝橋通りに在る「ラーメン二郎」直系の店。
  此の通りには他には「麺屋 武蔵」、「蒙古タンメン 中本」、「麺処 古武士」、
  「麺屋 ここいち」、「味噌屋八郎商店」が犇き合い、ラーメン以外でも、
  僕の大好きな「伝説のすた丼屋」迄もが在り、実に蠱惑的な通り…。
  目指す黄色い看板の店は、幸いにも空席が僅かに有り、店内に入り、券売機に向かう。
  ラーメンは何時もの「小ラーメン」にし、以前には無かったと思しきトッピングが有る。
  「味付煮玉子」、「自家製めんま」、「韓国のり」、「ねぎ」、「全トッピングのせ」の中から、
  玉子を敢えて蹴って、麺麻を追加してみる。
  席に着き、食券を渡す際に「麺固目で」と御願いをする。
  茹で過ぎてテロテロの麺が出て来る事で有名なので、此処最近は此れが必須。
  トッピングは「野菜、大蒜、脂で」と御願いする。
  一瞬、脂は「塊で」と言おうとしたが、小心者なので言いそびれる…。
  一〇分程で無愛想に提供されるラーメンとは、五ヶ月半振りの対面。
  野菜の山は頗る低く、「野菜増し増し」で発注すべきだったかと悔やむ…。
  蓮華でスープを啜れば、幾ら、「二郎」の中でも評価が低いと言えども、
  其れなりに「二郎」らしい味がし、腐っても「二郎」だ…。
  円やかな乳化した感じは無く、醤油ダレが立っている感じ。
  更に醤油ダレの甘辛さを付加させるべく、卓上の壺に入れられている醤油ダレを、
  野菜の山にぶっ掛けて、ドレッシング感覚で萌やしとキャベツの丘陵を遣っ付ける。
  此の程度は「山」と言わず、「丘陵」はが精精だ…。
  シャキシャキとした歯触りが感じられ、サッパリ感が強い。
  麺は中太で、断面が長方形をした平麺。
  麺固目で御願いしたのが当たり、ポキポキとした腰が感じられて旨い。
  テロテロのプニュプニュでは、病院食を喰っている心持ちに襲われる…。
  大蒜は少な目で、此れも増し増しで御願いすべきか。
  豚はパサパサした固目の赤身の部位で、些か、外した感は否めない。
  期待のトッピングの麺麻は、気持ちピリ辛の味付けだが、然したる特色は無い。
  「桃屋」に縮れっ毛が生えた程度か…。
  一昨日、「らーめん大 蕨店」で「二郎」系を堪能したにも拘らず、
  カネシ醤油とグルエースの体内備蓄が切れた為か、スープは全て飲み干す。
  大蒜臭が漂っていると言うのに、満員の埼京線に揺られて帰宅する迷惑者…。