…日曜日。
三連休の中日、日中は昼御飯を食べに「ジャンクガレッジ」に出掛けたのみで、
取り立ててする事も無く、至ってのんべんだらりんとして過ごす。
晩に成り、ごく僅かに気温が下がった頃合いを見計って、晩御飯を摂りに出る。
前週は諸般の事情で四日間の臨時休業をしていた為に訪れる事が出来なかった此方へ…。
三連休の中日、日中は昼御飯を食べに「ジャンクガレッジ」に出掛けたのみで、
取り立ててする事も無く、至ってのんべんだらりんとして過ごす。
晩に成り、ごく僅かに気温が下がった頃合いを見計って、晩御飯を摂りに出る。
前週は諸般の事情で四日間の臨時休業をしていた為に訪れる事が出来なかった此方へ…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…土曜日の晩の十九時半と言う時間も手伝って、店内は其れなりの混雑だが、
何とかカウンター席の端っこの席が空いており、取り敢えず、ホッと出来そうな場所を見付ける。
ママさんが黄金色の液体を持って来て呉れ、此の日の口開けと相成る。
冷えたプリン体は、日中の暑さに因る疲労を取り去るには持って来い。
矢張り、プリン体は頗る旨いわぃ…。
…土曜日の晩の十九時半と言う時間も手伝って、店内は其れなりの混雑だが、
何とかカウンター席の端っこの席が空いており、取り敢えず、ホッと出来そうな場所を見付ける。
ママさんが黄金色の液体を持って来て呉れ、此の日の口開けと相成る。
冷えたプリン体は、日中の暑さに因る疲労を取り去るには持って来い。
矢張り、プリン体は頗る旨いわぃ…。
◎「鰺」六〇〇円
…摘みは何しようかと熟考に熟考を重ねた結果、此処最近は鰯を摘みで頂く事が多いので、
偶には趣きを変え、同じく光物である所の鰺を行ってみる事にする。
奥から態々皿を出して呉れ、鰺をマスターが切って呉れる。
醤油を注ぐ窪みには卸生姜と葱が添えられ、其処にドバッと醤油を注いでから頂く。
鰺を摘んで口に放り込むと、トロンとした脂の載りが感じられる舌触り。
口の中では軽く、プリッとした弾力を感じるが、其れ以上に脂が載っているので柔らかい。
じっくりと味わうと、何とも言えない、筆舌し難い程の旨味が口内を支配し、至福の時を迎える。
◎「小鰭」一六〇円
…此処一ヶ月程、ずっと新子が入荷し、其の旨さに舌鼓を打ったものだが、
今回は時期的にも、通常の小鰭の大きさの物に戻った様子。
其れでも、口に入れれば限り無く新子に近い柔らかさが感じられる。
若々しい感じがし、酢〆の酸味も心地好く、何時もの小鰭よりは明らかに違う味わい。
◎「〆さば」二三〇円
…小鰭を頂いた後は、御決まりの〆鯖を。
今回の物は、マスターも自信を持って薦める、三浦半島は松輪の松輪鯖。
冬場の鯖ではないので、脂の載りこそ控え目だが、旨さは飛びっ切り。
しっとりと舌に染みる様な舌触りで、ほんの軽く〆、鯖本来の味を害わない程度が良い。
◎「鰯」一六〇円
…今回は摘みで頂かなかったので、寿司でしっかりと味わう。
頬張ると、鰺同様、トローッとした舌触りが、其の脂の載りを感じさせる。
卸生姜のキリッと引き締まった感じと、青魚の風味が相俟って、旨いったら無い。
新鮮なので、脂の肌理が細かく、執拗い感じは全く無いのが素晴らしい。
◎「生サンマ」二三〇円
…不漁と言われた秋刀魚だが、すっかり価格も安定し、此方でも二三〇円皿で安定。
秋刀魚は生に限ると思っていたが、先日、「居酒屋 やず」で久し振りに焼き魚を頂き、
改めて秋刀魚の旨さを堪能したが、矢張り、寿司でも味わいたい所。
口に入れるとプリップリで躍る様で、脂が載った深いコクが何とも言えない。
◎「まぐろ」二三〇円
…最早、此方では鮪は欠かせない存在と成ってしまった。
今回のはマスターの御墨付きの、青森県は大間産の生鮪。
生の鮪の拘るマスターの意気込みが伝わる一皿で、口の中でしっとりと、舌と同化する様で、
ネットリとした鮪の芳醇な風味がブワッと拡がり、鮪の味は存分に堪能出来る。
◎「やりいか」三二〇円
…久方振りに槍烏賊の入荷が有った様なので、忘れない内に頂いておく。
鮪もそうだが、烏賊も此方で改めて旨さを教わった食材と言っても良かろう。
サックリとした歯触りが何とも心地好く、其の後、噛み締めるとネットリとした、
其れは其れは深い甘味が拡がり、身悶えしそうな旨味が堪らない。
◎「子持ち蝦蛄」三二〇円
…此れ又、久し振りに子持ちの蝦蛄を頂いてみる。
本当は毎回頂きたいのだが、如何せん、他に頂きたい物が多過ぎるので困ってしまうわぃ…。
煮ツメを塗られた蝦蛄は、甲殻類のキュッと引き締まった、ブリブリとした食感と、
卵のプチプチした食感が次々と弾け、プリン体フェチはもう降参…。
◎「みる貝」五一〇円
…折角なので、滅多に頂けない高級貝・海松貝も頂いてみる。
まあ、此方にも毎回必ず有ると言う訳でも無いので、稀少と言えば稀少だ。
コリッと、クニュッとした独特の食感を感じた後は、此れ又、海松貝特有の味わいが拡がる。
磯の香りと、奥深い甘味がふんわりと拡がり、此れは確かに高級感が漂う。
◎「すじ子」三二〇円
…そろそろ〆へと向かい、矢張り、セットアッパーは橙色のプリン体で。
差し詰め、東京讀賣巨人軍で言う所の越智と言った所か…。
鮭ではなく姫鱒の筋子だが、此れが鮭に負けず劣らず、旨さは格別。
プチッと弾ける皮の力強さが有り、中からは濃密なプリン体が溢れ出して来る。
◎「煮穴子」三二〇円
…此の日の〆、否、此方での毎回の〆は、此方の一番人気の煮穴子。
此の度、埼玉新聞社刊の「埼玉 ホントにうまい店3」と言う小冊子に掲載されたのが此の煮穴子。
所詮、埼玉県内のコンヴィニエンスストア等で販売される小冊子だが、此方が混雑するのは困る…。
ふっくら、ふんわりとした江戸前の技が光る出来栄えは、正に職人技。
此れは何処に出しても恥ずかしくない逸品だ。
此の日は麦酒四杯を頂戴し、至福の時を存分に堪能する…。
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※2010年9月21日時点の情報です。
ID:0000301944
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