続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「庭の中のレストラン ORTON」【西羽生】

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◆「庭の中のレストラン ORTON」【西羽生
 
 ◎「ランチバイキング(牛ステーキ+ごはん)」一〇八〇円
 
 …土曜日が休みと言うのは、実に心が豊かに成った気分と言うか、
  人間らしい生活を送っていると言う実感が得られるな。
  欲を言えば、此れで日曜日も休みならば文句は無いのだが。
  土日に普通に休めるブルジョワジー様が心の底から憎い…。
  暦通りに休めない人は人間に非ず、そんな風な扱いだもの、世の中は。
  暦通りに休める人こそ全うな人間、正しい人間、貴族階級だから。
  僕の様な、偶さか土曜日に休みが取れた人間とは質が違うから。
  カースト最下層の賤民が、背伸びをして土曜日に休むなんざ、一万年早いか。
  縄文時代の草履虫以下の分際で…。
  昨晩はしこたま酒を呑み、寝床に入れば一分と掛からずに失神。
  夜中、悪夢に魘されたり、体内が渇き切って目が覚める。
  結局、寝床から這い出したのは八時半。
  偶の休日、ちったぁ遠出でもしてみようと、足利方面を考えるも、
  風呂に入ったり、何だかんだしている内に十一時を廻ってしまう。
  足利に行くなら、九時過ぎには出たいと考えていただけに、予定が狂う。
  変に完璧主義者な所が有るので、少しでも予定が狂うと遣る気が失せる。
  然し、腹も減ったので、取り敢えず、足利方面に向かってみよう。
  渋滞に嵌り、帰りが遅くなるのを苦慮し、予定変更。
  明日は五時起きで仕事に行かないといけないのでね…。
  国道一二二号線を右に折れ、羽生に在る「さいたま水族館」に決定。
  其の前に、腹が減ったので食事を摂りたいが、其れらしい店が丸で無い。
  現地に到着してしまうが、其の間も魅惑的な店が無く、暫く走り続ける。
  走れど走れど飲食店が無く、羽生市内をぐるっと廻り、国道一二二号線へ。
  元に戻ってしまい、改めて、羽生市街地に通じる道に入る。
  すると行き成り、伊太利亜料理屋の様な店構えの店が出て来る。
  他に店が有る保証も無いので、飛び込みで入ってみよう。
  看板は伊太利亜料理屋だが、和洋折衷の様な感じの料理店。
  店の入口は和風な感じで、「庭のレストラン」と謳うだけ有り、
  建物は樹木に囲まれ、蚊取り線香の香りが、懐かしさを呼び起こす。
  店内に案内され、窓側の陽射しの射し込む庭に面した席に着席。
  眩しく、夏を思わせる陽射しに、思わず汗ばんでみる。
  さて、メニューを拝見しようかね。
  何でも、一〇種類の中から主役メニューを一品選択し、前菜は食べ放題とな。
  其れで一〇八〇円ならば、中々、宜しいじゃないの。
  ゲッティー三種類、ザーピー、ドリア、カレー、海鮮定食、饂飩/蕎麦、
  ビフテキ、豚カツと揃っており、最早、伊太利亜料理専門店ではない様だ。
  大いに悩むが、運転中、ビフテキが食べたいなと思っていただけに、
  ビフテキが有ると言うのは御誂え向きだと、此れを発注。
  料理が出来る迄、件の食べ放題の前菜を頂いて凌ぐ。
  写真こそ摂らなかったが、「肉団子と秋野菜の甘酢あん」、
  「栗ときのこのキッシュ」、「ベーコンと秋茄子のうまうま煮」、
  「里芋とウィンナーのマヨペッパーホットサラダ」、
  「イカと葉野菜のクリーム煮」、「秋鮭とじゃが芋のペペロン風重ね蒸し」、
  何れも先ず先ずの及第点と言った感じか。
  そうこうしていると、腹っ減らし中年の前にビフテキ登場。
  う~ん、そう成るわね。
  食べ放題の前菜込みで一〇八〇円だと、主役の量も少な目だわね。
  大きさ、厚味も控え目、上品な感じだが、身体が肉を欲している。
  不器用にビフテキを一口大に切り分け、いざ頂こう。
  表面はカリッと香ばしいが、焼き加減はミデアムだと言う。
  好みに応じて焼き加減を変えて呉れる様だが、其れを今知る…。
  嗚呼、やっちまった、御馴染みの後のフェスティヴァル。
  レアが良かったな…。
  厚味は五ミリメートル程で、肉肉しさは余り無いが、まあ良い。
  亜米利加産のロース肉との事で、噛み応えは其れなりに有る。
  赤身が殆どで、確りと肉の旨味を噛み締めると言った感じ。
  テレレは「ORTON特製ソース」との事で、甘目な醤油ダレ。
  玉葱や大蒜も入っており、気持ち、甘さを抑えて、卸玉葱が入ると尚良い。
  御飯の量も少な目で、御替わりが出来るか如何かも分からないので自重…。
  大人しく、割り当てられた量で、ビフテキを配分して頂く。
  調べてみると、此方の経営は「KENZO」と言うスーパーマーケットとな。
  本業ではないので、味で勝負と言うよりは、前菜の食べ放題が売りなのか…。
 
~御負け~
さいたま水族館」でドクターフィッシュに水虫で傷んだ足の角質を食べて貰う。
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