続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「スパゲッティのパンチョ」【池袋】

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◆「スパゲッティのパンチョ」【池袋】

 ◎「ミートソース目玉焼き(大盛)」七〇〇円

 …金曜日。
  漸く、週の最終日に漕ぎ着けたと言う感じだ。
  腰痛と暑さが相俟って、過酷な日々が続いており、一週間が果てし無く永く感じられる。
  何とか最後の力を振り絞り、働きに出ようと電車に乗るも、又しても遅延。
  一体全体、今週は如何成っているのだ。
  此の日は北赤羽駅での人身事故と言うが、何も、花金に事故を起こさなくても…。
  人身事故の報せを受け、少し早目に家を出たので、池袋へは九時一〇分に到着。
  此れならば、まあ、御の字か。
  残務を熟し、十一時半に同僚の方と出掛け、暑い中、仕事を熟す。
  其れにしても、汗が止まらない。
  室内でも、冷房の効きが著しく悪いので、半袖でも駄目。
  いっその事、スーパークールビズが許されるのなら、半裸で仕事したい。
  勿論、半裸でも、マナーとしてネクタイは着用するがね…。
  そんな馬鹿は良いとして、十三時に成り、昼御飯を摂りに出る。
  今回は、件のナポリタン専門店に、同僚の方が未訪と言う事で御案内。
  秘密のアジトの様な雑居ビルヂングの階段を地下へと下れば、待ちも無く、すんなり入店。
  先ずは、券売機で食券を購入せねば成らないのだが、今回は如何しようかね。
  良し、何時もはナポリタンだが、此方はミートソースも良いらしいので、そうしよう。
  目玉焼きが乗ったミートソースで。
  食券を手渡す際、麺の量を訊かれ、痩せなければいけないのだが、如何せん、堪え性が無いので、
  大盛りで御願いしてしまう駄目中年…。
  只管に冷水を呷り、午後からの仕事の段取りを話し合いつつ出来上がりを待つ。
  さてさて、目玉焼きの黄身がプルンプルンで、今にも黄身が決壊しそうな状態で配膳される。
  ミートソースも、此れは魅惑的ではないか。
  卓上の粉チーズをたんまりと掛け、鼻の下がチーズ臭く成る様にして頂く。
  ゲッティーナポリタンと同じ物と思しく太麺で、予め、茹で上げられている物だろう。
  ナポリタンと違って、ケチャップの色が付いていないのが妙に新鮮だ。
  テレレを絡めて頂くと、赤茄子の仄かな酸味が心地好く、挽き肉も確りと入っている。
  テレレには、伊太利亜料理特有の香草だか、葉っぱがの薫りが良い。
  此れは、食べても幻覚を見なかったので、恐らく「合法ハーブ」だろう…。
  モリモリとゲッティーを啜り、空腹を満たし続ける。
  目玉焼きはトゥルットゥルで、勿論、黄身は崩さず、一口で頬張る。
  黄身の濃厚で円やかな味わいは、人を幸せにして呉れる。
  次回はナポリタンに戻ろうか、ミートソースを再び頂こうか悩ましいな…。