◆「麺処 慶」【上尾】
◎「濃厚煮干しそば」七〇〇円
…土曜日。
腰の塩梅が相変わらずなので、簡素で御勘弁を…。
つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう師走だ。
仕事も毎年恒例、卒倒しそうな忙しなさに突入し、身体が持つか如何かとの戦い。
こう言う状況では、偶さかの休日が限り無く有り難くも有る。
此の腰痛なので、朝一で整体に通い、みっちりと全身を揉み解して貰う。
如何やら、腰以外にも、背中、肩、首の凝りが甚だしく、特に左の首は、
凝りが慢性化し過ぎて、訳の分からない事に成ってしまっている様だ…。
少し軽くなった身体で帰宅し、引っ越しが無事に終わった礼も含め、氷川神社に参拝に出掛け、
序に腰痛の完治も祈願し、昼御飯を摂りに移動する。
寒さが身に堪える様に成って来た折、温かいラーメンでも頂こうと試みる。
以前から気には成っていたが、中々、訪店する機会を失っていた此方を目指す。
評判を耳にしていたが、御邪魔した事は無く、一路、上尾へ。
店に着くと、噂通り、六人の行列が出来ている。
列の最後尾に並ぶと、先に食券を購入してから並ぶ様にと店員に促される。
此方は「純連 東京店」出身の店主が営むと言うだけあり、「みそらーめん」が有名と言う。
いざ、券売機に対峙し、「みそらーめん」の釦を探していると、「濃厚煮干しそば」の文字を発見。
此処最近、煮干しラーメンに嵌っている僕としては、急激に気に成ってしまう。
暫し、動きが止まって逡巡した結果、其の釦を押し、食券を購入する。
折角、「みそらーめん」を目当てに来たが、何と言う変わり身の早さ…。
他にも「海老トマトラーメン」、「まぜそば」、「つけめん」等、魅惑的なメニューが多いので悩む。
食券を手渡し、再度、行列に並び、好天の下、一〇分程待ち、カウンター席に通される。
其処から更に十五分程で、待望の「濃厚煮干しそば」が配膳される。
「濃厚民族」には堪らない、吃驚する程の粘度の高さ。
蓮華で掬うと、ポタージュを通り越し、汚泥、ヘドロ、ヘドロ&カプリシャスなドロドロ具合。
いざ、此れを啜ると、粘性が高いだけあって熱熱で、猫舌の僕は困ってしまう。
一口啜れば、行き成りガツンと煮干しの風味が押し寄せ、正に、濃厚。
煮干し出汁を謳う店でも、此れ程迄に煮干しがヴィンヴィン伝わって来るのもそうそう無い。
塩気は強めで、仄かな酸味も感じられ、丸で、つけ麺のつけ汁の様だ。
麺は中太で、緩やかな縮れが効いており、如何せん、此のドロッドロのプースーなので、
確りと麺にべっとりと纏わり付き、持ち上げは言わずもがな良い。
「丸富製麺」の物と言う事らしい。
具は厚めのバラ肉の叉焼、極太麺麻、葱。
叉焼は噛み応え、齧り応えの有る物で、味付けは薄目だが、中々に秀逸だ。
麺麻も、此の強烈なプースーには、此れ位に太い物でないと存在感が薄れてしまう。
金曜日の成人病検診で、過去最高の血圧、一七四を記録してしまった為、プースーは自制。
う~ん、多分、厄年に死ぬね…。
腰の塩梅が相変わらずなので、簡素で御勘弁を…。
つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう師走だ。
仕事も毎年恒例、卒倒しそうな忙しなさに突入し、身体が持つか如何かとの戦い。
こう言う状況では、偶さかの休日が限り無く有り難くも有る。
此の腰痛なので、朝一で整体に通い、みっちりと全身を揉み解して貰う。
如何やら、腰以外にも、背中、肩、首の凝りが甚だしく、特に左の首は、
凝りが慢性化し過ぎて、訳の分からない事に成ってしまっている様だ…。
少し軽くなった身体で帰宅し、引っ越しが無事に終わった礼も含め、氷川神社に参拝に出掛け、
序に腰痛の完治も祈願し、昼御飯を摂りに移動する。
寒さが身に堪える様に成って来た折、温かいラーメンでも頂こうと試みる。
以前から気には成っていたが、中々、訪店する機会を失っていた此方を目指す。
評判を耳にしていたが、御邪魔した事は無く、一路、上尾へ。
店に着くと、噂通り、六人の行列が出来ている。
列の最後尾に並ぶと、先に食券を購入してから並ぶ様にと店員に促される。
此方は「純連 東京店」出身の店主が営むと言うだけあり、「みそらーめん」が有名と言う。
いざ、券売機に対峙し、「みそらーめん」の釦を探していると、「濃厚煮干しそば」の文字を発見。
此処最近、煮干しラーメンに嵌っている僕としては、急激に気に成ってしまう。
暫し、動きが止まって逡巡した結果、其の釦を押し、食券を購入する。
折角、「みそらーめん」を目当てに来たが、何と言う変わり身の早さ…。
他にも「海老トマトラーメン」、「まぜそば」、「つけめん」等、魅惑的なメニューが多いので悩む。
食券を手渡し、再度、行列に並び、好天の下、一〇分程待ち、カウンター席に通される。
其処から更に十五分程で、待望の「濃厚煮干しそば」が配膳される。
「濃厚民族」には堪らない、吃驚する程の粘度の高さ。
蓮華で掬うと、ポタージュを通り越し、汚泥、ヘドロ、ヘドロ&カプリシャスなドロドロ具合。
いざ、此れを啜ると、粘性が高いだけあって熱熱で、猫舌の僕は困ってしまう。
一口啜れば、行き成りガツンと煮干しの風味が押し寄せ、正に、濃厚。
煮干し出汁を謳う店でも、此れ程迄に煮干しがヴィンヴィン伝わって来るのもそうそう無い。
塩気は強めで、仄かな酸味も感じられ、丸で、つけ麺のつけ汁の様だ。
麺は中太で、緩やかな縮れが効いており、如何せん、此のドロッドロのプースーなので、
確りと麺にべっとりと纏わり付き、持ち上げは言わずもがな良い。
「丸富製麺」の物と言う事らしい。
具は厚めのバラ肉の叉焼、極太麺麻、葱。
叉焼は噛み応え、齧り応えの有る物で、味付けは薄目だが、中々に秀逸だ。
麺麻も、此の強烈なプースーには、此れ位に太い物でないと存在感が薄れてしまう。
金曜日の成人病検診で、過去最高の血圧、一七四を記録してしまった為、プースーは自制。
う~ん、多分、厄年に死ぬね…。