続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺場 風天」【大井町】

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◆「麺場 風天」【大井町

 ◎「味噌風天らーめん」七八〇円

 …昨日、一月七日に目出度くもないが三十七回目の誕生日を迎え、加齢する。
  相変わらず、腰の痛みは和らぐ気遣いは丸で無く、苦悶の毎日だ。
  仙骨と言う部位が猛烈に痛く、押せば電流が走る様な痛みに襲われる。
  其れでも、温湿布を貼り、補装具を巻き、懐炉を貼り、厳重装備で仕事に出掛ける。
  座っているより、真っ直ぐにヂッと立っていたり、腰を気遣いつつ動いている方が楽。
  そんな状態で、今年初めての大井町へ。
  年末程ではないが、忙しいのは変わらず、仕事は山積している。
  同僚の若手と分担して仕事を片付ける。
  十三時に成り、一服すべく、昼御飯を摂りに出る。
  さて、今年の一発目は気合いを入れようと、「二郎」系の食べ始めへと向かう。
  行く先は「ザ・ラーメン スモールアックス」。
  然し、何てこったい、正月休みだ。
  十二月二十九日から一月九日迄、十二日間の長期休みとは、さぞや儲かっているのだろう…。
  当てを無くした昼食難民は街を彷徨う。
  不意に、何度と無く御邪魔した事の有る此方の前を通り掛かる。
  此方には「ラーメン 二郎」を模した「風天らーめん」と言うのが有り、
  勿論、何度か頂いた事が有るが、何と、新メニュー「味噌風天らーめん」と言うのが有るではないか。
  此れはと思い、若手を引き連れ、いざ入店。
  券売機で食券を購入し、カウンター席の間に挟まり、食券を手渡す。
  中華人民共和国人風の店員から、「ニンニクイレマスカ?」と訊かれ、「はい」と答える。
  冷水を呷り、店内に流れる日本放送協会と思しきレディオをぼんやり聴き、出来上がりを待つ。
  十五分程経ち、件の店員が丼を運んで来る。
  見た目は「二郎」だが、紫色の貝割れ大根が異彩を放っている。
  早速、蓮華で先ずはプースーから啜ると、ややとろみが有り、味はと言うと赤味噌っぽい感じ。
  と同時に、此方の売りである煮干しを中心とした魚介系の味わい。
  味噌のコクと、魚介の風味が巧く融合している。
  粒粒の背脂と、味噌との相性の良い挽肉の両者の甘味が醸し出されている。
  野菜は、醤油ダレがないので味がせずに食べ難いが、茹で加減は悪くない。
  キャベツが多目だろうか。
  麺はと言うと、此方は「カネジン食品」御用達。
  プースーにどっぷり沈んだ麺は結構な量で、伸びているのかと思う程。
  「ラーメン 二郎」とは乖離した細さで、中細と言った塩梅か。
  プースーと確りと絡み、ややボソボソした感じが有るのが好印象。
  豪快さは影を潜めるが、プリッとした食感は及第点だ。
  叉焼は脂身が多目の厚切りベーコンの様だが、プースーに浸して脂身を蕩けさせれば問題無い。
  減量中の身としては些かの躊躇いは有るが、食後に「ヘルシア」を飲めは大丈夫と自己暗示…。
  大蒜も適度に効いており、身体に生気を注入して呉れるかの様で良い。
  勿論、食後は「ヘルシア」を一気飲み…。