続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン専門店 激アツ!!めん蔵」【東武練馬】

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 ◎「味噌らーめん」八五〇円

 …昨日。
  新しい部署に異動して、一週間で最も忙しい月曜日も何とか乗り切る。
  が、其の月曜日は二十二時半に仕事を終え、家に着いたのは午前零時を廻っていた。
  仕事で遅くなるのは仕方無いが、何が腹立つって、帰りの電車に乗り込んだ途端、
  こちとら疲労困憊なのに、車内に酒の臭いが充満している事だ。
  汗水垂らして夜遅く迄、齷齪と労働していると言うのに…。
  火曜日の午前零時に帰宅し、其の一〇時間後に仕事に出掛ける。
  平日は十三時からの仕事の為、早目に着いて、昼御飯を摂ると言う流れだ。
  食事をする選択肢も少ないので、ねた切れも時間の問題だ。
  数少ない選択肢の中から、此の日は此方のラーメン店にしてみよう。
  地図を頼りに出掛ければ、何とも分かり辛い。
  歩道から少し奥まった場所に入口が在り、然も、業務用冷蔵庫が置かれているので狭い。
  恐る恐る硝子戸を開けて中に入ると、女子高生が携帯電話を弄りつつカウンター席に突っ伏している。
  何なんだ、客か、店主の娘か、愛人か…。
  奇妙な光景に戸惑いつつも、カウンター席中程に腰掛け、メニューを眺める。
  其れにしても、店内は熱気が籠って蒸し暑く、此の暑がりの汗っかきが食事をするには過酷だ。
  屋号の「激アツ!!」は店内の温度の事か!?
  事前の情報では、「味噌らーめん」が中々の評判の様なので、其れを発注する。
  止め処無く噴き出して来る汗を拭いつつ、冷水を立て続けに呷り続ける。
  嗚呼、早く冬に成らないかナ…。
  十三時迄、少し時間が押し気味だったが、十二時半過ぎに出来上がり、プラスティックの盆を受け取る。
  時間も無いので、とっとと喰らわねば。
  先ずはプースーから行ってみよう。
  少しとろみが有り、味わいはと言うと、初めは味噌の酸味が感じられ、後から甘味が遣って来る。
  色からし白味噌が基本と成っているのだろうな。
  「濃厚豚骨クリーミースープ」と謳っており、とろみと甘味で円やかさは感じられるが、
  もっとパンチの効いた、ガツンと来る感じの方が好みかしら。
  壁の貼り紙には、九五〇円の「濃厚味噌らーめん」と言うのが有るが、其れも気に成る。
  次は野菜に取り掛かろう。
  「ラーメン 二郎」迄は行かないが、萌やし、キャベツ、玉葱の炒め野菜が結構入っている。
  しんなりとして、個人的には好きな火の通り具合。
  麺はと言うと、北海道の味噌ラーメンの様な、黄色い細麺の縮れと言う訳では無く、
  中太の真っ直ぐな麺で、モッチリとした食感が中々に悪くない。
  プースーにとろみが有るので、ややツルツル気味の麺にも絡んで来る。
  野菜以外の具は、叉焼、麺麻、半熟味付け玉子半個。
  此の叉焼は侮っていたが、ホロホロ感が良く、味付けも及第点で先ず先ず。
  トッピングで叉焼増しにしようと迄は思わないが、臭味も無いので良い。
  麺麻は特筆すべき点は無いが、玉子は半熟加減、黄身のねっとり感は秀逸。
  汗だくに成り乍ら食べ終え、代金を支払い、急いで仕事に向かう駄目中年…。