続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 大漁まこと」【渋谷】

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◆「麺屋 大漁まこと」【渋谷】

 ◎「濃厚雲丹まみれつけ麺(中盛)」一〇〇〇円

 …金曜日。
  又しても、鮮度の悪い記事で御勘弁を。
  あと、十五時から新しい整体院に掛かるので、其処で腰痛が改善されれば良いのだが…。
  と言う訳で、話は遡って金曜日。
  先々週から続いている、津田沼、水戸、上大岡、新橋と続いた引き継ぎだが、
  此の日の渋谷を以って終了と成り、もう、此れ等の街には行く機会が無くなると思うと寂しい。
  其れにしても、渋谷と言う街は凄いな。
  街は煌めくパッションフルーツで、街行く婦女子は、君達キウイ、パパイヤ、マンゴーだよ、全く。
  とは言え、目の保養をしに来たのではなく、引き継ぎをしに来たのだ。
  遽しく仕事を熟し、午後から新宿に移動せねば成らず、一足先に移動を開始する。
  時刻は十三時に迫ろうとしており、折角なので、渋谷で昼御飯を済ませてからにする。
  渋谷と言えば、「ラーメン 凛」で「ポン酢」を頂くのが専らだが、
  前日に高崎で大蒜を大量摂取してしまい、此の日は自制してみる。
  まあ、風邪っ引きの岡っ引きで怠く、渋谷駅と逆方向の「ラーメン 凛」迄歩く元気が無いだけだ…。
  其処で再訪をしておきたい店と言えば、此方かしら。
  贅沢にも雲丹を使用したつけ麺が有名で、他にも蛤、烏賊を使用したメニューも有る。
  昨年四月十一日以来、九ヶ月半振りの再訪だが、空席も有り、安心して食券を購入し、入店。
  店内中央の厨房を丸く囲む様にカウンター席が配置されており、正直、狭い。
  一番奥の席に着席し、食券を手渡し、目の前で焼かれている蛤をぼんやり眺める。
  そして、一〇分強でニーウーのつけ麺が差し出される。
  つけ汁は淡い橙色をしており、麺には香味油が掛けられている。
  麺の脇に添えられた「煮玉子」と海苔をつけ汁に移し、食事に取り掛かる。
  麺を手繰り、贅沢な雲丹のつけ汁にサッと潜らせ、一気に啜る。
  唇にべっとりとつけ汁が纏わり付き、一気に唇の乾燥状態が改善される。
  素敵なリップクリームではないか。
  雲丹の風味がふんわりと香り、勿論、生臭さは全く無く、実に円やかで滑らか。
  五〇〇円の生雲丹のトッピングをしてみたい程。
  否、其れならば、麦酒の摘みとして雲丹を頂いた方が良いか…。
  つけ汁は雲丹だけでなく、大蒜の香りも感じられ、丸でゲッティーの様で、韮も入っている。
  さて、麺はと言うと、前回と変わっただろうか。
  「浅草開化楼」の特注麺は平打ちの太麺だ。
  麺同士が絡まない様に塗された香味油の御蔭で、手繰り易く啜り易い。
  もっちり感は勿論で、変な話、ゲッティーでも此のつけ麺は成立するだろうな。
  富士の「つけナポリタン」の様な感覚で…。
  尿酸値も下がったので、痛風の心配も今は和らいだので、つけ汁は勿論飲み干す。
  渋谷は名残惜しいが、一応は最後に満喫出来たかしら…。