続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】

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◆「ラーメン二郎 大宮店」【大宮】
 
 ◎「豚増しラーメン」七五〇円
 
 …昨日。
  休日と成ると、矢張り、ホッと落ち着くと言うか、解放感が有る。
  然し、心の何処かで、仕事絡みで電話や電子書簡が来るんじゃないかと、
  怯えたり、構えている所が有り、真の解放感とは違うな。
  労働している以上、仕方無い事なのかも知れないが…。
  とは言え、休日は確りと心身を解き放ち、ストレスを発散しないといけない。
  昨朝は疲労も抜け切らないが、何とか起き出す。
  午前中は買い物に時間を費やし、昼前に一旦帰宅。
  晩に父親の誕生日祝いで実家に帰るに当たり、祝いの品を購入しに出掛ける。
  と言うのは二の次で、一番の目的は腹拵え。
  大宮の街に出ると言う事は、自然と此方と決まっている。
  大蒜を充填しないと、体力が持たないので…。
  南銀座を通り抜け、新しい桃色応接室が出来ているのを確認し、
  更に奥へと進み、黄色い看板を一目散に目指す。
  良し、店頭に待ちは無く、一先ず安心。
  あっ、御案内迄に申し上げておくが、此の駄ブログは「二郎」に特化した、
  「ジログ」ではないので、読み辛いだの分かり辛いだの苦情は困るので…。
  閑話休題
  十二時〇五分に店に着き、店内に入れば、先客は三名のみと空席だらけ。
  何たる幸運、こんな事も有るのだな。
  直ぐ様、券売機で何時もの食券を購入し、冷水を汲んで着席する。
  厨房内には店主と助手の二名体制で、狩人と同じ編成。
  兄弟じゃないけどね…。
  矢張り、店主が居ると緊張感が漂い、空気が張り詰めている感じがする。
  おっ、店内は「大沢悠里のゆうゆうワイド」が流れていない。
  西洋音楽が流れており、何だかしっくり来ない…。
  助手氏が店主の指示で脂を二階に上げている間、店主から声が掛かる。
  一瞬怯んだが、「全増しで」と告げ、完成を待つ。
  受け皿からは湧水が溢れ出るかの様に、プースーが零れ出している。
  あっ、「プースー」と書いているが、僕、三十八です。
  「プースーとか、幾つだよ!」と文句を言われる前に記しておこう。
  根に持つ性格なので、悪しからず…。
  慎重に丼を受け取れば、相変わらず、此の時の愉しみ、悦びは堪らない。
  蓮華を手に取り、少しでもプースーを減らさないといけない。
  一口啜れば、おっ、今回のは豚のエキスが効いている印象で、豚感が有る。
  乳化とも違い、脂が背脂ではなく、液状だったのも影響していようか。
  然し、醤油ダレの立った、すっきり、あっさり目の非乳化路線は相変わらず。
  ガツンと来るパンチの威力は弱目だが、直系を頂けるだけで十分だ。
  別段、「ラーメン二郎」マニアではないので、五月蠅い事は言わない。
  呪文も唱えないし、天地返しとかぐちゃ混ぜみたいな事もしないしね…。
  立て続けにプースーを何口も啜り、胃袋を落ち着かせる。
  次に、気高く聳える野菜の山に取り掛かろう。
  シャキシャキでもなく、クタクタでもなく、毎度の程好い茹で加減。
  今回は卓上の醤油ダレを追加でぶっ掛けず、其の儘、頂いてみる。
  集中的に野菜を遣っ付け、平らに成った所で、麺に移行する。
  自家製の平麺は、今回もややテロンとした感じだが、最近、妙に心地好い。
  表面はややザラッとした舌触りで、此れが小麦の感じが出ている表れか。
  プースーを存分に吸い、染み込んでいるかの様に色が染まっている。
  刻み大蒜も確りと纏わり付いて来て、栄養補充が出来る。
  さて、豚だ。
  見た感じ、最近ずっと、此の手の豚に当たっている。
  色白で、楕円の切り口の薄切りの物。
  いざ噛り付けば、むっちりとした赤身の弾力が感じられ、味付けは薄目か。
  脂身が少ないので、トロっと蕩ける様な感じは味わえないが、
  此れは此れで美味しく、満点ではないが、及第点と言った所か。
  色黒の赤身の部位も入っており、硬いのかと思いきや、軟らかさが有る。
  豚の当たり外れは運次第なのだろうな…。
  何だかんだ、プースーを啜り過ぎ、略、完食に近い形で食べ終える。
  豚の養分をふんだんに摂り込んだ感じで、此れで一週間頑張ろう。